イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

立ち位置を知る

2011年07月23日 17時37分25秒 | 日々思い感じること

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科学的な考察(学問も含む)を取り入れた

 霊能の学びを初めてから2年半になります。

 この学びを深める中で、自身の放つ言葉は勿論のこと

 相手の放つ威圧的な言葉のエナジーや

 言葉尻というものが 以前にも増して

 とても気になるようになりました。

 自身のココロのフィルターに 「ん?」 と、

 引っかかる感じ と言ったらいいでしょうか・・・・

 知るほどに 理解する程に

 【断言ほど危険な事はない】と気付かされます。

 しかし、もしかしたら 何かを学び 

 少し深まってきた、と思われるその過程が

 最も危うい時期なのかもしれません。

 元々備わっていたと思われる能力が開発されてくると

 人はつい嬉しくなって 勘違いをして 無意識に

 「私には視える」 「あなたは~だから」 といとも簡単に

 言い切ってしまう方に 時々出くわしますが そんな時、

 その方と論じ合う事や、バッサバッサと切りこんで

 その方の自尊心を傷つける事が

私の目的や本意ではないので

その場では静かに耳を傾け表情や

口にこそ出しませんが、こころの中では

その方の中に見る危うさを 感じさせられています。

 霊的な現象というのは

 人間だけの力で視えるようなものでもなければ

 人間だけの力で意図的に

 起こせるようなものではないのに・・・・・・

 また、学問的な部分として、

 どんなに色んな文献を読み調べたとしても、

 それが 本当に判った、と言う事と

 イコールにはならないような気がします。

 人が腑に落ちた時、真に理解した時というのは

 むしろ、言葉では その深さを表現し尽くせない様な

 そんな気が致しました。


立て板に水の如く・・・・・・

2011年07月23日 02時41分09秒 | 日々思い感じること

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昨日の日中、

プロフェッショナルが紡ぐ音霊と

滑舌の良い言霊が見事に調和した、

舞台という虚構の世界の中に

暫し身を置いておりました。

喜怒哀楽を全身で見事に表現されつくす

その素晴らしい役者魂には脱帽し

毎回 違った感動を頂いています。

昨日はちょっと驚くハプニングがありましたが

瞬時に機転を利かした俳優さんの自然なアドリブに

客席から、笑いが起きるまで

私はそれがハプニングだったという事にも

気付きませんでした。

「言霊のさきはう国に生れながら いつの間にか

言葉の力を信じることを忘れていました。

困難・立ち向かう・人生・・・勿論言葉が無ければ

この文も現わせないのだけど(略)」と

私のご尊敬申し上げる俳優さんがプログラムに

寄せてらした この表現を拝見した時、

改めて 私がこの俳優さんの事を好きな所以が

わかった気が致しました。私は男性女性に限らず

沢山の言葉をご存知で、言葉を美しく表現できる方に

惹かれてやみません。

パターン化は出来ません。そして私の主観ですが、

言葉を大切に紡いだり物を大切にされる方というのは、

人や動物、生き方も大切にされる方が多い様な

そんな気がしています。

何かのCMの言葉にあったような気がしますが

私達日本人は 【言葉の国の人】だから

細やかで 微細で 美しい波動を備えた

沢山の言葉たちの持つ清らかさを忘れないで

あらわして行けたらステキだなぁ~と思いました。