一昨日、つくね芋の収獲をしました。
今年も台風並みの暴風雨が数回吹き荒れましたが、支柱の倒壊などの被害を受けることなく、収穫期まで勢いよく生長してくれました。
・まだ勢いのよいつくね芋の蔓です。
収穫は、支柱に巻きついた蔓を除去することから始めます。
・蔓を切り取った株です。この後スコップで深く掘って収穫します。
つくね芋は根を深く張っているのでスコップで掘り起こします。
・掘り起こした8株です。
よく生長した株には、大小含めて10個くらいの芋が付いているものもありました。
・これが最もよくできた1株のつくね芋です
・つくね芋は、サツマイモと違い、イモの上部、茎の付け根からこのようにたくさんの根を張ってイモをつけます。
「栄養素と健康効果」
つくね芋の栄養素の主成分は糖質ですが、ビタミンB群、ビタミンC、各種ミネラル、食物繊維を含み、消化酵素のアミラーゼやジアスターゼ、活性酸素を除去するカタラーゼを多く含んでいるそうです。
芋をすりおろした時のネバネバは糖たんぱく質のムチンによるもので、胃の粘膜を保護して胃炎や胃潰瘍を予防する作用、タンパク質の消化を助ける作用があるということです。
更に、ミネラル類ではカリウムの含有量が多く、体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので、高血圧の予防にも役立つそうです。
これらの健康効果を期待して、早速とろろ汁で食べてみたところ、掘りたてと言うこともあって、とても美味でした。