穴にハマったアリスたち

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→新章開始!ありがとう!

マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第32話「恋は夢色」

2006年07月13日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

【追記:2022年3月】
この回の感想を書き直しました。
出来ればそちらを読んでいただけるとありがたいです。
「KIZUNA」vs黒の協奏曲(第32話):マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想
【追記:終わり】



「ぴちぴちピッチ」では高画質のDVD版よりも、テロップや時刻表示の入るテレビ版の方が人気、という珍しい現象が起きています。
理由は単純で、「テレビ版にしかない面白映像があるから」。
DVDでは改悪されてしまった素敵回。その代表の一つが、この第32話。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第32話「恋は夢色」

「ぴっち」史上に残る戦闘回。
手に汗握る、一進一退の攻防は実に7分間に及びます。
もちろんそれは、7分間も歌を聴かされ続けることを意味するのですが。

るちあさんは浜辺で夢見石なる不思議なアイテムをゲット。
なんでも、「見た夢が現実になる」便利グッズのようです。
この世界はレジェンドクラスのアイテムがほいほいその辺に落ちまくってる。

「これで海斗とラブラブよ!」、考えることはそればかり。
念願かなって淫夢を見ることに成功しますが、ピンク色の夢は途中で喧嘩別れするシーンに早変わり。
るちあさん、困った。


一方、海の底。

マリアさん:
 「ブラックビューティシスターズのシェシェさまとミミさまに、
  ぜひこの私を手足として使っていただければと…」

嗚呼、マリアさん。
とうとうBBSに取り入り始めてしまいました。
もう生き残るためなら手段を選んでられません。BBSの部下として動くことに。


さて、るちあさんが羨ましくなった波音さんも、夢見石を求めて海底へ。

波音さん:
 「私が思うにね、夢見石って宝くじと同じなのよ。
  つまりね、夢見石で夢を見ないと正夢にならない。
  宝くじは買わないと当たらない!
  ゲット!夢見石!
  そして太郎ちゃんとラブラブな夢を見てぇ…や~ん、正夢になったらどうしよー♪」

波音さん、いつになったら日本語を話せるようになるんだろう。

視聴者の不安をよそに、夢見石探索に精を出す波音さんと、それに付き合わされるリナさん。
姐さん、なんか可哀想。
げんなりしていると、そこに、BBSが襲来。

シェシェ&ミミ:
 『Voice in the Dark! 黒い闇と奏で合うこのメロディ…!』

二人だけではBBSには勝てない。
慌てて逃げる波音&姐さんですが、歌声は彼女たちを補足。
もがき苦しむ人魚さん二人。

画面は切り替わり、仲間のピンチを知り、慌てて急行するるちあさんの映像。

るちあさん:
 「二人を助けに行かなくちゃ!」

…再び、海中の戦闘の模様。

シェシェ&ミミ:
 『想いなんて捨ててる夢見る少女の独白、叫びなんて誰にも届かない…!』
るちあさん:
 「うぅ…ぐぅ…」

本邦初公開のロングverで歌うBBSの前に、苦しむ三人……って、三人?
そこには、頭を押さえてうめき声をあげる、るちあさん、波音さん、リナさんの姿が。
え?るちあさん、秒で駆け付けて、即座にやられたの?

呆気にとられる視聴者ですが、次の展開で再び混乱の渦に。

るちあさん:
 「あなたたちの勝手にはさせないわ!」

突如、るちあさん、乱入。
何事もなかったかのように、波音&リナさんの救出に入りました。
へ?なんで?お前、今の今までやられて……あ。

 作 画 指 定 ミ ス り や が っ た な 。

厳密に言うと、このやられシーンはバンク。
調子に乗ってバンクシーンを乱用してて、いないはずの人物がいるカットを使用してしまった模様。
なんてみっともない…。

 → 
苦しむるちあさん
その直後、るちあさん登場

ちょっとした色指定のミスとかならともかく、こんなあからさまなミス。
しかも原因は手を抜いて画像を使いまわしたから。
もはや言い訳不能のこのシーンは、『るちあを助けに行くるちあ』として、「ぴっち」ファンを大喜びさせることに。
(無論、DVD版では修正され、大不評を買いました)

ろくでもない演出の後、るちあさんたちの反撃開始。

るちあさん:
 「主役を乗っ取る不埒な姉妹にはぴちぴちボイスでお仕置きよ!」

るちあさんも人気離れを自覚中。
夢の二段変身を起動すると、対BBSソング「KIZUNA」の歌唱開始。
形勢逆転。しかし、BBSには秘策が。

シェシェ&ミミ:
 「合図を…!」
 「分かった、作戦開始ね!」

たちまち放たれた光の合図を受け、別働隊のマリアさんは灯台の霧笛を鳴らします。
響き渡るノイズに、人魚さんの歌が停止。
これではお歌が歌えない…!

シェシェ&ミミ:
 「さすがのマーメイドプリンセスも歌が歌えないんじゃお手上げねぇ~」
 「本当だよね~」
 「……ん?」

突然鳴り止む霧笛。
一体何が起こったのか。
画面は灯台に切り替わり、視聴者の目に映ったのは…。

かれんさんに撲殺され、倒れ伏すマリアさんの姿。

作中の時間経過からしても、歌で倒したのではなく、後頭部をバールのようなもので一撃して倒したようです。
ただでさえデスボイスなのに、肉弾戦もこなすかれんさん。
腕組みして悠然と見下ろす姿が恐ろしすぎる。

ミミ:
 「あのマリアって使えないやつ…!」

まぁ、マリアさん一人でかれんさんをなんとかしろという方が無茶なのですが…。
霧笛が鳴り止み、再開された「KIZUNA」の前に、BBS散る。
また不用意にマリアさんと番組の株が下がって、以下次号。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.9(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.9

(右画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ OP 神戸みゆき/Rainbow Notes♪

なお、この回は応募者プレゼントがあった回。

 『プレゼントのお知らせ!!はがきに新曲のかんそうを書いて送ってね!!!』

番組の感想ではなく、曲の感想を送れ。
なんだかとっても「ぴちぴちピッチ」。
どんな感想が送りつけられたのか、ぜひ見てみたい気がします。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第31話「危険な罠」

2006年07月13日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

本日13日はPS2用ゲーム「ペルソナ3」の発売日。
とりあえず「ぴっち」ファンの皆さんは、ホームページを見に行ってみましょう。
そして憤りながらこう叫びましょう。

『 P3は「ぴちぴちピッチ」の略だ! 』

タカラトミー様はP3ブランドについて、もっと独占排他すべきだと思った。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第31話「危険な罠」

妙に特徴的な作画の今回。
夢の二段変身を手に入れた人魚さんたちは反撃開始。
とうとう専守防衛から敵地攻撃に切り替えてみました。

ヒッポくん:
 「私たちも、ガイトに囚われてしまったマーメイドプリンセス・ノエルさまのことを忘れたわけではありません!」

…あいかわらず忘れられてる南太平洋のマメプリさまが可愛そうでなりません。

しかし、懸命の捜索にも、ガイト城の場所はいまだ判明せず。
そんな中、リナ姐さんが一計を案じます。
『一人がわざと捕まり、その後をつけてガイト城を見つけよう』

さらに以下の思考経路を辿り、作戦決行。
 
  今度、仮装サーフィン大会が開かれる
 →仮装=マーメイドのコスプレ
 →マーメイドがくるに違いない
 →…と、馬鹿なDLはそう思うだろう
 →じゃあそこで待ち伏せよう

そして、るちあさんたちの読みどおり、現場に現れるDL。
哀れDL、実力で完敗しているのみならず、思考回路まで完全トレース。
手のひらの上で踊らされるとも知らず、意気揚々と囮役のリナ姐さんに襲い掛かります。

リナ姐さん:
 (もうそろそろいいだろう。捕まってやるか)

が、そこに響き渡る神秘の声。

かれんさん:
 「パープルパールボイス!」

そして同時に流れ出す、果てしなく能天気な曲。

【オーロラの風に乗って】
 紫人魚かれんさんのソロソング。
 異常に軽いメロディ、安っぽい歌詞、そしてデスボイスと三拍子そろった名曲。
 特に不用意に入るコールの意味不明さに、視聴者はパニックに。
 
 『朝日がうっれしっくてー!』(うっれしっくてー!)

              ,--ー、
             ((//jヽ)
             从゜ ー゜ハ  あっさ日がうっれっしくて~
             (⊂vr+jつ†
           ((((<l__! )) ))
           ∫∫UU ∫∫

   ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
 <        う っ れ っ し っ く て !!           >
  ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
    、        、        、       、        、
  /っノ      /っノ      /っノ     /っノ      /っノ
 / /  ∧_∧ / /  ∧_∧ / /  ∧_∧ / /  ∧_∧ / /  ∧_∧
 \\(    )\\(    )\\(    )\\(    )\\(

 そのコールはどこから聞こえてくるのか…。
 
 果たしてどこまでが譜面どおりなのか、そもそも譜面どおりに歌えてる部分があるのか。
 つうか「歌唱力」って一体どういう意味なんだろう。
 聴けば聴くほど味の出てくるこのお歌に、既存の音楽感性が破壊されまくり。
 あまりにお上手なお歌に、海外サイトでも「cursed song」の愛称で親しまれることに。
 デスボイスは国境を越えた。

 劇中での使用回数は2回。
 当然のごとく、2回とも圧勝。
 「オーロラ」が破られる姿は、正直想像できない。

かれんさん:
 『あっさひがうっれしっくてー!』(うっれしっくてー!)
 『思わず涙がでるぅー!!』

泣きたいのはこっちだと言いたげに、ただただ見つめるリナ姐さん。

リナ姐さん:
 「あの馬鹿、余計なことを…!」
マリアさん:
 「なんてことを…!」

周囲の非難の声もなんのその。かれんさん、笑顔で心底楽しそうに熱唱。
無論、デスボイスの直撃に晒されたDLは瞬時に壊死。
視聴者の心も折れそうです。


かくして作戦失敗…かと思われますが、物影から様子を伺っていた波音さんが、代わりに捕縛されました。
囮役が変わってしまったものの、作戦続行。
リナ姐さん、かれんさん、遅れてるちあさんの三人で追跡開始。

ちなみに今回のかれんさん、移動手段としてイルカに跨っています(キャプチャ画像参照)。
もっとも、人魚さんたちも野生動物。日本-ハワイ間を数時間で泳ぎきる泳力の持ち主です。
それにも関わらず、いたいけなイルカさんを使役。さすがかれんさんは違う。


やがて見えてくるガイト城。
城に連れ込まれる直前に救出に入り、すかさず「Ever Blue」。
瞬殺されるDLの皆さん。もはや彼女らは、脅威として全く認識されてない。

しかし、その目の前に、真打ちBBS登場。

シェシェ&ミミ:
 「イッツ ア ショウターイム!」

【黒の協奏曲 ~concerto~】
 BBS専用曲。
 人魚さんたちを蹂躙する破壊ソングに、ファンは拍手喝さい。
 (ちなみに人魚さんたちが、この歌を防げたことはない)

 『想いなんて捨ててる 夢見る少女の独白 叫びなんて誰にも届かない』
 『愛に守られている 幸せな者たち 伝わると信じてる瞳がまぶしい』

 BBSは元々アンコウ。
 暗い暗い海の底、姉妹二人だけの長い長い孤独な日々。
 そこでの生活でぶっ壊れた心を抱いて、彼女たちは歌い続けるのです。
 光に憧れ、光を憎み、ただただ相棒のことだけを想い信じ続けて…。
 頑張れBBS。人魚さんよりも応援してる。

いきなり窮地に立たされた一行ですが、遅れてきたるちあさんが合流。
二段変身+KIZUNA にて辛くも撃退。
もっとも、その間に肝心のガイト城には逃げられてしまい…。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.9(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.9

(右画像)
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエルボックス1
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエ...

「P3」という略称は原作者様も気に入っていたらしく、作中やたらと出てきます。
街にある看板に「P3」の文字、海斗くんの着ているシャツのロゴが「P3」等々。
アトラスは市場調査がぬるいですよ。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第30話「氷の瞳」

2006年07月13日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

豪華メンバーで送る、8月26日開催のライブ「Voice in the Live」
チケットの残りは60枚ほどだそうな。
下手をしなくても最後の「ぴっち」イベントになりかねないこのライブ、まだ未入手の人はお早めにどうぞ。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第30話「氷の瞳」

すさんだ「ぴっち」世界のアイドル・敵幹部のマリアさん他ダークラヴァーズの一行は、重ねに重ねた失敗を叱責され中。

シェシェ&ミミ:
 「全く情けないと思わないのかしら」
 「本当だよね~」
 「でも、この方たちだって、この方たちなりにきっと努力したんだと思うよ」
 「私たちのような能力に優れてる者からしたら当然のことも、この者たちにとっては必死に足掻いてようやくできること、ていうのもあるんだろうしねぇ」
 「本当だよね~」

【ブラックビューティシスターズ】
    i^y-v-、      ,-‐"-、   
    l(//ハヽゝ  .  (〈(ハハ)〉     
    ノEl ゜ ヮ゜ノヨ    E,! ゜ ヮ゜ノヨ     
   / ⊂Y,ハ)つ†   ⊂y.ェjつ†   
.   ハハハ( Y)ハ)_)    |二!-、_)  
      l土!    .   l土!    

 姉:シェシェ(左)、妹:ミミ(右)
 専用曲:黒の協奏曲 ~concerto~、闇のBAROQUE -バロック-

 南極海のマーメイドの国を滅ぼした凶悪敵幹部。
 正体はアンコウ。元ネタは当時話題だったt.A.T.u。
 ぴちぴちボイスを無効化し、逆にライブ攻撃をしかけるその様は圧巻。

 流出した番組資料によれば「こいつらSMシスターでレズです」。
 身も蓋もない書き方の通りのキャラで、子供向け番組の限界に挑戦…しすぎて、
 保護者からクレームが入り出番を自粛させられるわ、「やっぱエロすぎた」とカットが差し替えられるわと、悲しい手柄を誇る。

 一応、ガイトさんに従ってはいるものの、彼女たちにとっての最優先事項はお互いの存在。
 最終的には己の誇りをかけて裏切ることに…。

 二人とも中の人は「Voice in the Live」に出演。
 今年もシェシェの中の人は参加してくれるので、BBSソングに大期待。
 (「Voice in the Live」の名称はBBSの「黒の協奏曲」の歌詞に由来)

 なお、ミミの口癖は「本当だよね~」。
 登場する度に無理やり使いまくり。
 応用範囲がやたら広く、イントネーションにも無駄にバリエーションがあるため、ミミが出てるのにこの台詞を言わないと、物凄く落ち着かない気分になる。本当だよね~。

シェシェ&ミミ:
 「こいつらどうすればいいと思う?」
 「最後のチャンスを与えるということではダメ?」
 「そうねぇ。ただし私たちの邪魔をしないように働いて貰わないとね」
 「…あなたたちお礼は?」
 「お払い箱のところを使ってもらえることになったんだから、当然お礼は言うよね?」
 「本当だよね~」

なんたる屈辱。でもDLの皆さんには頭を下げることしか出来ません。

DLの皆さん:
 「ありがとうございます…」
シェシェ&ミミ:
 「あら今、なんていったの?」
 「聞こえないよねぇ?」
DLの皆さん:
 「ありがとうございます!」
シェシェ&ミミ:
 「あっはっはっは!」

なんて心が和む光景。嗚呼、マリアさん…。


その頃、DLを苦境に追い込んだ当人・るちあさん。

るちあさん:
 「海斗ぉー♪」

あいかわらず能天気に、海斗くんと一緒に下校中。
でも今日の海斗くんはちょっと様子が違います。
実は、部下の無能に愛想をつかしたガイトさんが、直々に敵情視察に来ていたのでした。(海斗くんとガイトさんは瓜二つ)

…しかし、るちあさん。
いくら外見が似てるとはいえ、愛する人と宿敵の区別がついていません。
彼女が魚脳だということはよく分かっていたつもりですが、動物の本能や直感すら持ってないとは…。

あんまりるちあさんが鈍感なので、ガイトさん、何を血迷ったか、彼女にキスを迫ってみた。
ここにいたるまで、全く無警戒だった彼女もさすがにパニック。
突き飛ばして大脱走。ひのいよ海斗、突然あんなことするなんて!

翌日。
登校したるちあさんが見たのは激不機嫌な海斗くんの姿。
海斗くん的には、昨日、どこの誰とも知れぬ男と仲良くしてたるちあさんに対して怒ってるのですが…。

るちあさん:
 「やっぱり昨日、キスさせてあげれば良かったかな」

『させてあげれば』。
さらりと過激発言をする女子中学生。
るちあさん、ちょっと増長気味。

さて、もう崖っぷちのDL。
必死になって作戦立案。内容は「マーメイドに変装して相手をおびき寄せる」。
DLさんの場合、「どうやっておびき寄せるか」よりも「どうやってぴちぴちボイスを防ぐか」が急務なのですが、所詮は彼女たちも魚脳。

しかし、これはいいアイデアだとマリアさんは抜け駆けを決意。
こんな馬鹿どもと一緒にいたら私まで落ちぶれてしまう…!
幸いマリアさんには、彼女しか知らないシークレット・ガイトさん似の少年の情報があります。これを使って私だけも失地回復…!

早速、マーメイドの格好をすると、海斗くんをおびき寄せることに成功。
けれど、追い詰めはするものの、土壇場で彼の放つ謎パワーに敗退。
その後、力を使い切って気絶した海斗くんの深層心理にガイトさんが囁きかけます。

ガイトさん:
 「お前が本当に大切なものは何だ?」

海斗くんの脳裏に浮かぶ、人魚るちあと人間るちあ。
俺が本当に愛してるのは…。
同一人物だと気づいてるようで気づいてない海斗くん、大いに苦悩。

一方、海斗くんの謎パワーを感知した人魚さんたちも現場に急行。
その途中、海で溺れてるイズール・エリル・ユーリの三人を目撃。
どうも、人魚の扮装をしたはいいものの、慣れない格好をしたせいで溺れてる模様。

溺れる魚、という珍しいものを見たるちあさんたち。
急いでるとはいえ、これでも心優しい、子供向けアニメの主人公様です。
当然、放っておくことは出来ません。

るちあさん:
 「とりあえず片付けておきますか」

無慈悲にライブアタック開始。それもわざわざ二段変身+新曲によるオーバーキル。
溺れてる相手を岸辺から見下ろしつつ、笑顔で熱唱。
この娘らはやっていいことと悪いことの区別が、まったくついてない!

ただでさえ溺れてるところに、容赦のない攻撃の雨。
当然、DLさんたちに耐えられるはずもなく、あっさり壊滅。
冒頭のいびられるシーンを見てるだけに、この仕打ちには涙が出そう…。
頑張れ、DL。敵も味方も凶悪だが、頑張れ。
きっと、きっとそのうち、いいことあるはず…。

そんな愉快な幕間を経て、海斗くんと合流したるちあさん。
結局、最後まで海斗くん似の謎の男のことは分からなかったけれど、ひとまず彼とは仲直りしてめでたし。
二人はやっぱりラブラブなのです。

…なんつうか、適当にやってても勝ち組な彼女たちを見てると、惨めなDLの方に肩入れしたくなってくるのは仕方のないことだと思う。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.9(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.9

(右画像)
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエルボックス1
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエ...

ちなみに、ミミの口癖「本当だよね~」に対して、波音さんの口癖は「だよね~」。
使用頻度の割にはいまいち「口癖」として認識されてませんが…。
波音さんの場合、口癖云々の前に喋ってる内容が奇天烈すぎる。

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