三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

石油値上がりで、電化リフォーム大人気

2005年10月08日 05時41分13秒 | Weblog
わが家は、以前事務所兼用住宅だったので、毎年のように建物に手を入れ、増築などもしていました。
3年前にようやく、歩いて5分の場所に事務所を別に新築して、平和なすまいになったのです。 ・・・が、
そのあいだのやりくりの結果、床面積が86坪にもなっちゃって、そのうえ吹き抜け空間もあるもんですから、基本的な気積(空間の大きさ、平米ではなく立米)が大きすぎるんです。寒冷地住宅の基本である「暖房」ですが、わが家は灯油セントラルヒーティング床暖房。でも現状は局所暖房化しちゃって、まだらな室温状態。さらに暖房費用も高くて、とても住宅レベルじゃないんです。 おまけにロードヒーティング費用(自宅と事務所2カ所の雪かきはノーサンキューなもんで)もかさんだこともあり、今シーズンは待ったなしで、暖房計画の見直しを迫られています。
ところが灯油セントラルの床暖房を増設したら、たいへん割高だし、工事も大がかりになりそう。
ということで、わが家の熱環境的な弱点である、大きな吹き抜け空間のコールドドラフト(冷気流)対策には、電気蓄熱暖房器を設置することにしました。
もともと調理の方には、16年前新築時からクッキングヒーターを入れて200v配線が設置済みなんで、その面の工事費が軽減できるから、いちばん工事も簡便、合理的。 やって見なきゃわからない部分はありますが、わが家は気密性能で言えば1cm平米クラスと熱効率もいいので、計算的にはコストダウンできるはず。

ちょうど、ほくでん電化生活情報館「MADRE」がリニューアルオープン。
札幌市中央区のサッポロファクトリーのなか。電化リフォームの情報もさまざまに情報提供されています。
「電化ってeね、キャンペーン」もやっているので、運がよければDVDレコーダーも当たるかも!  やった、って、まぁ、とれそうもないタヌキの皮算用ってとこかな。
10月8日(土)きょうオープンってことですが、その前にさっそくスタッフが行ってきました。
写真はその様子。
安全・クリーンな電化のくらしがイメージできる体験型の展示になっています。また、機器とシステムの進化ぶりも一目瞭然。暖房については最近は一時の蓄熱暖房器一本やりから変化してきて、バラエティがぐっと広がって、暮らしに合わせて選択できる機器がずらり。
とくに今年は、灯油の値上がりがご存知のように目をむくほど。
わが家の工事をお願いする電気工事店さんに聞いたら、いまから目が回るほどの忙しさだとか。(雪国では、12月に向けて新築・リフォームの工事が追い込みになるんです。) みなさん目の付け所は一緒なんですね~。
いろいろなエネルギーを複合させて得られる電気は、エネルギー価格をある程度緩和出来る柔軟性があります。
コスト的なメリットも出て、しかも安全クリーン。こんな状況にはぴったりというわけですね。

ということで、さて、わが家の暖房リニューアル計画、どうなっかなぁ。
工事進行など、これからここでご紹介します。
ケチケチ、コスト削減実現できたら、いいよなぁ、
って夫婦でにんまり顔見合わせたら、かみさんから先に
「暖房費浮いたら、わたしiPod買うかんね」って言われちゃいました。
なんか、納得できないなぁ。  でもきっと押し切られそう・・・。
とても逆らえません、くわばらくわばら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする