『現代短篇の名手たち』
ミステリーの叢書『現代短篇の名手たち』(ハヤカワ文庫)は、最後の8冊目が出たのが3年前。そろそろ次の本が出るのか、それとも、もう出ないのか。
馴染みのある作家でないと、短篇集を手にすることは少ない。知らない作家の場合、手始めに長篇の方を読んでみようと思うことが多い。
このシリーズも、最初に手にした本が、好きな作家のジョー・R・ランズデール。その次が、やはり好きなドナルド・E・ウェストレイク。
たまたま、シリーズの3冊目と4冊目で、たまたま横に並べてみたら。
つながる!
そういうわけで、続く5冊目の、まだ知らない作家マイクル・Z・リューインが気になって、読んでみたら面白い。
表紙デザインの、ちょっとした仕掛けが購買を誘うこともあるのだ。
デザインは石川絢士氏。 (2013)
その後、このシリーズの本は、いまだ出ていない。(2018)