早朝散歩は全国を歩くときの最大の楽しみ。
どんな場合でも、できるだけ自然に触れられるようなコースを考えてみます。
今回の東京出張では日本橋近くのホテルでしたので、
地図を見てみたら、なかなか緑地がない。
ということで迷っていたら、高速道路の狭間に隅田川発見!
「のぼりくだりの・・・」という歌は知っているけれど、
隅田川って、これまで一度も見たことはないことにも気付きまして、
さっそく挑戦してみた次第。
まぁ、ホテルからは片道2km以上って感じでしたが、
なんとか、ビルまたビル、車また車、道路また道路、を
超えて、感動(?)の隅田川であります。
東京の河川は公共の土地でもあるので、
高速道路として利用していたり、
その周囲なども超幹線道路として利用していたりします。
なので、隅田川には地図上ではたどりついているけれど、
川辺に行くにはこれも立体歩道を越えていかなければならない。
それも、歩道はあるけれど、その登り口が発見できない。
降りていくのも、一カ所間違えると違う歩道に降りる。
なんていうように、歩道なんだけど、車道並みにわかりにくい。
というような貴重な経験をさせてもらうことになりました。
で、無事、ごらんのような景色に出会うことが出来た次第。
思ったよりも川幅も大きいし、水量も大変豊か。
わたしの札幌でいえば、豊平側では太刀打ちできない。
きっと、石狩川がようやく、くらいの大河の感じがします。
まぁ、東京湾への注ぎ口がごく近いということのせいでしょう。
現代ではコンクリートのなかの風景になってしまっているわけですが、
ゆったりとした流れは、その歌詞に謳われた昔の光景を
脳裏に想起させてくれます。
まぁ、現代の都市機能の中枢地域のなかの点景というのも
決して悪くはない気はしますけれど、・・・。
まだ、周辺に緑もあり、木造の建物に囲まれたような風景のなかに
あっただろう、そういう時代の雰囲気のなかで見てみたい気もしました。
都心のなかの自然発見編ですね。