らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

馬力とは

2022-10-09 | 雑学

現在、私はホンダ「FIT(フィット)」に乗っています。
「FIT」は今回初めてマイナーチェンジをしたようで、その新型「FIT」が一昨日の10月7日に発売されました。
報道によると、ハイブリッドタイプではモーターの最高出力を14馬力増加させて123馬力となり、ガソリンタイプでも最高出力が20馬力アップして118馬力となっているそうです。

私のFITは今年3年目の車検を終えたところなので、まだ買い替える予定はありません。
しかし、「FIT」が気に入っていることから、新型FITにも乗ってみたい気持ちもあります。

ところで、「新型FITは最高出力123馬力」と宣伝していいますが、その「馬力」という動力について知っているようで、その実、私は詳細を知っていません。
皆さんは如何でしょうか?
そこで今日は「馬力」について調べました。

「馬力とは」
馬力を広辞苑で調べると、動力(仕事率)の実用単位。1秒当たり75キログラムの仕事率を1仏馬力と言い、735.5ワットに相当する。
記号PS1秒当たり550フィート∸ポンドを1英馬力(746ワット)という。
記号HP、hp 日本では1962年以来仏馬力だけが特殊用途に限って法的に認められている。
と説明しています。

辞書の説明だけでは何のことか、よく解りません。
簡単に言えば、1馬力とは「75kgの重量の物体を1秒間に1m動かす(持ち上げる)力」のことで、記号では「75kgf・m/s」と表示し、これが1馬力となります。

「由来」
馬力とは、名前の通り、もともとは馬一頭が発揮する仕事率を1馬力と定めたことが由来です。
1馬力の大きさは、輓馬(ばんば=荷を引く馬)が、続けて荷物を引っ張るときの仕事率を基準に決めています。
継続して発揮できる量を表しており、単純に「馬の最高出力=1馬力」というわけではありません。
因みに、競走馬のサラブレッドの脚力は、数十馬力にもなるようです。

「単位」
1馬力は、PSやW(ワット)といった単位で表します。
1馬力=735.5Wと変換でき、この735.5Wが、重さ75kgのものを1秒間に1m持ち上げるのと同等のパワーになります。

「例示」
重量挙げで例えれば、75kgのバーベルを1秒間で1m持ち上げる力が1馬力になります。
つまり、人間でも1馬力(最高出力)を出すことができるのです。
ただし、継続して仕事をすることが必要です。

「結論」
1馬力とは、「75kgの重量の物体を1秒間に1m動かす(持ち上げる)力」のことでした。