穴にハマったアリスたち

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第3話「水色の旋律」

2006年07月28日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

今シリーズのゲストヒロインの一人・オレンジ真珠のマーメイドプリンセスこと聖羅。
彼女の中の人は「画伯」の愛称でお馴染みの喜多村英梨さん。
(うちのブログ的には「シムーン」のアムリア役の人、と書けば分かる方は分かってくださるかも)

で、その画伯の公式ページが更新されました。今回の話題は、小学~中学のころに聞いていた音楽。

・・・あの、画伯?成人向けゲームの主題歌が混ざってるように見えるのは気のせいですか?

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第3話「水色の旋律(メロディー)」

愛しの海月太郎先生がドイツに引っ越すと聞いて、波音さんは落ち込み気味。

波音さん:
 「太郎ちゃんとこんな形のままお別れなんて…」

でも波音さん。
貴女は元々海の国の住人。
別段、今の日本暮らしに拘る理由はないんだから、ドイツまでついていけばいいのに…。

一応、超好意的に解釈すれば、新しい敵・ミケルの襲来により、るちあさんたちと行動を共にする必要が出来たから…なのですが。

 1.ミケルが登場する前からお別れモードだった
 2.そもそも、るちあさん自体が日本にいる必要がない(ミケル迎撃のためなら、ドイツでも構わない)

まぁ、所詮は魚脳ですから。

そんな中、とうとう明日は海月先生が旅立つ日。
波音さんはしんみりとこれまでの想い出を思い返します。

波音さん:
 「太郎ちゃん…」




上記回想シーン6個のうち、4個は波音さんの妄想です。
(もちろん、最もラブラブ度合の少ない2枚が現実)
「太郎ちゃんと○○できたら~」系の白昼夢を、あたかも現実の想い出のように回想する彼女。
波音さん、とうとう現実と妄想の区別がつかなくなっちゃったんだね…。

脳が可哀想なことになってる波音さん、最後の想い出とばかりに夜の海月邸へ。
その帰り道、謎の水妖の存在を察知。
どうやら波音さんの後をつけて、マメプリの地上の拠点を突き止めようとしている模様。

彼の名前はガレオス。BBSによって生み出されたコバンザメの妖怪。

波音さん:
 「なんで水妖がこんな所に?」

こんな雑魚に構ってる暇はないとばかりに変身能力起動。
水色パールボイス!
曲は彼女の専用曲「Ever Blue」。



波音さん:
 『愛すべーき人がいて、愛すべーき歌がある♪』
 『ピュアな気持ちのままで守るために~♪』

新しい専用バンクまで繰り出しての大盤振る舞い。
けれど、時は既に「ピュア」。
かつてエース級だった「EverBlue」も、今や時代遅れの戦闘曲。



ガレオスくん:
 「ぜーんぜん平気!」

あからさまに雑魚然としたガレオスくん、恐怖のぴちぴちボイスを完全無効。
使い捨てキャラのくせに、去年の敵幹部ダークラヴァーズを越える戦闘力。
これが「ピュア」の戦力バランス。

やむなく逃亡を開始する波音さん。
激しい追いかけっこは朝方まで続き…。
気がつけば、海月先生の出立の時間まであとわずか。


一方、海月先生の飛び立つ空港。

海月先生:
 (波音さん、貴女は来てくれると思っていたんですが…)
生徒A:
 「おっかしーなー。るちあたちが見送りに来ないなんて。
  波音なんて、あんなに海月先生のことを追いかけてたのにな」
海月先生:
 「波音さんたちは、何か急に外せない用事が出来たのかもしれませんね」

その頃の波音さん。



波音さん:
 「ぅきゃああぁっっっ!」

絶望的戦況で奮闘中。
朝まで追いかけっこをしていた彼女ですが、その後、BBSと遭遇。
駆けつけてくれた姐さんたちとともに、BBSソングに捕らわれていました。

が、いつものように、不条理に逆転。二段変身して「KODOU」で反撃開始。
なお今回のBBSは、対ライブ攻撃として多少の策を用意してきました。
誰もが最初に思いつくだろう策の一つ。それは、「ヘッドフォンをはめる」。

シスターシェシェ:
 「ふふふ。無駄な歌を面白そうに…」

全くだ。
るちあさんたちはライブが通用しなくても、笑顔で歌いきる悪い癖がある。
しかしBBSの余裕も長くは続かず。

波音さんたち:
 『高鳴るKODOU、真実はたった一つ…!』

ずがん。

ぴちぴちボイスの前に、ヘッドフォン、音を立てて爆砕。
物理障壁すら問答無用で破壊し、直撃するぴちぴちボイス。
お前ら、そこまでして、そのお歌を聴かせたいか。


BBSを蹴散らした波音さんは、なんとか空港に到着。
(ちなみにガレオスくんは「KODOU」の衝撃に耐えられず、水妖としての命を断たれました。哀れ)

波音さん:
 「私、海月先生のことが大好きです。
  言葉でこんなこと言うだけじゃ、私の気持ちの半分も伝わらないかもしれないけど…」
海月先生:
 「伝わってますよ」
 「沙羅の心の氷を溶かしたのは、貴女のその真っ直ぐな想いです」

さて、この発言から、海月先生は「海底城で出会った水色人魚=波音」であることを知っていると思われます。

・・・でも、どうやって知ったんだ?
「人間に正体をバラすと泡になる」の設定はまだ有効。
そのため、「波音さんが自分から正体を明かした」はありません。

海月先生は「オレンジ人魚=沙羅」は長年の付き合いから看破できていますが、「水色=波音」を見抜くのは至難の業。
何せ、水色人魚とはほぼ初対面、波音さんと結びつける線が皆無です。
唯一考えられる根拠は「私も太郎ちゃんのことが好きだった」という水色人魚の発言ですが…。それだけで波音さんと断定するのは無茶。

なお、同種の問題は海斗くんも抱えています。
「ピンク人魚=るちあ」であることを見抜いた彼ですが、「緑色=リナ」のような他のメンバーについては把握できていません。
まぁ、「いつも一緒にいる仲良し三人(三匹)」から推理可能ですし、何より海斗くんは人間ではないので、リナさんたちが自ら告白しても問題はないのですが。

けれど、海月先生は純正の人間なので、その逃げ道はなし。
その上、唯一知ってる沙羅さんは、他の三人との接点がないので推理の手がかりにすることも出来ず。
一体どうやって見抜いたのか。謎が謎を呼びます。

…まぁ、筋金入りのマーメイドフェチの海月先生のことなので、ガチで見破ったのかもしれませんが。彼の眼力は人外の域。

海月先生:
 「これを。貴女へのプレゼントです」

視聴者の疑問はさておいて。
先生は波音さんに楽譜をプレゼント。
それは海月先生作曲による、彼女のためだけに作られた一つの曲。

波音さん:
 「海月先生…」

感極まった波音さん、瞼を閉じるとキスをせがんでみた。
海月先生、激動揺。
教え子の女子中学生からの魔の手が迫る。



…とりあえず、額にキスで誤魔化してみました。

波音さん的にはちょっぴり不満なものの、ひとまず一歩前進したことに大喜び。
テラスから海月先生の乗る飛行機を見送りながら、次に会うときまでにはもっといい女になって振り向かせてやると宣言。
と、そこに突風が。

波音さん:
 「太郎ちゃんの楽譜が!?」

貰ったばかりの大事な楽譜は、風に乗って空の彼方へ。
波音さん、いきなり想い出の品を紛失。
彼女の下等生物ぶりにあきれ返ったところで次回へ。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
喜多村英梨『Before the Moment』

上のCD画像の人が画伯。
思えば、この頃は画伯の姿を毎週テレビで見れてたんだなぁ…。
なんだか隔世の感があります。また何かの主題歌を担当してくれないもんだろうか。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第2話「水平線の彼方」

2006年07月28日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

【追記:2022年3月】
[「闇のBAROQUE」の感想を改めて書きました。リンク]

他のジャンルにはない、アニメ特有のお楽しみといえばCM。
「ぴっち」は各種CMでも色々と話題をさらいましたが、特に悪質だったのが、これ。

中田あすみさん:
 「新しくなった!e-picthマイクピュア、スターターセット!!」



るちあさんの中の人・中田あすみさん(画像内左の人)自らによる、捨て身の販促CM。
このCMだけ見ても、「出演者のお姉さん=るちあ」の情報は提示されてませんが、それだけに性質が悪い。
なにこの「分かる人だけ分かって」的サービス。
中の人の本職はモデルさん(声優は「ぴっち」が初挑戦)なので、CM出演自体は違和感ないはずなのに、悪意を感じるのは私の被害妄想なんでしょうか。



中田あすみさん:
 「今だけの、うれしいキャンペーン!」

最近始まった土曜朝の番組で、「子供番組なのに、主題歌担当の声優が顔出してる!w」と話題になったのがありましたが…。
「ぴっち」の無茶振りに比べれば、可愛いものだと心底思う。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第2話「水平線の彼方」

ハワイに行っていた海斗くんが突然行方不明。
それを聞いたるちあさん、居ても立っても居られず一人で探索開始。
とりあえず、唯一の心当たり、ハワイの海岸へ。

日本-ハワイ間は約6,200キロ。
人間にとっては絶望的な距離ですが、人魚さんにとっては散歩のようなもの。
わずか数時間で泳破して現地に到着。この化け物め。

必死になって探し回るるちあさんの前に、海斗くんのペンダントを持った謎の熱帯魚が。
その魚に誘われるまま、るちあさんは海底洞窟の中へ。
そんな人魚さんを見守る二つの人影。

シェシェ&ミミ:
 「マーメイドプリンセス、まずは一匹ですわね」
 「ほんとだよね~。いくらマーメイドプリンセスでも、この迷路のような洞窟から抜け出すことは不可能ですわね」
 「そしてこの洞窟はもうすぐ火山の活動で崩れてしまう…」

魅惑の敵幹部・ブラックビューティーシスターズ復活。



BBS配下の魚により、洞窟の奥深くに誘い込まれたるちあさん。
道に迷った上、魚の毒にまでやられて意識朦朧。
ほどなく始まる海底火山の噴火。崩れ始める海底洞窟。

が、虫の息のるちあさんのところに、不意にオレンジ色の光が。現れたのは以前に夢の中に出てきた稚魚。



稚魚さん:
 「ちょっと!こんなところにいてもらったら困るんだけどな!」
るちあさん:
 「貴女は一体誰なの!
  貴女が現れてから嫌なことばかり起こるのはどういうことなの!?」

いたいけなお子様に罪を被せる、るちあさん。
余りといえば余りの言いがかりに、稚魚さんもちょっとご立腹。
「そんなこと知るか。貴女が私を守ってくれるマメプリだということしか聞いてない」、そう言い残して立ち去ります。

るちあさん:
 「ちょっと待って、貴女は誰なの!?」
稚魚さん:
 「聖羅。私の名前は聖羅」

聖羅さんが立ち去った後。
入れ替わるようにして、また別の人物がるちあさんの前に。

???:
 「るちあ…るちあ…!」
るちあさん:
 「…あなたは、沙羅!?」



そこにいたのはガイトさんと共に深海に沈み、鬼籍に入られたはずの沙羅さん。
全身が透けているところからして亡霊の一種なんでしょうか。
「ぴっち」はスピリチュアルの存在を容認している番組です。

沙羅さん:
 「るちあ、よく聞いて、海斗は生きている。
  海の王子である海斗が海で死ぬことはありえないわ」

いまいち根拠が脆弱な話でるちあさんを安心させた後、本題。

沙羅さん:
 「貴女にはやってもらいたいことがあるの」
 「貴女に、人を愛することの素晴らしさを教えて欲しい人が居るの」
 「今まで貴女の夢に現れていたのは私の後継者なの」

るちあさんの夢の中に現れた謎の稚魚・聖羅さん。
彼女はインド洋の新しいマメプリとのこと。
沙羅さんは彼女の教育係兼ボディーガードをるちあさんに頼みたいようです。

…まぁ、それはいいとしても「人を愛すること」を教えていいんだろうか。
少なくとも沙羅さん、貴女はそれで自国を滅亡に追い込んでますが。
いまいちあの悲劇の反省が見られません。

沙羅さんの亡霊の導きもあり、るちあさんは無事に海底洞窟を脱出。
が、そこに待ち伏せしていたのは、仇敵・BBS。
例によってタイミング良く現れた波音さんたちと合流し、交戦開始。

シェシェ&ミミ:
 「あ~らら。いつもの仲良し三人組が揃っちゃったみたい」
 「ちょうど良かったわ。ここで一度に片付けてしまいましょうよ」

言うと同時に深紅のライブステージを展開。
自信満々で歌うのは…新曲「闇のバロック」。

シェシェ&ミミ:
 『光閉ざすバロック 美しきノイズとなれ…!』



【闇のBAROQUE ~バロック~】
 BBSソング第二段。
 これから3クールに渡って死闘を演じ、マメプリさんとの最終決戦では完全勝利を収めることになる素敵な曲。
 異様に間奏が格好いい上、妙に深読みしたくなる歌詞で構成されてます。

  『変わり果てた世界で運命のもろさを知る…』

 今回のBBSはミケルさん率いる空の生き物と共闘。
 まぁ、深海魚であるBBSからすれば、空の居城はまさに「変わり果てた」世界。
 気持ちは分からんでもない。

  『あてのない悲しみが、心を砕く前に…』
  『黒い罠の囁く 未来を目指し、共に行こう…!』

 前曲の「黒の協奏曲」もそうですが、歌詞中に出てくる「不幸な娘」はBBSそのもの。
 おかげで世界の破滅を歌った曲なのに、どこか自虐的な悲しさが…。
 この歌を聴く限り、BBSとは和平の道が存在していたような気がしてならない。

 なお、去年の「Voice in the Live」では「黒の協奏曲」共々、生で歌ってくれました。
 シェシェ役&ミミ役が揃ってた上、お二人ともえらいやる気で再現してくれたおかげで、異常なまでの完成度。
 今年はミミの中の人が不参加ですが、色々と大期待。

シェシェ&ミミ:
 『信じていた世界は一瞬で音もなく消える…!』

新曲の前に、マメプリさんたちは一瞬にして劣勢。
けれど、戦闘形態になったヒッポくんが体当たりでBBSのライブステージを破壊。
その隙にるちあさんたち、二段変身。

…以後、対BBS戦は、
 1.BBS歌う
 2.誰かが助けに来る(主に、ヒッポ、聖羅)
 3.二段変身して体力全快
 4.KODOU
のワンパターンの一途を辿ることに。

るちあさん:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」

まぁ、歌合戦で早々バリエーションなんて作れないんです。諦めてぴちぴちボイスに聞き惚れましょう。

るちあさん:
 「アンコールはいかが?」

イラネ(゜⊿゜)

かくしてBBSは撃破。
けれど、海斗くんの行方はようとして知れず。
事態が改善する兆しが一向に見えないまま、次回へ。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエルボックス1
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエ...

余談ですが、冒頭のe-pitchのCM。
今見ると、「きらレボ」ゲームのCMと同じ構成です。(ゲーム機能の説明のくだりとか)
タカラさまにはCM製作のマニュアルが存在してるんだろうか。

ついでに、↑のアルバム。
サンタさんのコスプレしたるちあさんがなかなか可愛いですね。
この愛らしいCDは、当時のCMでも盛んに流され好評を博しました。

で、調子に乗ったか、手を抜いたか。
このCMは新番組が始まった、この時期になってもヘビーローテ。
新番組開始という時期からも分かるように、当時は既にクリスマスどころか春も半ば。春なのにサンタ…。

この酷いCMは、春も終わって暑くなるまで続けられ「夏なのにサンタるちあ」の愛称で末永く親しまれることになりました。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第1話「別れの朝」

2006年07月28日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

爽やかな土曜日の朝を台無しにする、希代の問題作「ぴちぴちピッチ」。
幾多の作画ミスと放送事故を乗り越え、ようやくにして1年間の放送期間を終了。
嗚呼これで、「ぴちぴちボイス」に悩まされる日々ともおさらば…。

が、安心する間もなく始まる第二期。
その名も、「マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア」。略称:P4、MMPPP。
凄惨な2年目の始まりです。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第1話「別れの朝」

OPの雰囲気も一新、視聴者の度肝を脱ぎつつ、始まった2年目。




何といっても目を引くのは冒頭のココさん。
投げキッスをしての必死のアピールです。(上段左から三番目)
私のこと忘れないで…!出番少ないけど、忘れないで…!

なりふり構わぬ彼女の行動はファンの心をいたく揺さぶり、「黄色可愛い」「名前知らないけど、あの可愛い黄色は誰?」「右端かわいいよ右端」(下段最右参照)と実況掲示板でも大人気。

その他特筆すべきは、海斗くんを見守る謎の女の子。(上段最右)
そのポジションは、るちあさんの指定席のはずなのに。
しかも当のるちあさんは違う男とセット。(下段最左)
この魚脳どもに、何が起こった…。
その他、妙に物悲しいシリアスなシーンが目白押し。これは本当に「ぴっち」なのか?


さて、前作ラスト、沈み行くガイト城から無事に帰還したマメプリ一同。
かれん、ノエル、ココの三人はそれぞれの故郷へと帰ることに。
ガイトさんに滅ぼされた故郷の再建をしないといけません。

姐さん:
 「しっかりな、かれん、ノエル」

姐さんまで…。
そんなにココさんが憎いか。
要所要所で丁寧に無視されるココさんが不憫でなりません。



思わず憤慨する視聴者をよそに、年長組の三人は帰っていってしまいました。
なお、ココさんは当然のように台詞なしです。
悲しげに手を振る姿が印象的。嗚呼、ココさん。次の出番はいつになることか…


続いて今度はるちあさんたちの番。
海に平和が戻った今、地上に居続ける理由はありません。
けれど波音さんは帰還を拒否。
目的は無論、愛しの海月先生。
って、波音さん、沙羅さんと海月先生の愛し合う様子を見て、身を引くことにしたんじゃ…?

波音さん:
 「だって沙羅、いなくなっちゃたじゃない」。

波音さん…。


翌日、学校にて。

海月先生:
 「というわけで、私はドイツに音楽の勉強をしに、堂本くんはハワイに留学と、みなさんとは別々の道を・・・」

波音さん、絶望。
もちろん、るちあさんもがっくり。
少女漫画の第二期シリーズのお約束。男性キャラの整理が始まります。


その夜、るちあさんと海斗くんは浜辺で逢引。
別れを明日に控え、二人は最後の時を静かに過ごします。
(なお、漫画版ではこのとき、るちあさんはめでたく中古におなり遊ばされます。恐怖、少女漫画)



るちあさん:
 「でも海斗、本当はちょっぴり悲しいんだよ」

愛しい人と過ごす最後の時間。
どんなに元気に振舞おうとしても、それでも悲しみはこみ上げます。
思わず、涙が一筋。

謎の声:
 「どうして泣いてるの?」

…と、その涙に呼応するように、不意に謎の声が。
ふと見やると、暗闇の中、オレンジ色のお子様人魚が。



謎の稚魚:
 「あなた、本当に私を守ってくれるマーメイドプリンセス?」

謎のお魚さんは意味深な笑みを残して消滅。


翌朝。るちあさんは海斗くんの見送りに空港へ。

ヒッポくん:
 「リナさんどうして海斗くんの見送りに来なかったんでしょうねぇ?」
波音さん:
 「鈍いわねぇヒッポったら。リナも本当は海斗くんのこと…」

その頃リナ姐さんは、想いを秘めたまま海への帰り支度。


海斗くんとの悲しい別れの後、涙ながらに家路へと急ぐるちあさんは、途中で見知らぬ男と衝突。

るちあさん:
 「うぎゃあ」
謎の男:
 「大丈夫かい、お嬢さん?」
るちあさん:
 (…なんとなく、海斗と似てる…)



さらにその後の会話で、この人の職業はマエストロと判明。
指揮者で海斗似。
なんか視聴者的には正体の推測が立ってしまいますが、まぁ、気にしない。

その後、波音さんも故郷に帰還することに。海月先生が日本を離れるなら、ここに残る意味ないし。

波音さん:
 「もうすぐ地上ともお別れだね。
  …そして、太郎ちゃんともお別れ…」

一方でるちあさんは自室で涙。
次々と去っていく親しい人たち。
そんな彼女の前に、再び、謎の稚魚が登場。

謎の稚魚:
 「あらあなた、また泣いてるの?」

小生意気な態度に、るちあさんちょっぴり憤慨。
ですが、彼女の目の前で突然、女の子は悲鳴を上げて消滅。
さらには、高波に呑まれる海斗くんの映像が。



るちあさん:
 「夢…!?」

思わず飛び起きるるちあさん。
今のは何?夢にしてはリアルすぎる…。
そこに、大慌てでヒッポくんが闖入。

ヒッポくん:
 「大変です!今、タキさんの水晶玉が正体不明のエネルギーをキャッチしたそうです!」

不安を胸に、るちあさんはそのエネルギー源へと。
そこには、宙に浮かぶ謎の光の珠。
やがて光が晴れ、二対の翼を持つ天使の姿。



ミケルさん:
 「不思議な気配を感じると思ったら、マーメイドのお姫様とはね…」
 「私はミケル。この世に正義をなすもの。
  マーメイドプリンセス、私と手を結ばないか?」
 「まぁ、嫌だと言ったら、貴女の力だけ貰って使わせてもらうことにするけどね。
  元々は私の力だったものだしね」

るちあさん:
 「何言ってるの?いい加減にしないと怒るわよ!」

こいつは敵だ。
るちあさん、本能だけで判断。
こうなったら実力行使。マメプリの力を思い知れ!

るちあさん:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」

新たなる敵の出現。
今度の敵は翼あるもの。
深海魚との戦いに勝利し、海の覇者となった人魚さんたちを襲う、空からの侵略者。

るちあさん:
 『七つの海の楽園~♪ 嵐の夜の後には~♪』



るちあさん:
 「ラブシャワーピーチ!」

…でも彼女は気づいていなかったのです。
今度の敵は空の生き物。要は鳥です。
お魚さんVS鳥。食物連鎖的に勝てる気がしねぇ。

ミケルさん:
 「ほう、なかなかのものだな」
るちあさん:
 「どうして!?歌のパワーがぜんっぜん効かないなんて!?」

第1話にして「ぴちぴちボイス」敗れる。
いきなり窮地に立たされたるちあさん、そのままミケルさんの作った異空間に拉致。


どこだここは。

絶体絶命のピンチに、しかしタイミングよく救援到着。

波音さん&姐さん:
 「水色パールボイス!」「グリーンパールボイス!」

敵は強大。応援の二人と共に、躊躇することもなく夢の二段変身起動。
今度は手加減なしの全力攻撃です。
歌うのはもちろん、前作のラスボス・ガイトさんを屠ったラストソング「KODOU ~パーフェクト・ハーモニー~」。

るちあさん:
 『立ち上がるよ!何度でも!約束のために…!』



ようやく用意できた「KODOU」専用バンクに乗せて、るちあさんたちのボイスが響き渡る。



るちあさん:
 『伝わるKODOU、湧き上がる愛の力 …そして、生まれる熱いパーフェクト・ハーモニー!!』



るちあさん:
 「アンコールはいかが!?」



ミケルさん:
 「なんだ、三人揃ってもそんなものか」

効きませんでした。
決めポーズまでばっちりしたのに、まるで馬鹿みたいです。
これで「KODOU」の通算戦績は2勝3敗。実は弱いんじゃないか、この曲。

新シリーズ第1話からいきなり2連敗。どうしようもない状況ですが、危機一髪のその瞬間、やおらミケルさんがもがき苦しみだします。
なんだかよく分かりませんが、彼は何かの持病持ちのよう。
タイミングよく起こった発作のおかげで一時退却してくれました。


正体不明の強敵の出現に、暗く落ち込むマメプリ一同。
そこに、不意に海外より電話が。
応対に出たるちあさん、すぐに顔面蒼白に。

るちあさん:
 「そんな海斗が!?」
 「海斗が!海斗が!海で行方不明になっちゃった!!」

悲壮な叫びが響き渡り、いきなり暗澹たる空気を振りまいて、第1話終了。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
喜多村英梨『Before the Moment』

なお、新シリーズ第1話だというのに、密かに使いまわしシーン多数。
まぁ、OP書き下ろしたり、バンクシーン作ったりで大変だったんです。
シリーズ変わって雰囲気一新しても、「ぴっち」は「ぴっち」なんです。細かいことは気にしない!
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