ジョン・ファンテ『塵に訊け!』
書店で本を手に取り、最初の数行を読む。
いい、面白そう。
そう感じて買ったはいいが、家に帰ってよく見ると、著者が書いた文章ではなかった。
ブコウスキーの推薦文だ。
ジョン・ファンテ著『塵に訊け!』の序章。
あまり期待しないで本文を読むと、少しずつ、確実に、その魅力にとりつかれてしまった。
ナイーブ、世間知らず、不器用、生意気、一生懸命、成長。
「塵に訊け!」か。
地べたを這いつくばる感じがするじゃないか。
表紙のタイトル文字の歪みは、真っすぐにしようとして歪んだのか、それとも歪んだものを真っすぐにしようと悪戦苦闘しているのか、どっちなのかは、ジョン・ファンテの文章を読めばわかる。
装丁は柳沼博雅氏。(2012)
書店で本を手に取り、最初の数行を読む。
いい、面白そう。
そう感じて買ったはいいが、家に帰ってよく見ると、著者が書いた文章ではなかった。
ブコウスキーの推薦文だ。
ジョン・ファンテ著『塵に訊け!』の序章。
あまり期待しないで本文を読むと、少しずつ、確実に、その魅力にとりつかれてしまった。
ナイーブ、世間知らず、不器用、生意気、一生懸命、成長。
「塵に訊け!」か。
地べたを這いつくばる感じがするじゃないか。
表紙のタイトル文字の歪みは、真っすぐにしようとして歪んだのか、それとも歪んだものを真っすぐにしようと悪戦苦闘しているのか、どっちなのかは、ジョン・ファンテの文章を読めばわかる。
装丁は柳沼博雅氏。(2012)