【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
ようやく1クールが終了。
残り6クール分あると思うと目の前が暗くなりますが…。
とりあえず、もう三日坊主の域は脱したような気がするんで、いつでも心置きなく力尽きよう。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第13話「人魚(マーメイド)の儀式」
3話から使いまわされてきたアバンも撮り下ろし。
さすがクールの節目話、いつもと違う雰囲気をばんばん感じられます。
まぁ、たかがアバンが変わっただけで過敏に反応されるあたりが情けないですが。
前回のラストで、るちあさんは成人式を行うために海の国に帰還。
それに伴い慌しくなった海の国。
その様子を察知した敵の親玉・ガイトさんは、人魚の国への総攻撃を開始。
なお、このシーンで、いまだ名前の出てこない南太平洋・インド洋のマーメイドプリンセスが一応、登場。
しかし、彼女たちがちゃんとした形で登場するには、まだ数十話の時を待たないといけません。
早く出て来い黄色と橙。
さて、式典に向けて準備に入るるちあさんですが、思うのは喧嘩した海斗くんのことばかり。
このままでは、肝心の式も上手くいかないかもしれません。
そこで、そのことを心配したタキさんは一計を案じてくれました。
策の内容は単純。
海斗くんを海の国に連行してきて元気付ければいいじゃん。
そんなわけで即行で海斗くんを拉致。
海斗くん:
「お、おい、どこに連れて行くつもりなんだ!?」
サーフィンに明け暮れていた海斗くんの元にピンクイルカ登場。
有無を言わせず海斗くんを拉致すると、そのまま海底へ。
…この演出を受け入れるために、脚本家、および、視聴者は以下の3つの「些細な」常識を捨てる必要があります。
1.海の中では呼吸できない
2.深海に潜れば水圧で潰れる
3.水中では、地上と同じように体を動かすことはできない
「ぴっち」世界に既知の法則は通用しないんです。現実と空想を一緒にしない!
何はともあれ、思いもかけない海斗くんの登場に、るちあさんは大喜び。
が、まさにそのとき、ガイトさん率いるダークラヴァーズが襲来。
マーメイドの歌に対抗し、ガイト棒が魔の旋律を奏であげます。
るちあさん:
「頭が割れそう…!」
もがき苦しむるちあさんの元に、DLの皆さんが殺到。
彼女を捕らえるために巻き起こる水流。
そんな大ピンチな彼女に向かって、思わず海斗くんは絶叫。
海斗くん:
「るちあーーー!!」
ついに海斗くん、『人魚=るちあ』の真実に辿り着く。
……まだ1クールです。
いとも容易く、最大の障害を乗り越えてしまいました。なんてこった。
思わぬ幸運にるちあさんもびっくり。
え?気づいたの?いいの、それ?
敵の猛襲撃を受けている最中なのに、すっかり腑抜けています。
そんな彼女に、ガイトさんの手が迫る。
るちあさん、成す術もなく捕獲されかけますが…。
恐怖のあまり、思わず流した涙に真珠が反応、海の女神・アクアレジーナさんがプチ降臨しました。
ところで、「海中で何故、涙が流れるのか」とか、そんなことは気にしないで下さい。
くどいようですが、「ぴっち」世界には独自の物理法則があるのです。
どうしても納得できない人は、人魚の涙は水銀並に重いとでも思っててください。
幻影姿で降臨したアクアレジーナさんは、るちあさんたちに海の平和を託すと、素晴らしいものをプレゼント。
アクアレジーナさん:
「あなたたちに、新しい力を授けましょう」
その言葉とともに、光り輝くカートリッジが登場。
すかさず、カートリッジをe-pitchに差し込むと新曲の配信完了。
すごい!さすがは優良玩具e-pitch!カートリッジを差し変えるだけで、新曲が歌い放題!
るちあさん:
「ぴちぴちボイスでライブスタート!」
歌うは新曲「Super Love Songs!!」。
新曲パワーの前にガイトさん転進。
ぶっちゃけ、ここで倒してしまって「ぴっち 完」となってもおかしくない雰囲気でしたが、まだまだ先は長いのです。
なにせ80話もある。
当面の危機を脱出し、るちあさんは再び地上へ。
散々「もう地上には戻れないかも」と騒いでいたわりには、ノーフォローで帰還してしまいました。
まぁ、魚脳だし。きっと戦闘のごたごたで色々忘れたんだよ。
訳も分からないまま海中に拉致られた海斗くんも、何の説明もないままノリだけで地上に射出。
いきなり 『イルカに連れられ人魚の国へ』なんて浦島太郎クラスの大冒険をした彼ですが、特にトラウマを抱えることもなく日常生活に復帰。
さすが現代っ子は魂が柔軟だ。
そんな海斗くんを見つめるるちあさん。
るちあさん:
(海斗、私のことに気づいてくれたのかな?
気づいてくれたんなら許される!もう秘密になんてしないで思いっきり好きだって言える!)
待て、早まるな、るちあさん。
もしそれが勘違いだった場合、彼女は泡になって即死です。
嗚呼、るちあさんが、腑抜けの極地のようなデレ顔でにじり寄っていく。お願いだから、もうちょっと冷静に…。
今まさに、命がけの綱渡りにチャレンジしようとする彼女ですが、何かを察した海斗くんに間を外されてしまいました。
結局、「確信が持てないから、もうしばらく様子見」との結論に。
それが正解だ、るちあさん。てか、こんな早い段階で告白なんてされたら、話が終わってしまうし。
…こうやってわざわざ感想書いてみて遅まきながら気づいたのですが。
これでも「ぴっち」って、ちゃんとクールごとに新曲を用意し、展開にも区切りを付けていたのですね。
「ぴっち」のくせにちゃんと考えてやがる。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
ようやく1クールが終了。
残り6クール分あると思うと目の前が暗くなりますが…。
とりあえず、もう三日坊主の域は脱したような気がするんで、いつでも心置きなく力尽きよう。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第13話「人魚(マーメイド)の儀式」
3話から使いまわされてきたアバンも撮り下ろし。
さすがクールの節目話、いつもと違う雰囲気をばんばん感じられます。
まぁ、たかがアバンが変わっただけで過敏に反応されるあたりが情けないですが。
前回のラストで、るちあさんは成人式を行うために海の国に帰還。
それに伴い慌しくなった海の国。
その様子を察知した敵の親玉・ガイトさんは、人魚の国への総攻撃を開始。
【ガイト】 パンタラッサ族の王にして、海の平和を乱す組織の親玉。(なお、組織名はない) 趣味は、試験管に閉じ込めた人魚を眺めて撫で回すこと。 女の子だらけのダークラヴァーズを侍らせ、一日中ワインと薔薇風呂を楽しむ人生の勝利者。 歌が得意なマーメイド族に対し、パンタラッサ族は指揮者のお家柄。 一応、派手な指揮棒(通称:ガイト棒)を振り回し、謎の旋律を奏でる特殊能力持ち。 もっとも基本的に部下の女の子をこき使うことしかしない男なので、その特殊能力が発揮されたのはわずかに一度だけでしたが。 |
なお、このシーンで、いまだ名前の出てこない南太平洋・インド洋のマーメイドプリンセスが一応、登場。
しかし、彼女たちがちゃんとした形で登場するには、まだ数十話の時を待たないといけません。
早く出て来い黄色と橙。
さて、式典に向けて準備に入るるちあさんですが、思うのは喧嘩した海斗くんのことばかり。
このままでは、肝心の式も上手くいかないかもしれません。
そこで、そのことを心配したタキさんは一計を案じてくれました。
策の内容は単純。
海斗くんを海の国に連行してきて元気付ければいいじゃん。
そんなわけで即行で海斗くんを拉致。
海斗くん:
「お、おい、どこに連れて行くつもりなんだ!?」
サーフィンに明け暮れていた海斗くんの元にピンクイルカ登場。
有無を言わせず海斗くんを拉致すると、そのまま海底へ。
…この演出を受け入れるために、脚本家、および、視聴者は以下の3つの「些細な」常識を捨てる必要があります。
1.海の中では呼吸できない
2.深海に潜れば水圧で潰れる
3.水中では、地上と同じように体を動かすことはできない
「ぴっち」世界に既知の法則は通用しないんです。現実と空想を一緒にしない!
何はともあれ、思いもかけない海斗くんの登場に、るちあさんは大喜び。
が、まさにそのとき、ガイトさん率いるダークラヴァーズが襲来。
マーメイドの歌に対抗し、ガイト棒が魔の旋律を奏であげます。
るちあさん:
「頭が割れそう…!」
もがき苦しむるちあさんの元に、DLの皆さんが殺到。
彼女を捕らえるために巻き起こる水流。
そんな大ピンチな彼女に向かって、思わず海斗くんは絶叫。
海斗くん:
「るちあーーー!!」
ついに海斗くん、『人魚=るちあ』の真実に辿り着く。
……まだ1クールです。
いとも容易く、最大の障害を乗り越えてしまいました。なんてこった。
思わぬ幸運にるちあさんもびっくり。
え?気づいたの?いいの、それ?
敵の猛襲撃を受けている最中なのに、すっかり腑抜けています。
そんな彼女に、ガイトさんの手が迫る。
るちあさん、成す術もなく捕獲されかけますが…。
恐怖のあまり、思わず流した涙に真珠が反応、海の女神・アクアレジーナさんがプチ降臨しました。
【アクアレジーナ】 海の平和をつかさどる女神様。 大昔に悪の軍勢を封じ込めたせいで疲弊し、現在は休眠中。 るちあさんの目的は、彼女を眠りから呼び覚まし、現世に復活させること。 …だったはずなのですが、最終的には有耶無耶になったというか、復活したところであんまり意味がなかったというか。 そんな女神様の主なお仕事は、るちあさんたちのために新曲をリリースすること。 作成された新曲はカートリッジの形で配信されます。 ありがたみの欠片もないことこの上なし。 |
ところで、「海中で何故、涙が流れるのか」とか、そんなことは気にしないで下さい。
くどいようですが、「ぴっち」世界には独自の物理法則があるのです。
どうしても納得できない人は、人魚の涙は水銀並に重いとでも思っててください。
幻影姿で降臨したアクアレジーナさんは、るちあさんたちに海の平和を託すと、素晴らしいものをプレゼント。
アクアレジーナさん:
「あなたたちに、新しい力を授けましょう」
その言葉とともに、光り輝くカートリッジが登場。
すかさず、カートリッジをe-pitchに差し込むと新曲の配信完了。
すごい!さすがは優良玩具e-pitch!カートリッジを差し変えるだけで、新曲が歌い放題!
るちあさん:
「ぴちぴちボイスでライブスタート!」
歌うは新曲「Super Love Songs!!」。
【Super Love Songs!!】 人魚さんたちの攻撃ソング第2弾。 毎回毎回、歌いだす前に 『e-pitchにカートリッジを突き刺す』シーンが入る、販促にとても優しい歌です。 2クールから3クールにかけて使用されますが、微妙に影の薄い曲で、どちらかというと、敵幹部が歌うシーンで有名。 ユーリさん: 「勇気をくれる、あ・い・の・うた~♪」 ちなみに、昨年の「Voice in the Live」でイズールの中の人が歌ったのもこの曲。 |
新曲パワーの前にガイトさん転進。
ぶっちゃけ、ここで倒してしまって「ぴっち 完」となってもおかしくない雰囲気でしたが、まだまだ先は長いのです。
なにせ80話もある。
当面の危機を脱出し、るちあさんは再び地上へ。
散々「もう地上には戻れないかも」と騒いでいたわりには、ノーフォローで帰還してしまいました。
まぁ、魚脳だし。きっと戦闘のごたごたで色々忘れたんだよ。
訳も分からないまま海中に拉致られた海斗くんも、何の説明もないままノリだけで地上に射出。
いきなり 『イルカに連れられ人魚の国へ』なんて浦島太郎クラスの大冒険をした彼ですが、特にトラウマを抱えることもなく日常生活に復帰。
さすが現代っ子は魂が柔軟だ。
そんな海斗くんを見つめるるちあさん。
るちあさん:
(海斗、私のことに気づいてくれたのかな?
気づいてくれたんなら許される!もう秘密になんてしないで思いっきり好きだって言える!)
待て、早まるな、るちあさん。
もしそれが勘違いだった場合、彼女は泡になって即死です。
嗚呼、るちあさんが、腑抜けの極地のようなデレ顔でにじり寄っていく。お願いだから、もうちょっと冷静に…。
今まさに、命がけの綱渡りにチャレンジしようとする彼女ですが、何かを察した海斗くんに間を外されてしまいました。
結局、「確信が持てないから、もうしばらく様子見」との結論に。
それが正解だ、るちあさん。てか、こんな早い段階で告白なんてされたら、話が終わってしまうし。
(左画像) DVD マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.4 (右画像) 中田あすみ(るちあ)/ Splash Dream |
…こうやってわざわざ感想書いてみて遅まきながら気づいたのですが。
これでも「ぴっち」って、ちゃんとクールごとに新曲を用意し、展開にも区切りを付けていたのですね。
「ぴっち」のくせにちゃんと考えてやがる。