つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

雪景色、津幡検問所前交差点。

2013年01月28日 23時04分55秒 | 自然
今日の一枚は、津幡検問所前交差点にて撮影。
県道59号線と215号線が交差する地点である。
運よく雪が止まったタイミングは午前8時21分。
雲の切れ間から陽が射し視界の奥には雪の森。
ここは、「篠田の森」と言われているらしいのだ。
以下は津幡町観光ガイドより引用したいと思う。
(※上記6行、末尾を揃えてきたがいかがだろう)

『金沢市に近い津幡町の山あいの浅谷集落には、キツネにまつわる伝説が残っています。
 村の入口に、伝説のキツネが住んでいた「篠田の森」と呼ばれる森があります。
 村人が疲れ果てて、仕事から家に帰ってみると、
 買っておいた油揚げがなくなっていました。
 こんなことがしばしばありました。
 ある日、今日こそは盗られないようにと注意していると、やっぱり曲者が出てきました。
 捕まえてみると、それは白い小ギツネでした。
 たまたま親ギツネの真似をして油揚げを盗ろうとして捕まったものであり、
 村人は哀れに思って放してやりました。
 その時、キツネは「篠田の森」の者であると言って帰っていったと言われており、
 今もこの地名は地区に残っています(中条伝説「篠田の狐」の話より引用)。
 村人の話では、この辺りではクマやイノシシ、サルなどの野生動物を
 普通に見かけますが、たまにつがいのカモシカが山里に下りてくることもあるそうです。』

神秘が潜み、魔が暮らす。
森は、日常と乖離した空間なのである。
白く枯れ木を覆う雪が降る冬は尚更である。
コメント
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