今日から3月です。北海道の人は26日が待ち遠しいでしょうね。
そうです。北海道新幹線が今月26日に開業するからです。
今回開業するのは新青森駅と道南の新函館北斗駅間の148.4㎞で、東京から新函館北斗駅間を4時間2分で結びます。
これで北海道から九州までの日本列島が新幹線で繋がりました。
ビジネスや観光など、日本経済にプラスになればいいですね。
ところで鉄道と言えば、30年以上前のヒット曲に石川さゆりの「津軽海峡冬景色」や森昌子が歌った「哀しみ本線日本海」などがありますが、それより更に30年近く前の昭和27年(1952年)に春日八郎が歌ってヒットした「赤いランプの終列車」がありました。
日本がまだ戦後復興に取り組んでいた貧しい頃に春日八郎が明るい声で歌いあげた曲です。
私はこの曲の前奏の部分が好きなのです。
蒸気機関車が動き始める時のようなリズムが好きで、この曲を聴いていると、夜行列車に乗ってどこかへ旅して見たくなるようなそんな気がしてきます。
現在は鉄道の高速化が追求されており、昨年12月には時速603㎞を記録したリニアモーターカーの建設工事が着工しました。
ビジネスマンには高速の交通手段が必要でしょうが、リタイアした人には在来線の特急で十分な気もします。
昔、「狭い日本、そんなに急いで何処へ行く」というスローガンがありましたが、のんびりと夜行列車の旅を楽しむのもいいのかもしれません。
それが証拠にJR九州の豪華寝台列車のクルーズトレイン「ななつ星in九州」は、開業から2年5カ月が経過した現在でも予約申し込みが殺到しているということです。
豪華寝台列車には程遠いですが、今日は春日八郎が歌う「赤いランプの終列車」をお聴きいただきたいと思います。