上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

全米選手権女子★

2020-01-25 | 19-20コンペとショー
今年もヨーロッパ選手権と全米選手権が丸カブリする地獄の(天国の)季節がやってまいりました。
いいたかないけど、ユーロの会場は。。。不思議な体育館みたいな感じですね。
タラソワ重鎮が何かコメントしはったらしいですが、ユーロっていつもローカルっぽい。。。でもキスクラのしつらえは豪華や。
ユーロ男子はもう終わってるけど、私はまだ録画みてないので、先にさきほど終わった全米女子感想から書きます。

私はアリサ・リュウ選手が好きです!(リウなのかリュウがいいのか未だに解らないので、とりあえずリュウさんにさせて頂きます)
昨年からひとまわり体がおっきくなって、表現も大人びてきた!
ジャンプと表現のバランスが良くて、大きな華もある。プログラムはいかにも「ローリー・ニコルだな」感満載ですが、これからはいろんなジャンルを開拓していって欲しい。ジャズとかロックとか。ま、とほーもなくお若いので(14歳)今後さまざまな振付師で踊られることでしょう。
それに可愛い!嫌味なくかわいいアジア系でちょっと若き日のクワンにムードが似てますね。
そんなアリサが好きではありますが、今回ばかりはマライア・ベルに優勝して欲しかった。
だってあの可愛いコケのSP
コケるときも「へちゃっ」って感じでくゎあいいんです!
そして運命のフリー。最初っからもうこっちも緊張する。
ループがあやうい~高く上がりすぎてる。ルッツが最大の懸念材料なんですが、2本目を降りたところから会場もドワーッと沸いて、もう最後はご本人も大口を開けて「やったわ!やったのよ!」って「ハレルヤ」歌ってました。
すごい!こんなマライアを見たかった!
長年、主役というより脇役でしたが、2年前ぐらいからレベルが1段階上がった感じがあって、ネイサンと同じアルチュニアン組ですね。
チームメイトとして一緒に頑張ってきたリッポンの後押しが、繊細なマライアにパワーを与えてる。心に迫る素晴らしい滑りでした。
優勝して欲しかったなー。
でもアリサが4回転ルッツと3アクセル×2本持ちだったら、今後もうそのチャンスは無いということかいな。
マライアは今23歳。彼女のピークかも。。。でも遅咲きだからまだまだいけるかな~。いってほしい。
可愛いマライアに頑張って欲しいです。私、繊細な滑りの人が好きなんす。

テネル選手が素晴らしいSPでこのままいくか!?と思われましたが、少しフリーは硬さが。。。でも3ルッツ+3Tのコンボが2本入ってるって意欲的ですよね。モダンなSPも抒情的なフリーの「ニューシネマパラダイス」も好き。応援したい選手の一人。
大学に進学して大苦戦中のカレン・チェン。でも頑張った。4大陸は選ばれるかな。
そして忘れてならないグレイシー・ゴールド。復活
いつのまにか地区大会を勝ち上がってたんですね。知らなかった。
全米も全日本と同じく、1シーズンまるっと休んでしまったらシード権が消失するので、地区大会から勝ち上がっていかねばなりません。
かつて全米で2度も女王になりオリンピックも入賞したゴールド選手にとって、それはプライド的に辛かったことと思いますが、コーチ陣も変わり心機一転。新たなスタートを切った形となりました。
ジャンプがところどころ抜けて総合12位でしたが、ゴージャスでワクワクさせてくれる「グレイシー滑り」は健在。
私は特に「ダフニスとクロエ」が好きだったので、あれを完成させて欲しいよ。あんなの滑れるのは彼女しかいない!
全米の大観衆がグレイシーの帰還をあたたかく迎えてくれて、こちらもFS終了後ポロポロ涙が出ました。

あっこちゃん(鈴木明子さん)の、選手たちへのあたたかなコメント。かつ適切な技術解説。
製氷時間はアナとあっこちゃん二人のマニアックなトークや、全米オープニングセレモニーを映してくれました。
ほんまにどことは言わんけど、地上波のフィギュア番組と天と地ほど違うのです。
ストレス皆無。Jスポの番組作りは、フィギュア愛にあふれているの。
寝る時間と、見る時間、録画容量の確保に悩むけど(笑)★
コメント
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