穴にハマったアリスたち

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シムーン 第15話「一人、また一人」

2006年07月12日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
今回の話は緩衝回。おまけに感想書くのが遅れてしまったので手短に。

・シムーン 第15話「一人、また一人」

前回、解体したシムーンの中に何かを見たドミヌーラさん、廃人寸前で個室に隔離されました。
指揮官のいきなりの脱落。
そして、時を同じくして、母艦の周囲に飛来する敵偵察機。

とりあえず傍観してるのも癪だと、迎撃にシムーンが飛び立ちますが…。
そのまま行方を絶ってしまう。
繰り返し飛来する敵偵察機。誘われるように、一機、また一機とシムーン発進。

…けれど、やっぱり帰ってこず。謎をはらんだまま、以下次週。


【今週のモリナスさん】
 前回、無理くりキスして去っていったワポーリフさんから「やはり神聖なものに触れるべきではなかった」と言われ。

 モリナスさん:
  「お望みどおり、二度と触れさせない」

 まぁ、モリナスさんの「馬鹿にしやがって」な気持ちはよく分かります。
 頑張れ、モリナスさん。
 でも、傷心のワポーリフさんに、もう少し優しくしてあげてくれ。

【今週のフロエさん】
 フロエさん:
  「なんだかここ空気悪い!」

 他の巫女さんたちから総スカンを喰らい中。苛められる彼女に幸あれ。

【今週のユンさん】
 テンペスト隊の最後の良心。
 周囲の空気をばっちり読める、この番組世界の稀有な存在。
 死亡フラグが立ってると評判の彼女ですが、この娘が退場したら、本格的にテンペスト隊は瓦解する気がする。

【今週のマミマミ】
 気がつけば、いつの間にやらロードレさんとペア結成。
 嗚呼、すっかり丸くなってしまって。
 これはこれで幸せなのかもしれないけれど、自爆しないマミマミなんてマミマミじゃない。

【今週の画伯】
 結論:アーエルとパルを組もう。


次回は「翠玉のリ・マージョン」。
このアニメ、神秘的な何かの実在を認めるのか、それとも概念レベルで留めるつもりなのか。
なんか最後の最後でどんでん返しを喰らいそうな予感。


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【シムーン連載】
 コミック百合姫 Vol.4
 Megami MAGAZINE
その他、シムーン関連アイテム、および、同、オークション
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来週からはWebラジオ「電波 DE リマージョン」開始。
あまりに投げやりなタイトルと、やけくそのような各コーナーに呆然とすることしばし。
シムーン製作サイドは、自分たちに求められてるものが良く分かってる。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第29話「仮面の告白」

2006年07月12日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

この回から第3クール突入。
OPとEDも変更。さすがは歌がテーマのアニメ!
まぁ、その新OPからしてバンクシーンや過去の映像の使い回し多数なんですけど。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第29話「仮面の告白」

るちあさんたちは学園祭にて演劇「人魚姫」をすることに。
発案者は波音さん。主演はるちあさん。
ちなみにるちあさんたちですが、クラスの女子からはどう考えても嫌われてます。
そりゃ、転入以来、空気を一切読まず、男子のことしか眼中になし、人気者の海斗くんをいきなり独占してるわけだし。
この演劇のときも、微妙に周囲の空気が冷え切ってる。

なお、パターンどおり、「王子役は海斗がやって!」とるちあさんは切望しますが、海斗くんはこれを拒否。
多分彼は、クラス内の微妙な空気を読んだに違いありません。
空気を読めないるちあさんのせいで、彼も苦労しっぱなし。

さて、台本を確認したるちあさん。

るちあさん:
 「(人魚姫は)王子様に会いに行って幸せに暮らしたのよねー♪」

空気を読めないどころか、常識のなさまで露呈。
どうも海の国では、アンデルセンの童話が改悪されて伝わっているようです。
道理で、人魚さん達が死をも恐れず人間との恋に走るわけだ。

るちあさん的にはご不満ですが、それでも芝居の準備は順調に進行。
が、王子様役の男子が、「サーフィン中に頭から海に落ち、足を骨折」という不可解現象に見舞われるアクシデント発生。
やむなく王子役は海斗くんに変更。


一方その頃。

イズールさん:
 「最近、城にいづらいな…」
エリルさん:
 「ガイトさまにも睨まれて、居場所がないしね…」

哀愁漂う台詞を吐きながら、敵幹部・イズール&エリルさんの二人は街中を闊歩。
BBSが登場した今、彼女たちは完全に戦力外通告。哀れ。
そんな二人は、件の演劇「人魚姫」のポスターを見かけます。

イズールさん:
 「…一応、網を張っておくか」


そんなこんなで始まるお芝居「人魚姫」。
主演・るちあ、という時点で想定されたとおり、舞台はろくでもないことに。
嗚呼、これでまた、るちあさんのクラス内の株が暴落。

エリルさん:
 「あのヒロインは絶対、マーメイドプリンセスじゃないわね…」

…DLは結構、るちあさんたちの正体に迫ってはいるのですが、彼女たちの想定以上にるちあさんたちは愚か過ぎる。
なんにせよ、とりあえず人魚役の娘をしらみつぶしにしてみようと、イズールさん達は舞台の襲撃開始。

大混乱の中、応戦をためらう人魚さん一行。
観客の前で変身するわけにはいきません。人魚であるとバラすと泡になっちゃいますから。
そこでリナさんは一計を案じます。

リナさん:
 「さあ、私たち人魚の美しい声で悪い魔法使いをやっつけるのよ!」

芝居の振りすりゃいいじゃん。
そんなわけで変身能力起動。大観衆の目の前で。
それはもう、完全に正体暴露してるとしか思えませんが、セーフらしい。何故だ。

マメプリ一同:
 『ひーかりとかげのすぅてーぇーじ♪』

BBSならいざ知らず、DLごとき、旧歌で充分。
ランク落ちの「Super Love Songs!」でさっくり退治。
危なげなく追っ払うと、いつもの決め台詞。

るちあさん:
 「アンコールはいかが?」
観客:
 「アンコール!アンコール!」

観客は物凄くノリが良かった。
そして、るちあさんたちもノリが良かった。
アンコールに応え、るちあさんたちのブレスレットが光る…!

 夢 の 二 段 変 身 発 動 。

前回覚えた二段変身、二回目の使用は「演劇の余興」。
敵はもはや逃げ帰っていないというのに…。
これではアクアレジーナさまも報われません。この人魚どもは、もはや完全に世俗にまみれきってる。

マメプリ一同:
 『もしも願いがかなったらその先に何が待ってるの?』

しかも、わざわざ新曲を披露しやがった。

【夢のその先へ】
 第3-第4クールで使用された合唱曲。
 強敵BBSには「KIZUNA」、適当にやってても勝てるDLには「夢のその先へ」という使い分けをされる。
 おかげで、「省エネソング」「手抜き曲」などと不名誉な愛称をつけられることに…。

 とはいえ、曲自体の人気は高かったらしく、シリーズ最終話のサブタイトルには同曲タイトル「夢のその先へ」が採用。
 るちあさんの最後の台詞も、同じく「夢のその先へ」。
 カラオケにも入れてもらえるなど、曲自体から幸せ感があふれてる。
 (そんな経緯もあって、戦闘曲というより、イベント曲の印象がやたら強い。
 なにせお披露目からして、演劇の余興だし)

 ちなみに歌詞は、同時期の「KIZUNA」に微妙に喧嘩を売ってたりする。

  『疲れ果てた夜に想う君がいる、千のKIZUNAより深く…』
  『きっと夢だけでは生きられない。今、ありのままの私と夢のその先へ』

 「KIZUNA」と同じく、三人のソロverも有。
 「KIZUNA」で一番人気は波音さんverでしたが、「夢のその先へ」は多分、るちあver。
 そしてやっぱり無視されてるリナ姐さん…(つ∀`)

敵も粉砕し、無駄にアンコールも行った後、何事もなかったかのように芝居続行。

人魚姫(るちあ):
 「あなたに私が人魚であることを告白すれば私は泡になってしまうのです」
 「ずっとあなたに私の気持ちを伝えたいと思ってきました」
 「たとえ泡になってしまってもマーメイドの私がどんなにあなたを愛していたか…」

るちあさん、死へのグレーゾーンに挑む。

「これはあくまで芝居だから告白してもオッケー」とのことですが、上記の台詞は「完全アドリブ」かつ「100%本心」。
グレーゾーンどころか、完全にアウトだと思いますが、何故か即死条件は満たさず。
これでセーフなら、もう何をやっても大丈夫のような気がするのですが…。

相変わらず、この世界は人魚さんたちを甘やかしすぎだ。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.9(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.9

(右画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ OP 神戸みゆき/Rainbow Notes♪

なお、今回の話はプチ最終回。
「芝居の振りすればオッケー」「劇中劇」は後の最終回に影響を与えました。
というか、これをアレンジするとシリーズ最終話の出来上がり。

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