センブリ
2016-11-13 | 花
センブリの花をご存知でしょうか?
先日、某テレビ局が季節の花で取り上げていたので調べてみました。
センブリはリンドウ科、センブリ属の花で、関東以西の本州や、四国、九州の少し湿り気味で、水はけがよい山野に自生する2年草です。
発芽した芽はそのまま冬をこして、翌年の秋に、小さな草丈いっぱいに花を咲かせます。
和名は「千振」で、名前の由来は「薬の成分を千回振って出してもまだ苦い」ということからで、その由来通り非常に苦味が強いようです。
「良薬は口に苦し」と言う諺がありますが、センブリの苦さは半端ではなく、最も苦い薬草だそうです。
日本では主に苦味健胃薬(くみけんい)として消化不良、食欲不振、胃痛、腹痛、下痢などに用いられるようです。
・これがセンブリの花です。