三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【5月の北海道で39.5度 気候変動さらに地震も】

2019年05月27日 06時40分36秒 | Weblog
昨日は貴重な休養日。札幌近郊の日帰り温泉で休息。
なんですが、帰りにクルマに乗ったら車中温度がハンパない。
外気温計を見て36度とかになっていて、驚いた。

〜北海道・佐呂間39.5度=5月の全国最高更新-広範囲で真夏日・気象庁
日本列島は26日、高気圧に覆われて朝から晴れた所が多く各地で気温が上昇した。
特に北海道東部で真夏並みの猛暑となり、北海道佐呂間町で39.5度を記録。
5月として全国の観測史上最高気温を更新した。〜
そのうえ土曜日には千葉県で震度5を上回る地震。
その後も地球の反対側・ペルーで震度8の大きな地震。
さらに追い打ちを掛けるように茨城で本日4時過ぎに震度4とか。
異常気象というコトバは現在はあまりにも頻繁すぎて
こういった異常に対して人間を守る機能が求められている。
原因についてはどうもいろいろな複合的要因なのでしょう。
地球自体の「変動期」という要因と、人類が関与した結果としての
CO2濃度の上昇などがからみあっているのでしょう。
長期的には人為要素をコントロールしつつ、
地球環境となだらかに調和する対応を考えていかなければならない。

わが家はコンクリートブロック外断熱の築28年建築が主体構造ですが、
夏場になると、ちょうど「蔵」のような安定した気温が特徴。
きのうもフェーン現象のような外気温から帰ってきた
午後2時ころ、家に入った途端に一気にクールダウン。
室内気温は年間を通して大体20〜25-26度ですが、
今時期は大体24度程度で推移している。
冬期には暖房を入れる必要があるけれど、夏場にはほぼ断熱だけで
これくらいの気温を維持してくれています。
気候変動に対応するには、まずは外気温に左右されない断熱が
やはり最大のパワーを発揮してくれる。
気候変動の時代、まずはシェルターとしての安心感、いごこちこそが
住宅の最大の要素になっていくことはやはり自明だと思いますね。
その上で、写真のような納涼的な建築デザインの知恵が求められる。
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