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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

A判・B判用紙サイズ

2016-03-28 | 雑学

一般的に、紙のサイズはA4判、B5判などになっていますが、これらのサイズはどのように決められたのでしょうか?
調べてみると、A判の基本となるサイズはA0判で、この寸法は841×1189ミリ、面積は1平方メートルの長方形だそうです。
そして、長い方の辺(この場合は1189ミリ)の真ん中で何回追っても必ず元のサイズと同様、縦横の比率がルート2対1となるということです。
このA0判を基本に、A0判の半分をA1判、その半分をA2判と言うように、数字が一つ大きくなるとサイズは半分になっていきます。

紙の大きさがA判・B判で表されるようになったのは、1929年のことで、A判はドイツの規格をそのまま採用したものです。
一方、B判は日本独自のもので、これは江戸時代、障子紙で使われていた美濃紙の「半紙サイズ」がドイツのB4判と同じ大きさだったことから、このサイズを日本のB4判と決めたようです。

つまり、A判の基本サイズがA0判であるのに対して、日本独自のB判の基本サイズはB0判ではなくて、B4判なのだそうです。
このB4判を基にして定めたB0判の大きさは、1030×1456ミリで、A0判の1.5倍の大きさになります。

嘗て、オフィスなどで主流であったB5判サイズの用紙は、現在では欧米に合わせ、またサイズを統一して整理しやすくするため、1992年から役所で使われる紙は原則としてA4判に統一され、オフィスでもA4判が主流となっているようです。