靖国神社の最も重要な祭事は、春と秋に執り行われる「例大祭」と言われています。
その「春季例大祭」が4月21日から23日まで執り行われます。
日程は概ね次のようです。
4月21日 清 祓 祭儀に用いる諸具に至る一切が祓い清められます。
22日 当日祭 御饌神酒や海の幸、山の幸などの神饌50台をお供えし、平和な
世をお祈りします。
天皇陛下の御遣いである勅使が参向になり、陛下よりの御幣物
(お供え物)が献じられ、御祭文が奏上されます。
23日 第二日祭
直 会
期間中境内では,各種奉納芸能、特別献華展などの奉祝行事が行われるそうです。
ところで、中国、韓国がすぐに反発する「靖国神社」、韓国人監督が製作した映画「靖国」の上映問題でも揺れていますが、そもそも靖国神社は、どのような目的で
創立されたのでしょうか?
靖国神社は明治2年(1869)6月29日に、明治天皇の思し召しによって建てられた「東京招魂社」が始まりで、明治12年(1879)6月4日、靖国神社と改称され、現在に至っているようです。
国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創立された神社で、現在246万6千余柱の方々の御霊が、身分や
勲功、男女の区別なく、斉しく祀られているそうです。
日本には、死者の御霊を神として祀り、崇敬の対象とする文化・伝統があります。
国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊に手を合わせ、平和で、戦争のない世界の実現を願っていることを、中国、韓国には是非とも理解して欲しいものです。