ちょっと前に既報したのですが、アメリカのNY州知事クオモさんが
トランプ政権が前向きになっているとされる経済再開について
性急な制限解除は感染の再爆発加速に繋がる危惧を表明したとされた。
その文脈の中で唐突に「Hokkaidoのようになる」と言ったと。
北海道人としてはまさに「おお」でありました。
日頃、日本のなかですら気候的にもやや差異のある一地方と自己認識していたので
突然、世界の耳目が注目する局面で名前を出されたことに驚いた。
いわば「第2波」の恐怖についての文脈であり、悪い例として出されたのだけれど、
そこまでワールドワイドに扱われたことに驚愕した。
本当はもっと明るい話題でHokkaidoが語られたらウレシイのだけれど、
まぁそれはそれで受け入れるしかない。ただニッポンの一地方であるのに、
世界の苦難の一体感の中で、共感力の及ぶ共有文化範囲として語られたことに
極東の一小島の住民として、ちょっと驚かされたという次第。
で、その情報の出所についてはどうやら、スクリーンショットのように
英国BBCの日本支局(?)の、BBCジャパンというHPでの記事なのだという。
スクリーンショットは日本語表記されているけれど、
クオモさんは当然、英語版を読んで北海道の新型コロナ禍の第2波の恐ろしさを
重要な警告として、例示されたようなのであります。
このこと自体は淡々と受け止めるべき事実なのですが、
わたし的には「報道のグローバル化」の進展ぶりという点に再度気付かされた。
日本人はいまでも「欧米では」という枕詞があるように
つねに欧米に対してキャッチアップ的なスタンスを持つことが常識的だったけれど、
世界の側では日本社会はまったく世界標準そのものと受け止め
多くの海外メディアも日本支局を開設し、そこから情報も発信されている、
考えてみればごく当たり前のことが、今回の新型コロナの状況の中で
加速度的に進展していることが実感されたのです。
WEBからの情報収集が当たり前になり、いわば世界標準の「報道」にカンタンに
万人がアクセス出来る時代になっていることが表現されている。
わたし自身も日本の新聞報道とかテレビ報道はほとんど見ずに、AFPとか、BBCとか、
WallStreetジャーナルなど、いわば「世界の常識」のほうに耳目が向かっている。
まぁ間違っても中国のメディアは参照することはないけれど・・・。
現代世界での「常識」というものはどうもこういった情報基盤になるのではないか。
すくなくとも自由世界での情報メディアを複数参照して、
事実を把握して、常識を磨いていく必要性が高いのではないか。
日本のメディア報道・テレビの状況を見ていると、
世界常識とはかなりズレすぎた報道ぶりだと思わざるを得ない。
たぶん一時期言われていた「ガラパゴス化」が極限的にメディアに表れている。
だいたい、いまだに「宅配」という顧客囲い込みが新聞の主要販売ルートという
存立基盤自体も、かなり世界的に「奇異」な形態。
そのように見ていると、いま現在進行形で中国による情報戦争の仕掛けが
現にいま、行われてきている様子が明瞭にわかると思う。
かれらにとって、日本が最大の「戦場」であることは国際的に見てあきらか。
残念ながら、日本のメディア「報道」状況には深い危惧の念を持って見ざるを得ない。
トランプ政権が前向きになっているとされる経済再開について
性急な制限解除は感染の再爆発加速に繋がる危惧を表明したとされた。
その文脈の中で唐突に「Hokkaidoのようになる」と言ったと。
北海道人としてはまさに「おお」でありました。
日頃、日本のなかですら気候的にもやや差異のある一地方と自己認識していたので
突然、世界の耳目が注目する局面で名前を出されたことに驚いた。
いわば「第2波」の恐怖についての文脈であり、悪い例として出されたのだけれど、
そこまでワールドワイドに扱われたことに驚愕した。
本当はもっと明るい話題でHokkaidoが語られたらウレシイのだけれど、
まぁそれはそれで受け入れるしかない。ただニッポンの一地方であるのに、
世界の苦難の一体感の中で、共感力の及ぶ共有文化範囲として語られたことに
極東の一小島の住民として、ちょっと驚かされたという次第。
で、その情報の出所についてはどうやら、スクリーンショットのように
英国BBCの日本支局(?)の、BBCジャパンというHPでの記事なのだという。
スクリーンショットは日本語表記されているけれど、
クオモさんは当然、英語版を読んで北海道の新型コロナ禍の第2波の恐ろしさを
重要な警告として、例示されたようなのであります。
このこと自体は淡々と受け止めるべき事実なのですが、
わたし的には「報道のグローバル化」の進展ぶりという点に再度気付かされた。
日本人はいまでも「欧米では」という枕詞があるように
つねに欧米に対してキャッチアップ的なスタンスを持つことが常識的だったけれど、
世界の側では日本社会はまったく世界標準そのものと受け止め
多くの海外メディアも日本支局を開設し、そこから情報も発信されている、
考えてみればごく当たり前のことが、今回の新型コロナの状況の中で
加速度的に進展していることが実感されたのです。
WEBからの情報収集が当たり前になり、いわば世界標準の「報道」にカンタンに
万人がアクセス出来る時代になっていることが表現されている。
わたし自身も日本の新聞報道とかテレビ報道はほとんど見ずに、AFPとか、BBCとか、
WallStreetジャーナルなど、いわば「世界の常識」のほうに耳目が向かっている。
まぁ間違っても中国のメディアは参照することはないけれど・・・。
現代世界での「常識」というものはどうもこういった情報基盤になるのではないか。
すくなくとも自由世界での情報メディアを複数参照して、
事実を把握して、常識を磨いていく必要性が高いのではないか。
日本のメディア報道・テレビの状況を見ていると、
世界常識とはかなりズレすぎた報道ぶりだと思わざるを得ない。
たぶん一時期言われていた「ガラパゴス化」が極限的にメディアに表れている。
だいたい、いまだに「宅配」という顧客囲い込みが新聞の主要販売ルートという
存立基盤自体も、かなり世界的に「奇異」な形態。
そのように見ていると、いま現在進行形で中国による情報戦争の仕掛けが
現にいま、行われてきている様子が明瞭にわかると思う。
かれらにとって、日本が最大の「戦場」であることは国際的に見てあきらか。
残念ながら、日本のメディア「報道」状況には深い危惧の念を持って見ざるを得ない。