一昨日、メジロが我が家の窓ガラスに衝突して脳震盪を起こすと言うハプニングがありました。
今日は非常に珍しいこの出来事をご紹介します。
昼頃、いつものようにチロリアンランプの蜜を啄んでいる二羽のメジロをウォッチングしました。
その後、テレビに目を移してニュースを見ていると突然、コーンと言う音がしました。
何の音かと思って窓を開けて見ると、メジロが脳震盪を起こして、あおむけになって震えているではありませんか。
このままにしておくと寒さと野良猫による命の危険があると判断し、介抱することにしました。
早速、家内が拾い上げてみましたが、状態は余りよくなく、開いていた目は次第に閉じ、ぐったりとなったので、“これはダメかな”と思いながらも、両手のぬくもりで包んでやり、暫くして手のひらで水道水を呑ませると1~2滴飲んでくれました。
水を飲んだ後、10分ほどすると右目が開いてきましたが、まだ意識がはっきりとしないようであり、手のひらでじっとしていました。(下の画像です)
それから5分ほど後に手から飛び降りたので、窓を開けてやると2mほど先にあるフェンスまで何とか飛んで行きました。
・かろうじてフェンスにつかまっている状態です。
しかし、フェンスにつかまるのが精いっぱいといった感じであり、すぐに頭を後方にだらりと下げた状態で10分ほどじっとしていました。
その後、大分回復してきたのか? 、フェンスにぶら下がっていた状態から止まる姿勢になり、20分ほどこの状態で静止していました。
傍を人が通っても、車が走っても、身動きもせず、ひたすら回復を待っている様子でした。
上記から間もなく正気に戻ったようです。
目もぱっちりと開き、20~30㎝移動して体調を整えている様子でしたが、10分ほど後に飛び去りました。
この間、約1時間くらいでしたが、滅多に遭遇しない珍事を体験して感激したところです。
私たち老夫婦に毎日窓越しのバードウォッチングを楽しませてくれているメジロなので、飛べるまでに回復してくれて本当によかったと思っています。
翌日にはこのメジロかどうかは分かりませんが、二羽のメジロが飛来していつものようにチロリアンランプの蜜を啄んでいました。