イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

ある作家さんの対談を見ておもったこと

2014年01月20日 20時32分00秒 | 好きな作家

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 昨晩のコージ魂 (BS日テレ)のゲストは 
 直木賞作家の 桜木紫乃さんでした

  直木賞を受賞されたことは
勿論存じあげてはいたものの

   ご著書やご本人に関しては何も存じ上げず

   いつもながら 番組MC加藤浩二さんによる
 核心に迫るきれのあるご質問には時折
えぇーっ!?と驚き
     目をまぁるくされ、お茶目にケラケラ笑いながら、
    小気味良く、終始丁寧に 
    1つ1つの言葉を誠実に
  大事に紡いでらしたお姿が
    とても印象的で素敵でした。

   内面の静かなる輝きは
   湖面に射しこむ柔らかな光にも似て
   幾重にも折り重なる豊かな表情と言う
   波の調べは自然体と呼ぶにふさわしく
    飾り気のない真実だけが
     ただ浮き彫りになっているようでした。

1時間にも満たない 
   お二人の対談を画面越しから拝見し
    すっかり桜木さんに魅了され、
   「あぁ、この女性(ヒト)好きだな・・・・」と
    思いました。

   そして 考え方、物事の捉え方、
   人に対しての想いなどが、
   「似ているなぁ・・・あぁ、よく分かるなぁ・・・」
と、思いました。

    桜木さんがトツトツと話された言葉たちの中で 
      特に共感したのは、

    【 先生と呼ばれることは好きではないけれど
  そう(自分を) 呼ぶことで
     相手が楽になるのであれば・・・・  】

   【普通に生きる、普通を書く】

     【自分を知り、肯定する為に書いている】 

     でした。

     単純でありながらも 
    人間ウオッチングの部分では
      どこか冷静な私がいるので
   やたらと
    「○○さぁぁあ~~ん? すごぉおい~」(キャピキャピ
     みたいに(笑) もちあげたり
     ヨイショするタイプの方とは
     心地よい距離感を保つようにしています。

    私自身 日々 作品を描き 
     ブログに言葉を綴るのは
     桜木さん同様、
    自分を知り、自分のことを肯定する為に
     かいている、そんな風に思っています。
    
       書くことで 自分の思いを知る・・・・・
    
       書くことで 自分を健やかに保つ・・・・

        私の経験値、心模様etc・・・・   

      何も知らない人から憶測で
     レッテルをはられることはイヤなので

     「自分はこういう人間で
      こんなことを思っているんです」
       と、伝えているのかもしれません。