写真は宮城県大崎市古川の新興住宅地の家。
左右にコンクリート床だけの駐車スペースが隣り合っていました。
で、右側の家の床の拡大写真が、左上。
こういうコンクリート床の場合、ただただ、面積分床面を広げるのが一般的ですが、
右側の家の場合、ちょうど敷石のように
いくつかにセパレートして、間に浸水領域とでもいえるような
土の露出スペースを空けていました。
このようにすれば、写真のように踏みつけられても強い草を植えることが出来ます。
まだ植えたばかりなので、十分には生えそろってはいませんが、
すぐにしっかりと根を張って、細い土の全面が緑になります。
草の種類にもよるでしょうが、たいていはメンテナンスフリーで
毎年しっかりとした緑を形作ってくれるようになります。
このようにセパレートしながら施工するのと、
左の家のようにベタッと全面領域を施工するのと、
じゃぁ、どちらがお金がかかるか、というと、
それが全然同じなんですね。
こういう工事種目の場合、面積計算での計算になるので、
若干は手間がかかるはずなんですが、
同じ料金で済ませられるんですね。
まぁ、このように草を植え込むのは別ですが、
そういうのは建て主側で、自分でやればいいので、工事費アップはない。
まぁ、ほんの少しの違いではあるのですが、
案外、気がつかないような部分で、大いに違いがある。
家への愛着に関わる部分の作りよう、ということですね。
さて、本日、沖縄に行っている娘が帰省してきます。
久しぶりに家族が揃うわけで、なんとも楽しいものですね。
わたしも大学は東京に行っていたのですが、
子どもの帰省というのは、こんなに待ち遠しいものなのだなぁ、と
親の気持ちがわかってきますね。
短期間ですが、家族団らんを楽しめるのがうれしいです。