マーティン・ミラー『ミルクから逃げろ!』
附録は、楽しい。
『ミルクから逃げろ!』には、表紙で使っている牛乳瓶のイラストと同じ形の、小さな栞がついている。
栞だから、附録とはいえず、おまけと呼ぶのもそぐわない。
でも。
本から離して、机の上にぽつりと置いてみる。
なんだ、これは。
遠くから見ても目を惹くシンプルなデザイン。
これは立派な附録ではないか。
本そのものの作りは、新書よりひとまわり大きく、嵩のある紙で25ミリほどの厚さにしてある。手に取ったときの雰囲気がいい。
ストーリーは、意外にもすっきりまとまっていて、もっと奇抜な話かと身構えたところをスルリとかわす。
装丁がスラリとしているのは、このためか。
装丁は内藤裕之氏。(2013)
附録は、楽しい。
『ミルクから逃げろ!』には、表紙で使っている牛乳瓶のイラストと同じ形の、小さな栞がついている。
栞だから、附録とはいえず、おまけと呼ぶのもそぐわない。
でも。
本から離して、机の上にぽつりと置いてみる。
なんだ、これは。
遠くから見ても目を惹くシンプルなデザイン。
これは立派な附録ではないか。
本そのものの作りは、新書よりひとまわり大きく、嵩のある紙で25ミリほどの厚さにしてある。手に取ったときの雰囲気がいい。
ストーリーは、意外にもすっきりまとまっていて、もっと奇抜な話かと身構えたところをスルリとかわす。
装丁がスラリとしているのは、このためか。
装丁は内藤裕之氏。(2013)