シリーズでご紹介している高松市の栗林公園は、ミシュランの観光版(ギード・ベール)日本版で、最高評価の見ツ星に選ばれているそうです。
4回目の今日は、その最高評価を得ている公園の南湖周辺の景観をご紹介します。
「楓岸」
説明によれば、この辺りの築山を楓岸と言うそうです。位置は南湖の南側の湖岸にある築山です。
一面に広がる苔やその名のごとく楓の姿など、変化に富んだ光景を観賞できます。
とりわけ優美に枝を張っている楓は四季折々にその姿を変え、楽しませてくれるそうです。
散策道路が整備されており、気候の良い時期に訪れるととても素晴らしいと思います。
・秋になると楓の紅葉が綺麗だそうです。
南湖の湖岸には大きな鯉がたくさん泳いでいました。餌を投げ入れると大きな口をあけて競って食べていました。
鯉に混じってナマズも泳いでいました。子供の頃はよく見かけましたが、最近は余り見ることがなく、珍しいので撮影してきました。
南湖に浮かぶ3つの島です。
「偃月橋(えんげつきょう)」
この橋は栗林公園内にある14の橋の内でも最も大きい橋です。
名前の由来の偃月(えんげつ)とは弓張月、つまり三日月の形をしていることから名付けられた橋で、美しい反りが南湖の景観を引き立てています。後方の山は紫雲山です。
現在の橋は平成13年3月に新しく架けかえられた橋だそうです。
「舟蔵跡」
藩政時代、歴代藩主が舟遊びをされた時の舟を係留していた場所で東隈(とうわい)と呼ばれています。
この船着き場は南湖、北湖、西湖など園内の各沼や池に繋がっており、優雅に舟遊びが出来るようになっていたようです。