【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
「ぴっち」の一般的な評価はネタ番組。
でも、他の安易なネタ番組との大きな違いは、決めるべきところは決めてくるところ。
正直言って、「ぴっち」を見て泣いたことは結構な数あったりする。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第42話「涙の行方」
予告の時点で異様な雰囲気をかもし出していた回。
夜の帰り道、るちあさん&波音さんは浜辺の小屋で怪しげな人影を目撃。幽霊だ!
波音さん:
「こんなチャンス滅多にないんだから。
証拠の写真を撮影してテレビ局か雑誌社に売り込めば…!」
お魚さんの思考回路は常人では計り知れません。恐怖?なにそれ。
幽霊が逃げるといけないから、とこっそり小屋に忍びより、不意打ち。
突入したそこにいたのは…ヒッポくんとユーリさん。
愛される敵幹部ダークラヴァーズの一人・水妖のユーリさんと、マメプリのお目付け役・ヒッポくんは相思相愛の深い仲。
けれど、敵味方に分かれている二人は大っぴらに会うわけにも行かず。
人目を忍んで逢瀬を重ねていたのでした。
タキさん:
「これは重大な犯罪だよ。マーメイド王国に行ったら裁判ものだ」
まぁ、敵性国家の重要人物と逢引してれば、確かに色々容疑は被せられそうな気はする。
仮にユーリさんに何らかの邪悪な企みがあれば、亡命中のマメプリさんたちは一気にピンチに陥ります。
逆に、敵幹部のユーリさんをこちらに引き込むチャンスでもあるわけですが、リスクを冒す余裕はありません。
結果、ひとまずヒッポくんは軟禁されることに。
一方のユーリさん。
海中のガイト城に戻ったものの、ヒッポくんのことを思って涙するばかり。
と、そこに現れる他のDLの面々。
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マリアさん:
「ぁひゃっひゃっひゃっ!」
なんでそんなに楽しそうなんですかマリアさん。
初登場時はクールな切れ者だったはずなのに…。
以前、かれんさんに後頭部を強打されたせいか、いつの間にかこんな能天気キャラになってしまった。
再び、地上。
頭では分かっていても、ヒッポくんはユーリさんのことを諦め切れません。
任務と恋の板ばさみで苦しむ彼を見て、るちあさんは彼を助けることにしました。
るちあさん:
「ユーリと二人で駆け落ちするのよ!!」
まぁ、物分りがいいというか度量の広いるちあさんの素敵なシーンではあるのですが。
正直、ポーズとアングルの関係で異様に強調されてるお胸にばかり目がいってしょうがない。
この娘はなんでこう無意味に視聴者を悩殺しようとするのか。
何はともあれ、駆け落ちを決意したヒッポくん。
その連絡を受け、ユーリさんも共に逃げる決心を固めました。
二人は初めて出会ったあの小屋で落ち合うと、手に手を取り合って逃げ…ようとしたところ、いきなり津波が押し寄せ、海に引きずりこまれました。
海中にいたのはDLの皆さん。
ユーリさんの様子がおかしいのを見て、「何か自分たちを出し抜こうとしてるんじゃ」と下衆な勘ぐり。
彼女の様子を監視していたのでした。
マリアさん:
「あーんたの様子がおかしいのを見てきっと何かをたくらんでいるに違いないと思って後をつけたのよ」
イズールさん:
「この少年を使ってマーメイドプリンセスをおびき出す作戦だったんだな」
マリアさん:
「偉いわユーリ、でかしたわよ♪」
「裏切りは許さない」とかではなく、完全なる勘違いなあたりが魚なDL。
そして、やっぱり無駄にテンションの高いマリアさん。
可愛らしすぎる。
それはさておき、これはチャンスとDLの三人は戦闘開始。
ユーリさんは必死に間に割り込むも、それを止めることは出来ず。
居合わせたるちあさんも、ヒッポくんを逃がそうと体を張ります。
るちあさん:
「ここは私に任せてユーリと一緒に逃げるのよ!
ヒッポに幸せになって欲しいの!だってヒッポは大切な仲間なんだもの!」
その言葉に、ヒッポくん衝撃。
ヒッポくん:
(私は自分のことしか考えていなかった。
仲間であるるちあさんを捨ててまで、ユーリさんと駆け落ちしようなんて…)
そこに他のマメプリの皆さんが到着。
ダークラヴァーズ:
「水色真珠に」「グリーン真珠」「それにパープル真珠のマーメイドプリンセスまで…!」
パープルなかれんさんがいる時点で、なんかもうどうしようもうない気がする。
マメプリ四人:
『誰もがいつかはここを 旅だつ日が来ても 私は忘れない…!』
初となる四人がかりのライブ攻撃。
無論、勝負になんてなるはずもない。
圧倒的戦力差の前に、DLたち秒で敗走。
戦闘終了。
マメプリに取り囲まれる中、一人逃げずに残ったユーリさんは、おずおずと愛しのヒッポくんに近づきます。
水妖のユーリさんにとって、マメプリは死神同然。恐怖を堪えながらの急接近です。愛は強し。
ユーリさん:
「ごめんなさい、こんなことになってしまって。
でもユーリ、騙したわけじゃないんですの!信じてください!」
勿論、ヒッポくんもそんなことは分かっています。
しかし。
震えながら差し伸べられたユーリさんの手を、彼は払いのけます。
ヒッポさん:
「言い訳なんてもう聞きたくない。
僕を騙し、マーメイドプリンセスを誘き寄せようとするなんて、恐ろしいやつめ…!」
「もうお前の顔なんて見たくない。二度と僕の前に現れるな…!」
血を吐く思いで言葉を搾り出すヒッポくん。
ヒッポくんは仲間と共に、海の平和のために戦う決心をしたのです。
溢れる涙を堪えることもせず、最後に一言だけ残し、彼は立ち去りました。
ヒッポくん:
「さよならユーリさん、もう会うことはないでしょう」
残されたユーリさん、およびマメプリ四人。
この時点でユーリさんには、「マメプリ側に投降する」という選択肢が残されてはいます。
が、ユーリさんにとって、ボスのガイトさんは造物主。離別することはできても、裏切ることはできません。
ユーリさん:
「…あの、皆さんにお願いがありますの。
ヒッポさんに伝えてください。ユーリはもう二度とヒッポさんの前に姿を現さないから安心してくださいと…」
「ユーリはヒッポさんのこと、好きでした。心から…」
ユーリさん:
(さよならヒッポさん)
ヒッポくん:
(さよならユーリさん)
涙を流しながら、二人は別れ、ユーリさんは振り返ることもなく海へ…。
で、そんな余韻の中。
(次回予告より)
波音さん:
「見てみて!」
るちあさん:
「イケメンスケートボーダーのイベント?」
波音さん:
「よし!そうと決まればイベント会場へれっつらごーよ!」
波音さん、少しは空気を読んでくれ…。
なぜこいつらが幸せになって、ヒッポくんが不幸にならなきゃならないのか。
世の不条理さに涙が止まりません。
しかしまぁ、悲恋がメインの今回ですが。
改めて見ると、マリアさんの可愛らしさがやたら目立ってる気がする。
今回のやられポーズは異常。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
「ぴっち」の一般的な評価はネタ番組。
でも、他の安易なネタ番組との大きな違いは、決めるべきところは決めてくるところ。
正直言って、「ぴっち」を見て泣いたことは結構な数あったりする。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第42話「涙の行方」
予告の時点で異様な雰囲気をかもし出していた回。
夜の帰り道、るちあさん&波音さんは浜辺の小屋で怪しげな人影を目撃。幽霊だ!
波音さん:
「こんなチャンス滅多にないんだから。
証拠の写真を撮影してテレビ局か雑誌社に売り込めば…!」
お魚さんの思考回路は常人では計り知れません。恐怖?なにそれ。
幽霊が逃げるといけないから、とこっそり小屋に忍びより、不意打ち。
突入したそこにいたのは…ヒッポくんとユーリさん。
愛される敵幹部ダークラヴァーズの一人・水妖のユーリさんと、マメプリのお目付け役・ヒッポくんは相思相愛の深い仲。
けれど、敵味方に分かれている二人は大っぴらに会うわけにも行かず。
人目を忍んで逢瀬を重ねていたのでした。
タキさん:
「これは重大な犯罪だよ。マーメイド王国に行ったら裁判ものだ」
まぁ、敵性国家の重要人物と逢引してれば、確かに色々容疑は被せられそうな気はする。
仮にユーリさんに何らかの邪悪な企みがあれば、亡命中のマメプリさんたちは一気にピンチに陥ります。
逆に、敵幹部のユーリさんをこちらに引き込むチャンスでもあるわけですが、リスクを冒す余裕はありません。
結果、ひとまずヒッポくんは軟禁されることに。
一方のユーリさん。
海中のガイト城に戻ったものの、ヒッポくんのことを思って涙するばかり。
と、そこに現れる他のDLの面々。
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マリアさん:
「ぁひゃっひゃっひゃっ!」
なんでそんなに楽しそうなんですかマリアさん。
初登場時はクールな切れ者だったはずなのに…。
以前、かれんさんに後頭部を強打されたせいか、いつの間にかこんな能天気キャラになってしまった。
再び、地上。
頭では分かっていても、ヒッポくんはユーリさんのことを諦め切れません。
任務と恋の板ばさみで苦しむ彼を見て、るちあさんは彼を助けることにしました。
るちあさん:
「ユーリと二人で駆け落ちするのよ!!」
まぁ、物分りがいいというか度量の広いるちあさんの素敵なシーンではあるのですが。
正直、ポーズとアングルの関係で異様に強調されてるお胸にばかり目がいってしょうがない。
この娘はなんでこう無意味に視聴者を悩殺しようとするのか。
何はともあれ、駆け落ちを決意したヒッポくん。
その連絡を受け、ユーリさんも共に逃げる決心を固めました。
二人は初めて出会ったあの小屋で落ち合うと、手に手を取り合って逃げ…ようとしたところ、いきなり津波が押し寄せ、海に引きずりこまれました。
海中にいたのはDLの皆さん。
ユーリさんの様子がおかしいのを見て、「何か自分たちを出し抜こうとしてるんじゃ」と下衆な勘ぐり。
彼女の様子を監視していたのでした。
マリアさん:
「あーんたの様子がおかしいのを見てきっと何かをたくらんでいるに違いないと思って後をつけたのよ」
イズールさん:
「この少年を使ってマーメイドプリンセスをおびき出す作戦だったんだな」
マリアさん:
「偉いわユーリ、でかしたわよ♪」
「裏切りは許さない」とかではなく、完全なる勘違いなあたりが魚なDL。
そして、やっぱり無駄にテンションの高いマリアさん。
可愛らしすぎる。
それはさておき、これはチャンスとDLの三人は戦闘開始。
ユーリさんは必死に間に割り込むも、それを止めることは出来ず。
居合わせたるちあさんも、ヒッポくんを逃がそうと体を張ります。
るちあさん:
「ここは私に任せてユーリと一緒に逃げるのよ!
ヒッポに幸せになって欲しいの!だってヒッポは大切な仲間なんだもの!」
その言葉に、ヒッポくん衝撃。
ヒッポくん:
(私は自分のことしか考えていなかった。
仲間であるるちあさんを捨ててまで、ユーリさんと駆け落ちしようなんて…)
そこに他のマメプリの皆さんが到着。
ダークラヴァーズ:
「水色真珠に」「グリーン真珠」「それにパープル真珠のマーメイドプリンセスまで…!」
パープルなかれんさんがいる時点で、なんかもうどうしようもうない気がする。
マメプリ四人:
『誰もがいつかはここを 旅だつ日が来ても 私は忘れない…!』
初となる四人がかりのライブ攻撃。
無論、勝負になんてなるはずもない。
圧倒的戦力差の前に、DLたち秒で敗走。
戦闘終了。
マメプリに取り囲まれる中、一人逃げずに残ったユーリさんは、おずおずと愛しのヒッポくんに近づきます。
水妖のユーリさんにとって、マメプリは死神同然。恐怖を堪えながらの急接近です。愛は強し。
ユーリさん:
「ごめんなさい、こんなことになってしまって。
でもユーリ、騙したわけじゃないんですの!信じてください!」
勿論、ヒッポくんもそんなことは分かっています。
しかし。
震えながら差し伸べられたユーリさんの手を、彼は払いのけます。
ヒッポさん:
「言い訳なんてもう聞きたくない。
僕を騙し、マーメイドプリンセスを誘き寄せようとするなんて、恐ろしいやつめ…!」
「もうお前の顔なんて見たくない。二度と僕の前に現れるな…!」
血を吐く思いで言葉を搾り出すヒッポくん。
ヒッポくんは仲間と共に、海の平和のために戦う決心をしたのです。
溢れる涙を堪えることもせず、最後に一言だけ残し、彼は立ち去りました。
ヒッポくん:
「さよならユーリさん、もう会うことはないでしょう」
残されたユーリさん、およびマメプリ四人。
この時点でユーリさんには、「マメプリ側に投降する」という選択肢が残されてはいます。
が、ユーリさんにとって、ボスのガイトさんは造物主。離別することはできても、裏切ることはできません。
ユーリさん:
「…あの、皆さんにお願いがありますの。
ヒッポさんに伝えてください。ユーリはもう二度とヒッポさんの前に姿を現さないから安心してくださいと…」
「ユーリはヒッポさんのこと、好きでした。心から…」
ユーリさん:
(さよならヒッポさん)
ヒッポくん:
(さよならユーリさん)
涙を流しながら、二人は別れ、ユーリさんは振り返ることもなく海へ…。
で、そんな余韻の中。
(次回予告より)
波音さん:
「見てみて!」
るちあさん:
「イケメンスケートボーダーのイベント?」
波音さん:
「よし!そうと決まればイベント会場へれっつらごーよ!」
波音さん、少しは空気を読んでくれ…。
なぜこいつらが幸せになって、ヒッポくんが不幸にならなきゃならないのか。
世の不条理さに涙が止まりません。
![]() | (左画像) マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.12 (右画像) ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエルボックス1 | ![]() |
しかしまぁ、悲恋がメインの今回ですが。
改めて見ると、マリアさんの可愛らしさがやたら目立ってる気がする。
今回のやられポーズは異常。