【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
「ぴっち」は七人のマーメイドプリンセスを初め、可愛い女キャラが多数出るアニメ。
普通こういう構成の話の場合、色々と違うパターンの女の子を用意し、ファンの受け口を広くするものです。
が、そこは「ぴっち」。そんな妥協は見せない強気のセールス。
なにせこの時点において、幼女系のキャラは敵幹部のユーリさんのみ。
ショートヘアのキャラに至っては、絶無。一人もいません。
胸がでかくて足まで届く長髪でないと存在が許されない…それが恐怖の「ぴっち」世界。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第18話「幼い訪問者」
そんな悲惨な状況に一部の属性持ちは餓死寸前。しかし、ついに彼らに救世主が現れました。
彼女の名前は芽流(める)さん。
滅亡した北大西洋から、波音さんを頼ってやってきたマーメイドです。
なお、人間界に潜伏し、敵が血眼になって捜索しても引っかからない波音さんをどうやって探し出したのかについてはノーフォロー。
人間に化けてる波音さんを一発で見抜いたことについても説明なし。
…きっとマーメイドにしか分からない何かで気合で見つけたんです。
些細な疑問はさておいて、命からがら亡命してきた彼女に、るちあさん他主要メンバーの紹介が長々と行われます。
まぁ、第2クールも始まりましたし、そろそろ新規視聴者へのフォローもしないとね…。
長い説明台詞に思わずにやにやしてしまいますが、当の芽流さんは純情な反応。
芽流さん:
「水色真珠、ピンク真珠、グリーン真珠のマーメイドプリンセス様が一緒なんて…!」
海の覇者・マーメイドの姫君が3人も終結。
荘厳なる光景に無垢な芽流さんは大感激。
すごい!波音さまってやっぱり素敵!マーメイドプリンセスさま最高!
芽流さんは、南大西洋の国が滅ぼされたときに生き別れた母親を探していたのですが、波音さんと合流できてほっと一安心。
こんなに素敵な波音さまと、心強いマメプリの皆様がいるなら、もう大丈夫。
きっとママを見つけ出してくれるわ!
しかし、現実は腐っていました。
るちあさん:
「海斗ぉーー♪ わーい、海斗ぉーー♪」
芽流さん:
(なんてはしたない!!)
人間の男に魂を抜かれてる北太平洋のプリンセスさまを目撃。
そのあまりに愚かな姿に、芽流さん、失望。
なにあれ?あんな様で本当にマーメイドプリンセス?
芽流さん:
「それに比べてうちの波音さまは違うわ」
お目々をきらきらさせながら、憧れの波音さまを思い浮かべる芽流さん。
視聴者的には、波音さんの方が輪をかけて腐ってるのは周知の事実。
嗚呼、波音さん、せめて芽流さんの前でだけは「憧れのプリンセス」でいてあげて…
波音さん:
「海月先生ー♪」
…案の定、ダメでした。
行方不明の母親探しをしてくれてるかと思いきや、愛しの太郎ちゃんと逢瀬を楽しんでいました。
芽流さんを襲う絶望。
仲間を見捨ててまで人間界に逃亡していた波音さま。
払った犠牲に心を痛めつつ、他のプリンセスさまと一緒にレジスタンスを行ってくれてると思いきや、この有様。
芽流さん:
「私のママより、自分の恋の方が大事なのね!!」
まさにその通り。気の毒なくらい誤解の余地がない。
落胆しまくった芽流さんは、敵幹部・ユーリさんと密会。
波音さんを売り渡す代わりに、母親を探してもらう取引を行いました。
嗚呼、波音さんから人心が離れていく…。
裏切りは見事に成功。
おびき寄せられた波音さんは、さっくりと捕まってしまいました。
が、肝心の母親探しの約束は、あっさりと反故に。
芽流さん:
「そんなひどい!それじゃ約束が!?」
悲痛な声をあげる芽流さんに襲い掛かるユーリさんのピアノ攻撃。
もがき苦しむ彼女を救おうと、裏切りを咎めることもなく必死になる波音さんの姿に、芽流さんも今更ながら大後悔。
絶体絶命の状況ですが、遅ればせながらるちあさんたちが救援に到着。
波音さん:
「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
いつものように始まるライブシーン。
いつものように成す術もなく粉砕される敵幹部。
その様子に芽流さんもうっとり。
今まで、強大な力でマーメイドを蹂躙してきた敵をこんなにも圧倒するなんて!
やっぱり波音さまって素敵!
ユーリさん:
「もう、いつまで歌うつもりなの!!信じらんない!!」
…まぁ、視聴者的にはユーリさんの心境に近いのですが。
かくしてユーリさんは無事に撃退。
そしてそれと同じくして、芽流さんの母親が見つかったとの報が。
遊んでいたように見える波音さん、実は海の生き物に頼んで、母親を探してもらっていたのでした。
芽流さん:
「すごいです!やっぱり波音さまは私の憧れのプリンセスさまです!」
それを知り、芽流さんの心も波音さんに戻ってきました。
1.波音さんのやったことは、単に動物たちに頼んだだけ
まぁ、腐ってもお姫様なので、それはそれでいいのかもしれませんが…。
2.出来るんならもっと早くやれ
波音さん、今の今まで「仲間を探す」という行動を一切取っていません。
そしてこれから先もそんな素振りを見せません。
百歩譲って超好意的に解釈するなら、描写されてないだけで影では探索活動を行ってるのかもしれませんが…。
3.誤解じゃねぇ
波音さんが男にうつつを抜かしているのは誤解でもなんでもなく事実。
芽流さんも、もうしばらく滞在してれば、もっと波音さんの本性が分かっただろうに…。
一応、番組的にはめでたしめでたしで綺麗に終わり、芽流さんも海へと帰っていきました。
波音さんの普段の腑抜けぶりを知ってる視聴者的には、芽流さんが騙されてるようにしか見えないのが、不憫でなりませんが。
こうして国は腐っていく。そりゃマーメイドの国が滅びたわけだ。
この回は素敵な販促シーンも多数。
マーメイド占いに加え、必殺の「ぐるぐるあわあわ~♪」(芽流ver)も披露。
これでも「ぴっち」は販促には力を入れてたんです。結果が伴わなかっただけで。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
「ぴっち」は七人のマーメイドプリンセスを初め、可愛い女キャラが多数出るアニメ。
普通こういう構成の話の場合、色々と違うパターンの女の子を用意し、ファンの受け口を広くするものです。
が、そこは「ぴっち」。そんな妥協は見せない強気のセールス。
なにせこの時点において、幼女系のキャラは敵幹部のユーリさんのみ。
ショートヘアのキャラに至っては、絶無。一人もいません。
胸がでかくて足まで届く長髪でないと存在が許されない…それが恐怖の「ぴっち」世界。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第18話「幼い訪問者」
そんな悲惨な状況に一部の属性持ちは餓死寸前。しかし、ついに彼らに救世主が現れました。
彼女の名前は芽流(める)さん。
滅亡した北大西洋から、波音さんを頼ってやってきたマーメイドです。
【芽流(める)】 水色マーメイド。波音さんたちと違い、一般階級。 人間態にはなれるもののアイドル姿は無理。お歌も歌えません。 純情可憐な容姿に違わず、ピュアな心の持ち主です。…この時点では。 ゲストキャラとしての登場で出番はわずか2回。(最終話の集合絵を入れると3回) それでも人気は上々で、一部には「リナをリストラして芽流をマメプリに昇格させよう」の声も。 姐さん…(つ∀`) 中の人は南極海のマメプリと同じ人で、「Voice in the Live」の出演者。 この事実は「芽流をマメプリにして歌わせろ!」の声をさらに大きくすることに。 そんなこんなで、もし第三期が次世代話だった場合、レギュラー化への期待の大きい一人です。 |
なお、人間界に潜伏し、敵が血眼になって捜索しても引っかからない波音さんをどうやって探し出したのかについてはノーフォロー。
人間に化けてる波音さんを一発で見抜いたことについても説明なし。
…きっとマーメイドにしか分からない何かで気合で見つけたんです。
些細な疑問はさておいて、命からがら亡命してきた彼女に、るちあさん他主要メンバーの紹介が長々と行われます。
まぁ、第2クールも始まりましたし、そろそろ新規視聴者へのフォローもしないとね…。
長い説明台詞に思わずにやにやしてしまいますが、当の芽流さんは純情な反応。
芽流さん:
「水色真珠、ピンク真珠、グリーン真珠のマーメイドプリンセス様が一緒なんて…!」
海の覇者・マーメイドの姫君が3人も終結。
荘厳なる光景に無垢な芽流さんは大感激。
すごい!波音さまってやっぱり素敵!マーメイドプリンセスさま最高!
芽流さんは、南大西洋の国が滅ぼされたときに生き別れた母親を探していたのですが、波音さんと合流できてほっと一安心。
こんなに素敵な波音さまと、心強いマメプリの皆様がいるなら、もう大丈夫。
きっとママを見つけ出してくれるわ!
しかし、現実は腐っていました。
るちあさん:
「海斗ぉーー♪ わーい、海斗ぉーー♪」
芽流さん:
(なんてはしたない!!)
人間の男に魂を抜かれてる北太平洋のプリンセスさまを目撃。
そのあまりに愚かな姿に、芽流さん、失望。
なにあれ?あんな様で本当にマーメイドプリンセス?
芽流さん:
「それに比べてうちの波音さまは違うわ」
お目々をきらきらさせながら、憧れの波音さまを思い浮かべる芽流さん。
視聴者的には、波音さんの方が輪をかけて腐ってるのは周知の事実。
嗚呼、波音さん、せめて芽流さんの前でだけは「憧れのプリンセス」でいてあげて…
波音さん:
「海月先生ー♪」
…案の定、ダメでした。
行方不明の母親探しをしてくれてるかと思いきや、愛しの太郎ちゃんと逢瀬を楽しんでいました。
芽流さんを襲う絶望。
仲間を見捨ててまで人間界に逃亡していた波音さま。
払った犠牲に心を痛めつつ、他のプリンセスさまと一緒にレジスタンスを行ってくれてると思いきや、この有様。
芽流さん:
「私のママより、自分の恋の方が大事なのね!!」
まさにその通り。気の毒なくらい誤解の余地がない。
落胆しまくった芽流さんは、敵幹部・ユーリさんと密会。
波音さんを売り渡す代わりに、母親を探してもらう取引を行いました。
嗚呼、波音さんから人心が離れていく…。
裏切りは見事に成功。
おびき寄せられた波音さんは、さっくりと捕まってしまいました。
が、肝心の母親探しの約束は、あっさりと反故に。
芽流さん:
「そんなひどい!それじゃ約束が!?」
悲痛な声をあげる芽流さんに襲い掛かるユーリさんのピアノ攻撃。
もがき苦しむ彼女を救おうと、裏切りを咎めることもなく必死になる波音さんの姿に、芽流さんも今更ながら大後悔。
絶体絶命の状況ですが、遅ればせながらるちあさんたちが救援に到着。
波音さん:
「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
いつものように始まるライブシーン。
いつものように成す術もなく粉砕される敵幹部。
その様子に芽流さんもうっとり。
今まで、強大な力でマーメイドを蹂躙してきた敵をこんなにも圧倒するなんて!
やっぱり波音さまって素敵!
ユーリさん:
「もう、いつまで歌うつもりなの!!信じらんない!!」
…まぁ、視聴者的にはユーリさんの心境に近いのですが。
かくしてユーリさんは無事に撃退。
そしてそれと同じくして、芽流さんの母親が見つかったとの報が。
遊んでいたように見える波音さん、実は海の生き物に頼んで、母親を探してもらっていたのでした。
芽流さん:
「すごいです!やっぱり波音さまは私の憧れのプリンセスさまです!」
それを知り、芽流さんの心も波音さんに戻ってきました。
1.波音さんのやったことは、単に動物たちに頼んだだけ
まぁ、腐ってもお姫様なので、それはそれでいいのかもしれませんが…。
2.出来るんならもっと早くやれ
波音さん、今の今まで「仲間を探す」という行動を一切取っていません。
そしてこれから先もそんな素振りを見せません。
百歩譲って超好意的に解釈するなら、描写されてないだけで影では探索活動を行ってるのかもしれませんが…。
3.誤解じゃねぇ
波音さんが男にうつつを抜かしているのは誤解でもなんでもなく事実。
芽流さんも、もうしばらく滞在してれば、もっと波音さんの本性が分かっただろうに…。
一応、番組的にはめでたしめでたしで綺麗に終わり、芽流さんも海へと帰っていきました。
波音さんの普段の腑抜けぶりを知ってる視聴者的には、芽流さんが騙されてるようにしか見えないのが、不憫でなりませんが。
こうして国は腐っていく。そりゃマーメイドの国が滅びたわけだ。
(左画像) マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.5 (右画像) 寺門仁美(波音)/Ever Blue |
この回は素敵な販促シーンも多数。
マーメイド占いに加え、必殺の「ぐるぐるあわあわ~♪」(芽流ver)も披露。
これでも「ぴっち」は販促には力を入れてたんです。結果が伴わなかっただけで。