性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

【医療崩壊を回避させよう 現場からのSOS】

2020年03月21日 07時38分47秒 | Weblog
きのうから3連休に入った日本ですが、新規感染者の発表は続いている。
感染者累計で928人で、うち日本国籍者670人、外国籍者258人。
<また外国籍者の指数が27.8%と昨日発表より増えている・・・>
しかし日本の死者数は、3/20時点で33人に留まっている。
ちなみに世界の国別死者数ではイタリアが中国を抜いて3405人。
中国は3248(公式発表)。イランが1285、スペイン767、フランス372など。
アメリカも176人と急増してきている。
世界全体でWHO発表では9840人となっているので、
日本の死者数の世界での「シェア」は0.33%。
人口シェアは1.6%なので相対的に死者数は低いレベルだと言える。

イタリアの突出ぶりがきわめて異常。
ヨーロッパでの爆発的被害拡大を見ると各国の医療システムと
感染病への対応の仕方によって大きな違いがあると思う。
イタリアの報道を見ると完全に「医療崩壊」が起きていることがわかる。
日本でも検査の人数を拡大しろとがなり立てる傾向があるけれど、
検査を行うのも「医療関係者」であるということを忘れた論議。
検査の実際現場的にはものすごい時間と労力と「危険性」が伴う。
救う人間を危険にさらし、そのリソースを酷使することは暴論。
そんなことは被害とは必ずしも関係がないという事実が浮かび上がってきている。
やはり医療の健全性をしっかり守って、守れる命を救うことが肝要。
医療が扱わなければならないのは、この新型コロナウィルスだけではない。
通常のさまざまな疾患患者に的確な医療を投入しつつ、
このあらたな感染症にも対応しなければならない。
それをヒステリー対応的に使役することは、まさに医療崩壊を招く。
独裁国家中国では全国から医療従事者を武漢地区に集中するように「命令」したが、
そんなことを自由主義社会ですぐにできるわけがない。
テレビで連日そういうヒステリーを助長していた人間がいたという。・・・
わたしはテレビをほぼ見ないのでテキスト報道でしか知らないけれど、
そういう扇動者にはよくよく注意すべきだと思う。

WEB上で写真のようなキャンペーンが行われ世界の医療関係者が情報発信している。
「We Stayed at Work For You. You stay at Home For US」
まさに切実な叫び声だと思います。

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