三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

どうやらドカ雪到来、むむむ

2016年01月19日 05時37分16秒 | Weblog


さてさて、きのう東京、関東圏で大きなニュースになっていた
「大雪」ですが、きょう明日は北日本、とくに北海道直撃ですね。
こういう太平洋岸を爆弾低気圧として通過するヤツは
札幌、道央圏は案外影響が出ないケースが多いのですが、
今朝5時前の段階でそとを確認したところ、
ついにことし初めての「ドカ雪」到来のようであります。
でもまぁ、いまのところの目視では20cm~30cm程度の積雪ではないかと。
ただし、この雪の降りようではかなり長時間、降り続きそうです。
たぶん、きょうから明日いっぱいまで除雪に追われると思われます(泣)。

そういうことなので、
ブログをゆっくりと構想して書き綴るのは、本日は自重して
雪国人としての業に従って、従順に雪とふれあってきたいと思います。
別にそんなに仲良くはしたくありませんが、
「お~~い、遊ぶべ~~」と呼ばれている以上、
覚悟を決めて、どうせならにこやかに対応したいと思います。
でも、昔、20年くらい前に
この時期に道東道北の各地を取材で行脚していた経験があります。
5~6年続いていたのですが、どうしても大雪に遭遇しました。
一度など、それこそ猛吹雪の中を雪中行軍。
中標津から弟子屈までの夜間通行で、中標津を出発したら、
すぐにその道は「通行止め」になったなかを走った。
いや、走れずに、道路脇のポールを1本1本確認しながら
「止まったら、吹きだまりで助からなくなる・・・」とノロノロ運転。
幸い、カメラマンとのふたり旅だったので、
お互いを励ましながら、恐る恐る走行した。
30数キロの道のりですが、途中、すれ違った対向車は1台のみ。
道の半ばほどにシェルター状の「防雪」トンネルがあり、
そこでのビバーク、緊急野営すら考えたのですが、
しかし吹雪の状況から考えて、こっちの装備も不安で、
しかも緊急用の食料も持っていなかったので
そのまま、再度トンネルを抜けて吹雪の中に突入したのでした。
やっとの思いで弟子屈の街の灯がおぼろげに見えたときには
生まれて初めて、命の危機からの脱出感を味わった次第。
出発が午後6時頃で、当日宿泊予定の温泉のホテル到着は午後9時半頃。
とっくに食事時間は過ぎていたのですが、
残り物を食べさせていただいて、お風呂に入って
ため息を腹の底から絞り出していましたが、
疲労感、その残留感がなかなか抜けなかった(笑)。

まぁ、北海道にいれば、年に1回か2回は、
こういうドカ雪はかならずやってくる。しょがありませんね。むむむ。


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