穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第52話(最終回)「最後のキス」

2006年07月27日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

ふと気がつけば既に52話。
「Voice in the Live」に端を発し、長々だらだらと病的に更新を続けてきましたが、いつのまにかここまで来てしまいました。
愛と笑い・作画ミスと放送事故の問題作「ぴちぴちピッチ」、ついに最終回。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第52話(最終回)「最後のキス」

愛しの沙羅さんに裏切られたと知ったガイトさんは暴走。
嵐が吹き荒れ、地上は崩壊。
そんなガイトさんに、海斗くんが立ち向かう。

海斗くん:
 「お前が何者で何をしようとしていても俺には関係ない。
  だけど、るちあを傷つける奴だけは許せない…!」

パンタラッサ一族としての力が覚醒。
額が光り、力を放出すると、ガイトさんを粉砕。
ガイトさん、やむ得ず一時撤退。

ひとまず危機を脱した海斗くんとるちあさん他、マメプリ一同。

海斗くん:
 「るちあ…。思い出のマーメイド、それがるちあ、お前だったんだな」
るちあさん:
 「やっと、気がついてくれたんだね…!」

この危機的状況にラブラブモード。
まぁ、一年間もかかって乗り越えようとしてきた壁です。
二人の万感の想いを考えれば、多少は見逃しましょう。



この大事なシーンに、作画をミスってるちあさんのコスチュームが波音さんのデザインになってしまってますけど、それも見逃しましょう。

なお、この様子を微妙な表情で見守る姐さん。
彼女も密かに海斗くんのことが好き。でも、彼とるちあさんの幸せを願い、誰にもその想いを明かすことなく…。
ちゃんとその辺もフォローしてくるスタッフに、ちょっとだけありがとう。


さて、撤退したガイトさん。
彼の忠実な下僕・ダークラヴァーズは、自身の力をガイトさんに注ぎ込みます。

ダークラヴァーズ:
 「ガイトさま、私たちの命を使い、その力を蘇らせてください」
 「元より、ガイトさまにいただいたこの命、ガイトさまに全てを捧げます」
 「ガイトさまのためなら、私たちはどうなっても構いません」
 「ただ、これだけは覚えておいてください。
  …私たち、ダークラヴァーズの四人はガイトさまのことを心から、愛しています」



…ユーリさんは、一時期、浮気しましたけどね。

全ての力を手放したDLは元の深海魚の姿に。

ガイトさん:
 「ダークラヴァーズ、お前たちから貰ったこの力、無駄には使わん…!」

そして再び始まるカタストロフィ。


ガイトさんを止めるべく、マメプリ一同、彼の元へ。
けれどそこには強固な結界が。
中に入れるのは、ガイトさんに侵入を許可された沙羅さんのみ。
やむなく、彼女一人で結界内部に侵入すると、ガイトさんの説得開始。

沙羅さん:
 「貴方を人間への復讐に駆り立てたのは私。
  貴方をその呪縛から解き放ってあげたい…!」
ガイトさん:
 「…沙羅。私の孤独を君だけは分かってくれると思っていたのに!
  信じられぬ、もう誰も!!」

そりゃ、唯一信じた沙羅さんに問答無用で裏切られればな…。

一方、結界外で待ち続けるるちあさんたち。

るちあさん:
 「アクアレジーナさまはどうして現れてくださらないのかしら」
波音さん:
 「七人のマーメイドプリンセスも七つの真珠も揃ったというのに」
かれんさん:
 「何が足りないって言うのよ…!」

それに対し、頭数揃えの二人、何やら意味深なことを。



ノエルさん:
 「もしかしたらまだ七人の心が一つになっていないのかもしれません」
ココさん:
 「沙羅の心が本当に、私たちの元に戻ってきてないのかも」

さすが捕まってた二人の疑心暗鬼ぶりは違う。
つうか、ココさん、あんた沙羅さんの友人ならもう少し信じてあげても…。
ついでにもう一つ言うと…

ノエルさん:
 「沙羅はガイトのことを自分が罪に落としてしまったと思い込んでるの」

それは「思い込み」ではなく、事実だ。


そんな微妙な空気が周囲に満ち始めたととき…

るちあさん:
 『ゆっくりと雲は流れ…虹の果てに消えていった…』

突然歌いだするちあさん。
一瞬戸惑う他のマメプリですが、即座に意図を察し、合唱開始。
これが他の番組だったら狂ったかと思うところですが…。

マメプリ六人:
 『南の空から聞こえる口笛 そう大人になるときが来ていた…』



沙羅さん:
 (みんな…!)

歌声は結界内部の沙羅さんの元にも。
この番組は「ぴちぴちピッチ」。歌えばなんでも解決する、それが「ぴっち」。
マメプリさんたちの歌声は、裏切りに揺れていた沙羅さんの心に届きます。

沙羅さん:
 (本当に救われないといけないのはガイトの孤独な魂…)

何やら悟ると、皆と一緒にお歌を開始。

マメプリ一同:
 『星降る夜のファンタジア 溢れる涙と祈り 誰にも分からない未来を照らしてる…』

沙羅さん:
 「アクアレジーナさま…!ガイトの魂をお救いください…!」

呼びかけに答え、ようやくアクアレジーナさま降臨。



ついに現れた宿敵に対し、ガイトさんはこれまでの憎しみの全てを吐露。

ガイトさん:
 「(アクアレジーナに封印され)深い海の闇で過ごした孤独な時間。
  唯一の慰めは戯れる深海魚たちだけだった…。
  沙羅と出会ったとき、同じ孤独を抱えるものであること、すぐに分かった。
  たとえ偽りの言葉でも、心が埋まればいいと思った。
  だから沙羅の願い、地上を滅ぼそうとした…!」

つくづく不幸な男・ガイト。

なんとかして円満解決を見たいところですが、所詮はアクアレジーナさま。所詮は「ぴっち」。

アクアレジーナさま:
 「…マーメイドプリンセスたち、新しい力を授けます」

物理制裁を決議。
光と共に、るちあさんたちの手に新しいe-pitchが。
最終回にしてニューアイテム。ここにきて販促活動。頑張れタカラさま。

沙羅さん:
 「…ガイトの怒りを目覚めさせてしまったのは私。
  私には歌う資格はありません…!」
アクアレジーナさま:
 「あなたには、ガイトの魂を救う義務があるはずです」

なぜそれが歌うことにつながるのかは分かりませんが、沙羅さんは納得。

沙羅さん:
 「オレンジパールボイス!」

これまで封印してきた変身能力を起動すると、七人がかりで「KODOU」開始。

マメプリ一同:
 『腕広げて受け止める あなたの全てが 苦しくて初めて知った本当の愛…!』

しかも歌うのは二番。
殺る気満々。問答無用の全力戦闘。
そのパワーはガイトさんの防御壁を貫通。



マメプリ一同:
 『みんなのKODOU 重ねあう色のハーモニー…!』
 『鳴り止まないできらめきを止めないで 私たちが取り戻すパラダイス…!』



破壊ソングの前に、両手を地につき、倒れ付すガイトさん。
それを、可愛い女の子七人による合唱団を引き連れ、見下ろす海斗くん。
まさに勝ち組負け組の絵図。涙が出そう。

【追記】
 法律的にどうかは分かりませんが、YouTubeで見つけたので、リンク張ってみます。
 これが「ぴっち」の最終決戦。激戦の様子をどうぞ。
 『KODOU ~パーフェクト・ハーモニー~』

マメプリ一同:
 『感じるKODOU 湧き上がる愛の力 そして広がる夢のパーフェクトハーモニー!』

歌は完全に通り、ガイトさんの力は全て消滅。勝った…!

ガイトさん:
 「…俺を笑え、海斗。
  これでパンタラッサの王となる夢も、永遠の暗闇からの脱出の希望も潰えた…。俺を笑え…」
海斗くん:
 「…一緒に行こうガイト。俺と一緒に、皆のところへ…」
ガイトさん:
 「海斗…」

分かり合えた二人。しかし、その二人を裂くように、ガイト城、振動。

ガイトさん:
 「俺の力がなくなったため、この城を浮上させておくことが出来なくなったんだ。この城はもうすぐ沈む。
  たとえ力はなくなってしまっても、私はパンタラッサの王。この城を捨てるわけにはいかん。
  …私には水底の闇がふさわしい。さらば、弟よ」

ガイトさん、深海に沈む城との心中を決意。


海溝に沈むガイト城から脱出したマメプリ他一同。
が、途中で沙羅さんは方向転換。
自分のオレンジ真珠をるちあさんに託すと、同じくガイトさんとの心中を選んだDLと共に、沈んでいくガイト城へ。

ガイトさん:
 「沙羅、どうして…!」

どうして沙羅さんが戻ったのか。
正直、客観的に見る限り、「同情」以外の何者でもなく、決して「愛」とかそういうのではないと思いますが…。
ただまぁ、これでせめてガイトさんにもいくばくかの安らぎがもたらされたんじゃないかと…。こいつ、不幸すぎる。

【追記:2021年7月2日】
我ながら浅い理解でした。15年越しで訂正しますが、沙羅が残った理由は、やはり「愛」だと思う。
男女間のそれではなく、生物種レベルの「愛」。我々は孤独な一個体ではあるけれど、元を辿れば同じ生き物であり、母なる海から生まれています。第2期のみかるもそうですが、男女間の叶わぬ恋と、だけどもっと根元の繋がりは、「ぴっち」のテーマに思えます。





愛する沙羅さんと抱き合いながら、そして、それをDLに見守られながら、ガイトさんは深い深い海の底へ…。


エンディング。

砂浜で意識を取り戻した海斗くん。

海斗くん:
 「みんな、夢、だったのか…」
るちあさん:
 「…夢なんかじゃないよ」

そこにいたのは人魚姿のるちあさん。
目の前で人間体に変わると、海斗くんの元へ。
特殊エンディングの流れる中、二人は無言で抱き合い…




 「マーメイドメロディぴちぴちピッチ」 完。



マーメイドメロディーぴちぴちピッチ Vol.14(左画像)
マーメイドメロディーぴちぴちピッチ Vol.14

(右画像)
/マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス2
/マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス2

…。
……。
………そして、その余韻に浸る間もなく

るちあさん:
 「次回、マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア

   『別れの朝』

  アンコールはいかが?」

絶大な人気に答え、アンコール開始。……正気か、タカラさま。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シムーン 第17話「遺跡」

2006年07月27日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
「電波 DE リ・マージョン」を聞き出してから、ロードレさんの好感度が上昇中。
自分で自分のことを「名門出」と宣い、ここぞとばかりに人気投票の選挙活動に励み、物販に邁進してる姿がなかなか素敵です。
この間、挨拶した相手の名前が分からなくなっても大丈夫!

・シムーン 第17話「遺跡」

懐かしの我が家に帰ってきたテンペスト隊。
が、早速次の任務に駆り出されることに。
作戦内容は「遺跡に行って、そこを他国から防衛すること」。

テンペスト隊一同:
 「遺跡!?」
 「なぜ遺跡に!あそこは簡単には…!?」

驚愕する一同。
なんでも「遺跡」とやらは神聖な場所だそうな。
まぁ、シムーン機自体、発掘戦闘機なので、それ系統の場所なのでしょう。

「それは命令なのか」と突っかかるナイスなフロエさんがいたりもしましたが、「そのとおりだ」とあっさり返され沈黙。
なんだかもうはるか昔のことのようですが、以前の自爆テロで他のシムーン部隊は軒並み壊滅。
結果、唯一動けるテンペスト隊に、この任務の拒否権はなし。

…ただでさえ戦力が激減してるのに、最大戦力を「遺跡」に割り振ったら、首都を落とされるんじゃないかとも思いますが気にしません。気にしないったら!

色々ともやもやしたものはあるものの、上層部から命令の形で下されては、テンペスト隊のみなさんも下を向くしかありません。


ほどなくして遺跡に到着。
早速発進するテンペスト隊。
どうでもいいですが、この出撃音楽、妙にお気に入り。

さて、彼女たちの前に、遺跡より謎の機体が出撃。

パライエッタさん:
 「あれはシムーン!?」

それは形こそ違えど、同じ機構を装備したシムーン機。
高速旋回をこなし、テンペスト隊を急襲。
その上、独特の航跡を宙に描き…

パライエッタさん:
 「鮫のリマージョン!?」

『祈り』まで再現。あれは何者。誰があのシムーンを!?

半ばパニックになりながら応戦するテンペスト隊の中、アーエル-ネヴィリル機は遺跡の奥へ。
エース二人が何をやってるんだとも思いますが、謎の解明の方を優先したようです。
進んだ遺跡の奥にあったのは…性別決定が行われる「泉」。

なぜ、全く別の場所にあるはずの「泉」がこんなところに?
戸惑うネヴィリルさんの前に、あろうことか「泉」にいるはずのオナシアさんの姿まで。

オナシアさん:
 「私はどこにもでいる…そして、どこにもいない」
 「テンプスは時の流れを見届け、スパティムは人々にいるべき場所を示した。
  二つは対となり、人々に限りない恩恵と恐怖を与えてきました」
 「ここでは全ての時と場所が、全ての呪縛から解放されています」

…てことは、先ほどのシムーンは過去(or未来)の機体とかそんなところ?

視聴者が頭を抱える中、他のテンペスト隊の面々も遺跡に侵入。
中でも、遺跡の瓦礫の中に埋もれていたシムーンの残骸を発見したユンさん。
搭乗席を覗き込んで、絶句。

ユンさん:
 (ここは…ここでは一体、何が起こってる…)

続いて、謎のシムーン機の一機を撃墜したテンペスト隊は、その搭乗員を確認して唖然。
乗っていたのは、かつて自爆テロをしかけてきた敵国の巫女・アングラスさん。
しかも、あからさまに死後、かなりが経過してるように見える姿で。

遺跡について謎が解明するはずが、かえって混乱の渦に。
次回は「葬列」。
頑張れパライエッタさん編。


……で、乗っていたのがアングラスさんというのがよく分かりません。
なんで、他国の巫女が?
いや、一応、信仰は同じだそうなので、「神の御許で戦士をやってる」のは分からないでもないのですが。

テンペスト隊からしてみれば、第1話で撃墜された仲間とかが出てきたほうが、サプライズ度は大きそうです。
でもそれだと、視聴者から「誰それ?」と言われそうなんで、演出上、アングラスさんが採用された、とかそんなところでしょうか。
それに画伯やドミヌーラ機が出撃してきたら、サプライズどころか恐慌を起こしそうですし。

…「別の時間」だとか「死者が防衛」とかなら、いっそ、(将来死亡する)テンペスト隊の誰かが襲ってくるとかでも面白かったような気がする。


Simoun(シムーン)1[初回生産分のみ限定仕様]
Simoun(シムーン)1[初回生産分のみ限定仕様]

【シムーン連載】
 コミック百合姫 Vol.4
 Megami MAGAZINE
その他、シムーン関連アイテム、および、同、オークション
コミック百合姫 Vol.4 【年間購読】Megami MAGAZINE

ところで、マミマミのパルは、ユン姉さんなんですか、ロードレさんなんですか。
掲載誌の一つは百合ご用達雑誌だというのに、結構、適当にパートナーチェンジしまくり。
マミマミはちょっと、はしたないと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする