三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

三段滝

2010年09月21日 06時22分56秒 | Weblog






きのうはふたたび富良野へ。
雑誌での、Replan誌としては画期的な大型企画です。
この内容については、Replan誌面や別冊企画誌面でお伝えします。
無事、大成功で終了しました。
記事まとめなど、今後の作業に全力を尽くしたいと思います。

さて、その札幌から富良野への道ですが、
道央道を札幌から三笠で下りて、
三笠市内~幾春別~桂沢湖というルートを通ります。
この幾春別、いくしゅんべつと読むのですが、
同行したライターさんに説明したら、
ずいぶん面白がっていただけました。
地名由来はアイヌ語なんでしょうが、
当てた文字がなんともロマンチックで素晴らしい。
いくつもの春の別れ、というふうに考えれば、
なんともストーリーが沸き立つように想起される。
炭坑で栄えた地域であり、その後は、鉱山系の工場がある。
炭坑住宅も残されていて、整然として慎ましやかな姿も美しい。

そんな地域を抜けると、北海道の地図の真ん中付近の
緑の中をひたすら走り続ける道なんですね。
30~40kmほどは、原始の森の中を走り続けます。
その中間付近にあるのが、この三段滝です。
北海道には、他にも確か大滝村方面に同名の滝があったのですが
滝の迫力はこっちの方が数段上。
柱状節理の岩が、豪快な滝に打たれ続けています。
周辺は「まむし注意」の張り紙が多く、
って、どう注意すればいいのか、迷いますが(笑)
まぁ、慎重に足下を確認しながら、
滝に近づいていくわけです。

きのうはかなり水量も多い方なんでしょうか
ご覧のような元気の良い様子でありました。
なんでもこんなすごい滝の壁を季節になるとサケが上るのだそうです。
子孫のタネを残すという本能の力とはいえ、
まことにすさまじいものがありますね。
周辺の森も、やや黄色く色づき始めておりました。
北海道、この時期であれば、山間では紅葉が見られる時期ですが、
まだまだ、緑が元気よく繁茂しております。







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