穴にハマったアリスたち

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第40話「初夢大作戦」

2006年07月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

アニメにあって他の番組にない楽しみ、といえばOP、ED、CM、アイキャッチ。
そして番組開始と終了時の1コーナー。
「ぴっち」の番組終了時の一幕は基本的に毎回同じカットで、

るちあさん:
 「またみてね♥」

の声が入るもの。
全91話中、これが変更されたのは39話と最終話のみ。
39話のときは年末ということで「よいお年を」になりました。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第40話「初夢大作戦」

そんなこんなで新年第一発目の放送。
だから仕方がないのです。挿入歌が5曲もあって、番組の三分の一がバンクなのも。
仕方がないのです。スタッフだって、年末年始くらい休みたいの!

さて、「初夢を見るとそれが正夢になる」との情報を仕入れたるちあさんたち。
早速全力を挙げて妄想世界へダイブ。
こんにちは、夢の国。

 波音さん:太郎ちゃんとラブラブ
 リナ姐さん:念願のプラズマテレビゲット
 るちあさん:海斗くんとラブラブ

揃いも揃って物欲と色欲。戦乱の姫君だというのに、誰一人平和の一つも祈りゃしねぇ。

翌日、そんな彼女たちの元に唐突にスカウト話が舞い込みます。
普段のゲリラライブの噂を聞きつけたアイドル事務所が正体を調べ上げたのでした。
DLが一年かかって分からなかったことを解明するとは…。これが魚と人間様の違いです。伊達に肺呼吸はしていない。

かくして派手好きの波音さん、金に目の眩んだ姐さんに引きずられ、るちあさんたちはアイドルデビュー。

るちあさん:
 「ピンクパールボイス!」

もはや人前で変身なんてなんのその。
手当たりしだいに変身能力起動&ライブ攻撃。
気が付けばあっという間に人気者に。

るちあさん:
 『SplashDream! 祈りは矢のように♪』

【Splash Dream】
 人魚さんたちのソロソングシリーズ・るちあさんver。
 姉妹ソングに「Ever Blue」「Star Jewel」。
 初使用の20話以来の登場です。

 『吹き荒れる風さえ 祝福のシュプレヒコール♪』
 『永遠に響く歌がある…それは愛…!』
 『全てを捧げて守りたい…愛だけを…!』

 愛「だけ」を守ってちゃダメだろ、と思いますが、まぁ、歌ってるのがるちあさんだし。

 使用頻度が少ない上、るちあさんのソロなら「恋はなんだろう」の方が圧倒的に有名。
 おかげでとんでもなく影が薄い。
 下手したら、曲人気投票で最下位を取るんじゃなかろうか…。


大ブレイクしたるちあさんたち。
ユニット名は「PichiPichiPtich」。
街中にポスターが溢れ、CD、映画と破竹の快進撃。


……と、ここまで書いておいてなんですが。

ぶっちゃけこの回、夢オチです。
ええ、いくら「ぴっち」でも、早々「アイドルとしてブラウン管デビュー」なんて無茶はしないですよ。
(一瞬「あらら」とか嫌な単語が脳裏をよぎりましたが、その恐怖と対面するのはまだまだ先のお話)

そんなわけで、後半は荒唐無稽なカオス展開。
あらすじの書きようがないんでキャプチャ画像で割愛。
画像を多用すると、感想が楽だ…。


特筆すべきは、世にも珍しい、人間時の普段着を着てる人魚るちあさん。

るちあさんは変身すると、茶色茶眼→金髪碧眼ツインテールと大幅に外見がチェンジ。
変身後の姿でアイドル服以外を着てるカットは、全話通じてこの回のみです。
なんか物凄く奇妙な物体に見える…。

あと、左から三番目の海賊船。
一応、「ぴっち」の超プロトタイプは海賊ものでした。
このシーンはそんな歴史に対する敬意の表れ……というわけではないんだろうな。


正月早々、ろくでもない内容を垂れ流して、放送終了。問題作ばかりの第3クールも残り僅かです。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.11(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.11

(右画像)
中田あすみ(るちあ)/Splash Dream
中田あすみ(るちあ)/マーメイドメロディー(1)るちあ SPLASH DREAM

ついでに、この回は放送曜日が変更になった唯一の回。(通常は土曜日)
そして、そんなときに限って「放送日が土曜日である」ことを使ったネタが劇中に登場。
「ぴっち」の地雷の踏み具合はわざとじゃなかろうかというくらい的確すぎる。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第39話「P in P」

2006年07月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

「ぴっち」のサブタイトルには「全角5文字まで」という制約があります。
なんでも、新聞等のテレビ欄で省略されたりしないように、とのことだそうな。
なかなか細やかな気配りですが、そのせいで酷いサブタイになることもしばしば。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第39話「P in P(パニック イン パールピアリ)」

「P in P」と書いて「パニック イン パールピアリ」。
元々、省略されないように5文字以内にしたはずが、かえってわけのわからない略し方をする羽目に。
本末転倒とはまさにこのこと。

さて、劇中は大晦日。
るちあさんたちは、地上の住居ことホテル・パールピアリにて年越しライブを行うことになりました。
勿論、入場有料。なにせ生活がかかってます。稼げるときに稼いでおかないとご飯が食べれません。

早速、ライブのビラをばら撒くるちあさんたち。
そのビラは敵幹部・ダークラヴァーズ一行の元にも舞い降りました。

エリルさん:
 「アイドルによるカウントダウンスペシャルコンサート…」

すわマメプリ発見!…となるはずもなく。
DLの皆さん、「これは楽しそう」「一年間の苦労を忘れて羽を伸ばそう」とパールピアリにプチ旅行をすることに。

なお、このビラには、堂々と変身後のマメプリさんの姿も描かれています。
何故、それで気づかない…。
(ついでにこのビラ、e-pitchがでかでかと描かれてます。「ぴっち」は販促に優しいアニメです)


その晩。
るちあさんたちは、姐さんのメロンプリンを誰かが食べてしまったことに端を発し、大喧嘩を開始。
醜いことこの上なし。その結果、「こいつらと一緒に歌いたくない!」とライブは中止にすることに。

…つうか、この三人。必要性から一緒にいますが、ぶっちゃけあんまり仲が良くありません。
特に、るちあさんと波音さん。
なんかいつもお互いに挑発&嘲笑しあってる気がする。


翌日は大晦日。上述のように、慰安旅行がてらDLさんたちがパールピアリにやってきました。
(余談ですが、人前に出るときのDLは人間verの姿に。マリアさんの人間体、超かわいい)
当然、るちあさん一同絶句。

波音さん:
 (なんでこいつらがここに来るわけ…?)

そんな彼女たちに、暢気に話しかけるDL。

エリルさん:「なかなか素敵なホテルですね」
ユーリさん:「あら、あなたたち、前にも私たちと会ったことある?」
マリアさん:「思い出しましたわ。あなたたちマーメイドコンテストに出てたでしょ」
エリルさん:「そうだそうだ。あの時はお互い残念だったわね~優勝できなくて」

DLの会話からは品の良さがにじみ出てる。

そんなDLたちですが、目玉の年越しライブが中止になったと聞いてがっかり。
中止の原因は喧嘩?じゃあ、私たちの手で仲直りの手助けしましょうよ!
DLさん、善人ぶりを大発揮。

その夜。DLの宿泊部屋に呼び出されたるちあさん。

るちあさん:
 「すみません、今夜のコンサート中止のことで謝るようにと言われてやってきたんですけど…」

……るちあさん、あんまりこんなこと言いたくないのですが、貴女ちょっと態度が悪いですよ…。

謝罪にならない謝罪の言葉の後、招かれた室内には波音さん&姐さんの姿が。
DLたちの「仲直り計画」のために呼び出されていたのです。
(つうか、ライブ出演するのがこの三人と判明した時点で、「こいつらがマメプリ」と分かりそうなもんですが…)

ダークラヴァーズの皆さん:
 「あなたたちって本当は仲が良いんでしょ」
 「一年の最後に喧嘩なんてしてたら、気持ちよく新年を迎えられないでしょ?」
 「私たちも仲が悪かったときは仕事が上手くいかなくて、上司によくにらまれてたわ」
 「でも今は嫌な社員がやってきて、私たちは一致団結してるんですの」
 「その社員って私たちの仕事を横取りしようとしてるんだから」
 「そのおかげで私たち、いつリストラされるんだか分からない状態なの」
 「だから今年の最後くらい、嫌なことを全部忘れてぱーっと騒ごうって♪」
 「あなたちのカウントダウンコンサートを楽しみにして来たんですけど。中止になったんじゃしょうがないですわね」

マメプリ3人+DL4人で仲良くババ抜きを楽しみながら、愚痴とも励ましとも取れるトークを展開。
物凄い勢いで墓穴を掘りまくるDLの面々に胸が熱くなります。
そんな異様な雰囲気のまま、Aパートが終了し、Bパート。

???:
 『向かい風の中でも 深い海の中でも この手を離さないでーぜったいー♪』
 『愛を伝えてすーぱそんっ! 勇気をくれる愛の歌~♪』

突然、懐かしの「Super love Songs!」。歌っているのは…




何やってんだユーリさん。。。
今まで自分たちを散々苦しめてきたマメプリのコスプレしてライブ&物まね。
DLたちの自虐ぶりに拍車がかかりまくってます。

波音さん:
 「よく考えたらこの人たちも可哀想だよね」

もはや同情と憐れみしか沸いてこない。

ユーリさん:
 「アンコールはいかが?」

無駄に親交を深めていく一行ですが、ちょっとしたトラブルでDLの面々が喧嘩を開始、たちまちパールピアリは戦場に。
その醜い争いの中、ようやくるちあさんたちは仲直り。
一方、この阿鼻叫喚の騒ぎは、海上のかれさんの目にも映ります。

かれんさん:
 「ダークラヴァーズまで呼んで何してるのよあいつら…」

見かねたかれんさん、わざと姿を現すとDLの皆さんをひきつけてくれました。
「あれはマーメイドプリンセス!」「追うわよ!」
即行で追いかけ始めるDL。が…

かれんさん:
 「パープルパールボイス!!」

相手はデスボイス・かれんさん。
DLごとき、束になってかかろうが物の数ではない。
謎のコール音を従えて、颯爽と「オーロラの風」発動。

かれんさん:
 『あっさひっが、うっれしっくてー!』(うっれしっくてー!)
 『どこかで見てるかな!』(見てるかな!)
 『夢はまだ夢でも!』(Let's stay 今 あなたが!)

笑顔で虐殺。

一方、仲直りしたるちあさんたちはカウントダウンライブ開始。
会場には溢れんばかりのお客さんたち。るちあさんたちは超人気アイドルなのです。
そして、そんな観客の目の前で変身。

……なんでそれが「正体をバラした」ことにならないのか、本当に不思議です。

るちあさん:
 『今は大きなこの夢がかなうまで夢中だけど~♪』
 『戦うたび、愛の意味を問いかける…!』
 『きっと夢だけでは生きられない 愛される予感をください…!』

「夢のその先へ」を熱唱し、続けて「Legend of Mermaid」。

波音さん&姐さん:
 『七色の風に吹かれて~♪ 遠い岬を目指してた~♪』

その歌声は、かれんさんに粉砕され、水死体さながらで岸に打ち上げられていたDLの元にも届きます。

エリルさん :「またやられちゃったわね…」
ユーリさん :「つまらない喧嘩なんてしているからですわ」
イズールさん:「来年こそは力を合わせて頑張りましょう」
マリアさん :「ええ、目指せマーメイドプリンセスゲット…」

嗚呼、ダークラヴァーズ。
後一歩というところまでマメプリの正体に迫っているのに…。
連戦連敗の彼女たちの幸せを祈りつつ、03年最後の放送回も終了。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.11(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.11

(右画像)
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエルボックス1
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエ...

冒頭の「サブタイは全角5文字まで」の制約ですが、「それ以前にもっと配慮すべきことがあるだろ」ということに気づいたか、第2期では撤廃されました。
そりゃ、そんな細かいところでポイント稼いでてもね…。
(結果、サブタイの最長は11文字)
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シムーン 第16話「翠玉のリ・マージョン」

2006年07月19日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
今回からOPがちょっとだけ変更。
嗚呼これで、OPにユン姉さんの姿を探しては悲しむ日々ともおさらば。
もう「死亡フラグが立ってる」なんて言わせない!

・シムーン 第16話「翠玉のリ・マージョン」

先週からの続き。

敵さんの陽動作戦に見事に引っかかったテンペスト隊は、気が付けば母艦にシムーン二機を残すばかり。
そこに、今がチャンスと敵の本体が急襲。
一度目の襲撃はなんとかやり過ごしたものの、二度目の攻撃時には少ない戦力で全面戦闘を余儀なくされます。

パライエッタさん:
 「私はここ(戦場)での生き方を何も知らない…」

自らの失策を悟り嘆きまくりのパライエッタさん。
でもまぁ、「兵士の自覚が足りない」と言われる彼女たちですが、どっちかというと、「巫女に指揮権を与えている」ことの方が問題なわけで。
巫女さんなのに兵士扱いするなんて妙なことするからこんなことに…。

何はともあれ、決死の覚悟で迎撃開始。
飛び立つは残ったただ二機のシムーン:パライエッタ-アーエル機&ドミヌーラ-リモネ機。
個々の戦闘力では圧倒しているものの、なにせ数の差が半端ではない。

リモネさん:
 「波頭のリマージョン!」
リモネさん:
 「鏡影のリマージョン!」

次々と新技を繰り出すものの、戦局はひっくり返らず。
つうか、リマージョンの欠陥って発動までに時間がかかることですね。
一度見せたら、二度は撃てない。

このままでは全滅は時間の問題。
全員が死を覚悟して特攻を始めたとき、ドミヌーラ-リモネ機は何かを決意。
描く光跡は…究極たる翠玉のリマージョン。

一方その頃。
出撃していた他のテンペスト隊がようやく帰還。
しかし、彼女たちが見たものは…

 「あれを見て」
 「あれは…翠玉のリマージョン!?」
 「どうして…!」
 「ちょっと誰が翠玉のリマージョンをやってるの!?」
 「まさかもう一度見ることになるなんて」
 「急いで戻るんだ!!」
 「あれが?」
 「やだ、死んじゃう!!」

テンペスト隊一同の叫びの中、翠玉のリマージョン、完成。
たちまち白光が周囲を照らし、全てを呑み尽くす。
やがて光が晴れたそこには、ドミヌーラ機の姿はなく。

そして、依然としてそのままの敵艦隊。

…って、え?

なんかドミヌーラさんたちだけ消えて、敵がそのまま残ってしまっています。
そりゃ確かに、究極のリマージョン=究極破壊兵器とは限らないんでしょうが、先代のアムリアさんといい、ドミヌーラさんといい、そのつもりで使ってたんじゃなかったのか…?
まさか、自分たちだけ神の御許だかなんだかに逃げ込もうとか、そんなつもりで使ったの?そんな馬鹿な。

大技出したのに戦局はそのまま。
が、偵察に出ていたテンペスト隊が到着。
さらに大型母艦・アルプスプリーマも援軍に。

グラギエフさん:
 「どうやら間一髪間に合ったようですね」

全然間に合ってねぇ。

援軍によって敵機は撃退。
けれど、いずこかに消滅したドミヌーラ・リモネ機は発見できず。
なんだこれは。このままじゃ無駄死にじゃ…?

色々としょんぼりしながら次週「遺跡」。
気が付けば残り10話を切ってます。
ここまできたら、下手に謎解きとかに走らないほうがいいような気がしてきた。


Simoun(シムーン)1[初回生産分のみ限定仕様]
Simoun(シムーン)1[初回生産分のみ限定仕様]

【シムーン連載】
 コミック百合姫 Vol.4
 Megami MAGAZINE
その他、シムーン関連アイテム、および、同、オークション
コミック百合姫 Vol.4 【年間購読】Megami MAGAZINE

ところで、お留守番をしていたアーエルさんとリモネさんの会話。

(ロードレのぬいぐるみを見ながら)
アーエルさん:
 「本当、面白い顔してる。
  こういうの持ち主に似るのかな?
  …(ロードレじゃなくて)製作者(のフロエ)の方。」

嗚呼、フロエさん!
唯一の味方と思ってたアーエルさんからまで影で嘲笑されてる…!
なんて不憫な娘。

【追記】
「電波deリマージョン」の人気投票途中結果(上位5位まで公開)を聞きました。
みんな大好きユン姉さんが暫定2位!
これがテンペスト隊最後の良心の実力ですよ。はっはっは。

…私の投票したモリナスさんは上位5位に入れてないようですが。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第38話「聖夜の贈物」

2006年07月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

テレビ番組のお約束といえばやっぱりこれ。
作画ミス、放送事故と並ぶ、「起きないことには話にならない」、そんなネタ。
「ぴっち」では以前に27話でクリア済みですが、38話で改めて登場。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第38話「聖夜(クリスマス)の贈物」

もうじきクリスマス。
勿論るちあさんは、海斗くんと過ごすラブラブ展開に胸を膨らませ中。
でも、海斗くんの前に謎の年上女性が現れます。

謎のお姉さん:
 「私のこと覚えていない?
  昔は私の行く先にいつもついて来ていたのにねぇ。
  仕方ないか、まだ七五三とかしてるときだもんねぇ」

このお姉さんの登場に、海斗くん大混乱。
そりゃまぁ、こんな意味深なこと言われれば誰だって相手が気になります。
でもそこは魚脳な我らが人魚さん。

るちあさん:
 「さっきの綺麗な女の人がそんなに気になるの!?」

秒でブチ切れ。

海斗くん:
 「お前、少しうるさいんだよ!」
るちあさん:
 「なによ海斗ったら、都合が悪くなるとすぐ怒るんだから!」

それはお前だ!…と思う間もなく。

波音さん:
 「すぐやきもち焼いて怒るのはるちあの方かなーって思うけど?」

この番組を視聴して3クール、初めて波音さんと意見が一致したような気がする。
なんだか、人として物凄く堕落した気分。
(なお、件のお姉さんの正体は海斗くんの親戚です。言うまでもない気もしますが)


さて、帰宅した海斗くん。
「昔のことを知っている」という女性の登場に、自分の過去のアルバムを引っ張り出します。
そのアルバムには彼の赤ん坊の頃の写真はなし。

海斗くん:
 「俺には赤ん坊の頃の写真はない。
  どうしてないのか、両親が亡くなってしまった今、理由は分からない」


一方のるちあさん、偶然にも謎のお姉さんと遭遇。
「子供の頃の海斗を知っている」というお姉さんに対抗し、「赤ん坊の頃の写真を見たことがある」と口走ってしまいます。
結果、思いっきり乗せられて、「その写真を持ってくる」と約束させられてしまいます。

仕方がないので海斗くんの家へ。

るちあさん:
 「あのー、海斗の赤ちゃんの頃の写真ってあるよね?
  ちょっと見せて欲しいんだけど」

完璧なタイミングで的確に相手の心の傷を抉るるちあさん。
その空気の読めなさ加減にはあきれ返るばかり。
当然、海斗くんは激怒。

海斗くん:
 「いい加減にしろ。人の心の中に土足で踏み込みやがって…!」

るちあさん、破局のピンチ。この二人、頻繁に致命的な危機を迎えすぎです。(まぁ、ほぼ全て、るちあさんの自爆によるものですが)


傷心のまま迎えてしまったクリスマス・イブ。
しょんぼりと街行くるちあさんの目に入ったのは、共に食事をする海斗くんとお姉さんの姿。
るちあさん、愕然。

が、そんな海斗くんのところに、敵幹部・マリアさん襲来。
度重なる失態をなんとか取り繕おうと、狙いを彼に定めてみました。
けれど、そんな必死なマリアさんの前に立ちふさがる、恐怖の人魚さん。

るちあさん:
 「それ以上は許さないわよ!」
マリアさん:
 「な、なんでマーメイドプリンセスがここに!?」

もはや、宿敵のマメプリに遭遇しても、喜ぶどころか恐慌。

マリアさん:
 「雪が降っているというのにいつまでもそんな格好をしていたら風邪を引くわよ!」

劇中は12月末だというのに、るちあさんたちはいつもの袖なしミニスカアイドル服。見ているこっちが寒くなる。
しかし、懸命に虚勢を張るマリアさんに見せ付けるように、るちあさんたちは夢の二段変身起動。
ノーマル状態でも勝てるのに、わざわざオーバーキル狙いです。ますます背筋が寒くなる。

マリアさん:
 「や、やっぱり許して。ごめんなさい!勘弁してぇ!!」

嗚呼、マリアさん…。
歌いだされる前から白旗。もはや完全にトラウマになってしまっています。
プライドに拘ってる場合ではない。

…そして、そんな無条件降伏をガン無視して歌い出す悪夢の体現・るちあさん。

るちあさん:
 『もしもー願いがかなったら~♪ その先に何が待ってるの?』

絶望しか待ってない気がする。
嗚呼、「蹂躙」という単語の具体例をまざまざと見せられている気分。
しかも、姐さん&波音さんによる珍しい「夢のその先へ」デュエットの追撃つき。可哀想過ぎる。

もはや戦闘にすらならない戦闘を経て、軽くマリアさんを踏み潰したるちあさんは、海斗くんを追いかけて外へ。

謎のお姉さん:
 「実はね、あなたに渡したいものがあるの。あなたの(亡くなった)両親から預かった手紙」
海斗くん:
 「…やっぱり、俺は父さんと母さんの本当の子供じゃなかったんだ」

明かされた過去に海斗くんの衝撃は計り知れず。
そんな彼の元に、るちあさんは駆け寄ります。
今回、ちょっと喧嘩はしてしまいましたが、元来二人はラブラブ。
来てくれたるちあさんに、海斗くんの心も支えられます。
ちょうど降り始めていた雪の中、ただ無言で手を握り合う二人。

で、いいシーンなのですが、そこに気象テロップが。

 『群馬県水上北毛に大雪警報』

そんなことには構わず、るちあさん独白。

るちあさん:
 「海斗にどんな事情があるのか私には分からない。
  でも海斗が私にいて欲しいと言ってくれている。今はそれだけでいい。
  クリスマスの夜にこんな気持ちになれたのは、きっと白い雪が私に運んできてくれたプレゼント

今まさに、雪害に苦しんでいる人がいるというのに!
なにこの不謹慎なアニメ。
やっぱりるちあさんは空気を読めない娘。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.11(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.11

(右画像)
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエルボックス1
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエ...

ちなみに、「タイミングよく気象テロップ」は意外と難易度が低いらしく、結構な番組でクリアしています。
「ぴっち」の前番組「東京ミュウミュウ」(最終回のラストシーンで気象テロ)や、「おねがいマイメロディ」(最終回の一番盛り上がるシーンで気象テロ)等々。
特に「マイメロ」は劇中の地震が起こるシーンで地震速報(しかも場所が能登)とかなり頑張ってる。
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