らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

和歌山県植物公園 緑化センター(その1)

2011-08-27 | 

先日、向かいにお住まいのAさんから、和歌山県植物公園 緑化センターに珍しい花が咲いているとの話を聞きました。
早速、この珍しい花を見るために緑化センターに行ってきたので、今日から数回に分けてこの花を始めとする同センターの花をご紹介します。

その珍しい花とは、咲くまでに60年かかると言われている「トックリラン」のことです。
トックリランはリュウゼツラン科トックリラン属の常緑高木で、メキシコ東南部の乾燥地帯が原産地で、原地では樹高は10m、葉の長さ2m位になるそうです。
生育が遅く、言われている60年は兎も角、相当な年数を要するようであり、実際、この和歌山県植物公園 緑化センター(岩出市東坂本)でも1979年(昭和54年)の開園以来32年で初めて咲いたものだそうです。

・温室の天井まで伸びているトック7リランです。


名前の由来は、茎の根元がふくらんで徳利(とっくり)のように見えることからトックリランと呼ばれているようです。
英語では”ポニーテール”と呼ばれており、これは茎の頂点からたくさんの細長い葉が垂れ下がるようにつくことからつけられたようです。



鉢植えのトックリランは一般的に2mくらいまでになりますが、緑化センターでは鉢植えにも拘わらず3m以上の大きな樹になっていました。
天井まで達している花をズームで撮影しましたが、どのような花なのかよく分かりません。
訪れた時は、花は終わりかけとの事でした。