穴にハマったアリスたち

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第16話「秘めた思い」

2006年07月04日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

「ぴちぴちピッチ」は歌がテーマのお話。
その割にはOPやEDに触れてなかったので、軽く紹介。

【太陽の楽園 ~Promised Land~】
 初期シリーズの1~2クールで使われたOP。
 歌っているのは神戸みゆきさん。
 「仮面ライダー響」の看板娘役でお馴染みの人です。

 基本的に軽い曲調だけれど、部分部分は結構シリアス。

 『きっとたどり着ける 最後の楽園』
 『悲しみの雨が続く そんな日も泳ぎ続ける』

 「ぴっち」は馬鹿なストーリーも多いですが、根幹部分は意外に欝。
 そんな雰囲気がよく出てるいい曲です。
 …まぁ、歌詞でいうなら、
 
 『ありふれた物語を 果てしない未来に変えて』

 の部分が、一番「ぴっち」を象徴してる気もしますが。
 確かにありふれた話だったはずなのに…。
 なんでこんなろくでもない話に…。

 なおOPムービーは、間違い探しのように潜んでる南太平洋のマーメイドが見所。
 彼女のほぼ唯一の出番はここ。
 見逃さないように凝視しましょう。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第16話「秘めた思い」

16話は水面下での物語に全てをかけた、やたらと繊細な話。
「ぴっち」だってこんな密やかな話ができるんです。
崩壊した作画が思いっきり水をさしてはいますが。

るちあさん、波音さん、リナ姐さんは海斗くんつながりで海の家でバイトをすることに。
なお、海の家のオーナーは真木さん。
使い捨てキャラみたいな造型ですが、一応、後々、にこらさんと恋愛騒動を繰り広げます。

さて、今回の主役は緑の姐さん・リナ。
能天気にぴちぴち跳ね回ってばかりのるちあ&波音と違い、滅ぼされた故郷や連れ去られた仲間のことを思い、いつも真剣な表情をしています。
が、そんな必死の頑張りも全く功を成さず。人気投票でもぶっちぎりの最下位、涙が出そうです。

そんな不幸はおくびにも出さず、バイトに精を出す姐さん。
しかし、流石に毎日の疲労は色濃く。
風呂上りに、半裸でテレビを見ているうちに眠り込んでしまい、体調を崩してしまいました。

なお、彼女が見ていたのは漫才番組。

 ・このときの漫才コンビ役の中の人は、それぞれ南太平洋とインド洋のマーメイドプリンセスの人。
  この時点ではこの二人の人魚は正式登場しておらず、本放送時にはスルーされましたが、
  後々の展開を知った上でこのシーンを見ると色々と感慨深いものが…。
  ちなみに、南太平洋の中の人は本日7月4日が誕生日。おめでとうございます。

 ・漫才を見ながらリナ姐さんが一言。
  「あいかわらずこのコンビ、つっこみが甘いな」
  真面目なリナさんに「漫才好き」という設定が付与された瞬間。
  これを期に、最後の良心の彼女まで転落の道を辿ることに。

わずか10秒の劇中劇にこれだけの伏線を込める「ぴっち」。
深遠というより、行き当たりばったり、手当たりしだいなだけですが。

翌日。病気で本調子でないリナさんですが、るちあさんたちに心配かけまいと、健気に振舞います。
「病気のくせに、海の家でバイトなんてしたら、はた迷惑もいいところだろ」とも思いますが、彼女はとにかく心配をかけたくなかったのです。
客のことなんてどうでもいいのです。

とはいえ、体の調子が出ないのは確か。
その様子を、海斗くんに見抜かれてしまいました。
これまで海斗くんとは距離をとっていた彼女でしたが、優しい言葉をかけられ、気持ちが揺れます。

リナさん:
 「海斗…思っていたよりいいやつだったんだな…」

しかし海斗くんはるちあさんがぞっこんラブ。
るちあさんから海斗くんを取り上げたら、発狂して溶解しそうな勢いです。
友情と愛の板ばさみ。悩む乙女心…
と、なりそうなもんですが、そこはリナ姐さん。
即座に答えをはじき出しました。

リナ姐さん:
 「海斗、るちあのことは任せた」

誰にも何も告げることなく、自身の想いにケリをつけました。
嗚呼、姐さん…。
なんて気高い娘さん。それでこそ海の国のプリンセス様。

…そんな姐さんに「リナは好きな人いないの~?」と暢気に声をかけてくる波音さんにドン引きしたところで今回のお話は締め。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.5(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.5

(右画像)
浅野まゆみ(リナ)/Star Jewel
浅野まゆみ(リナ)/マーメイドメロディー(3)リナ STAR JEWEL

なお、この回からCMアイキャッチが変更。

 Aパート終了:マーメイドカードをめくる三人。
 Bパート開始:めくったカードが表示される。

何が出るかは毎回のお楽しみ。
記念すべきだ第1回は、メイン回ということで姐さん。
放送開始から3ヶ月。ようやくアイキャッチで出番が貰えました。おめでとう、姐さん。

まぁ、せっかくのメイン回だというのに、戦闘曲が波音さんのソロソング「Ever Blue」だったりと相変わらず不幸さはにじみ出てますけど。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第15話「渚の約束」

2006年07月04日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

某所からの転載。台湾での「ぴっち」イベント(現在好評オンエア中)の様子。
なんて書いてあるかさっぱり分かりませんが、お客さんがいっぱいいることは分かりますね。
そんなわけで「ぴっち」は大人気なんです。第三期作っても採算取れるんです。さあ、第三期を作ろう!そして大儲けだ、タカラトミー!

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第15話「渚の約束」

製作者サイドが悟ってはいけない何かを悟ってしまった回。
もしくは気づいてはいけない何かに気づいてしまった回。
あるいは諦めてはいけない何かを諦めてしまった回。

るちあさんは近々始まる夏休みに大歓喜。
しかし、楽しい夏休みを迎えるためには、まずは期末テストを乗り越えないといけません。
魚脳には重過ぎる試練。

それに四苦八苦している頃、敵幹部・エリルさんはいつものようにマメプリをおびき寄せる作戦を立案・決行。
内容は『台風を呼ぶ』。
曰く「台風の被害が広がれば、マーメイドプリンセスが放っておくはずがないから」。

…常識的に考えて、台風なんて来たら、家に閉じ篭もりそうなもんですが。

波音さん:暢気に外を見ながら、お部屋でごろごろ
るちあさん:海斗くんとお勉強会…にかこつけていちゃつき中

エリルさんの作戦、全くの的外れ。

が、最後の一人リナ姐さんは外に飛び出します。
先頃、捨て犬とちょっと仲良くなったのですが、その犬のことが心配になったのです。
『ピュアなのは姐さんだけ』、そんな一昔流行った単語が思い起こされる…。

罠にかかった姐さんは、すぐにエリルさんと交戦開始。
が、前述の子犬を抱えての戦闘のため終始押されっぱなし。
言葉責めも交えて、姐さんを追い込むエリルさん。

エリルさん:
 「他のマーメイドプリンセスは助けに来ないのか。かわいそうだねぇ。お前は一人ぼっちさ」

絶望に浸りかけたそのとき、遅ればせながらるちあさん・波音さんが救援に到着。
そして間髪いれずライブ攻撃。
こうなればもう、怖いものはない。

るちあさん:
 「じゃあ、はりきってライブスタート!」

きらん。画面を横切る謎の光。
不穏な何かに気づいたエリルさん、全力で逃走を開始。
しかし…。

ごぅん。

るちあさんたちを中心に不気味な爆発が発生。
容赦なくエリルさんを巻き込むと画面が暗転。
そして炸裂する光。ぴしゃあん。

…光が晴れたそこは、一面のお花畑。今まで、川沿いで戦ってたはずなのに!?
恐慌状態に陥りながらエリルさんが振り向くと、そこには爆発する炎の柱。
ずがーん。火山の噴火を思わせるそれの中から、るちあさんたち、笑顔で歌いながら登場。

マメプリのみなさん:
 『凍りついた世界で♪ 一人きりの夜明けも♪』
エリルさん:
 「いやぁああ!?ここはどこぉ!!」
マメプリのみなさん:
 『愛を右手にすーぱっらっぶ♪』

容赦なく降り注ぐライブ攻撃。るちあさんたちのはち切れんばかりの笑顔が恐怖を誘う。
完全にパニックになり、この地獄から抜け出そうと必死になって逃げるエリルさん。
でもどこまで行っても出口はない。どこまで行ってもぴちぴちボイスが降り注ぐ。

マメプリのみなさん:
 『アンコールはいかが?』

…以上が、後に『ぴちぴち時空』と名づけられ、『適当な波(第8話)』『沈む豪華客船(第14話)』に続き超作画シリーズとして有名になる一幕。

文章で説明しても何のことか分かりづらいでしょうが…。
完全に戦意喪失したエリルさんを異空間に監禁、退路を断ってのライブアタックに、もう絶句するしかありません。
一回これをやってしまったせいで、「もう何やっても許されるだろ」「まぁ、ぴっちだし」と関係者一同諦観の境地に。

で、こんなろくでもない回を担当した主ですが…。

『脚本 高橋ナツコ』

嗚呼、やっぱり。思わず納得して番組終了。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.5(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.5

(右画像)
中田あすみ(るちあ)/ Splash Dream
中田あすみ(るちあ)/マーメイドメロディー(1)るちあ SPLASH DREAM

なお、この回はるちあさんが「のーしよう」を連発してくれてムズムズした気分になれます。
それも含め、るちあさんがとってもるちあさんだったり、波音さんがとっても波音さんだったり、姐さんが不幸だったりと、物凄く「ぴっち」らしい話。
万が一、「ぴっち」を見てみたいという人がいたなら、割とお勧め。
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可愛いあの娘にねめつけられたらイイナ!

2006年07月04日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~ 第14話「お行儀よくなったらイイナ!」

どうでもいいことですが、うちの番組感想では、キャラ名を名字+敬称で表記するのが常。
なんとなく呼び捨てや「ちゃん」付けが照れくさいだけなんですが、歌ちゃんだけは歌ちゃん。
別に深い意味があるわけでもないですが、「歌ちゃん」という響きの物凄く間抜けな感じがちょっと好き。


で、感想が遅れてしまったので、印象に残ったところを手短に箇条書きで。

【お願い歌ちゃん】

 夢野さん:
  「連れて逃げて、お願い…」
 
 柊弟の妄想シーンに出演する歌ちゃん。
 普段から面白い顔や妄想世界に浸ってばかりの彼女ですが、逆に他人の妄想ネタにされるのは珍しい(初めて?)のような。
 思わず奇異の目で再生しまくってしまった。

【上目な歌ちゃん】

 小暮くんが電話番号を聞こうとしたシーン。

 夢野さん:
  「ん?」

 なにその上目遣い。
 人様を無意識のうちに全力で誘惑しまくりです。
 この娘のガードの甘さは何なんだろう。

【上目な歌ちゃんその2】

 上記のシーンといい、ラストシーンといい、今回の歌ちゃんは上目遣いしまくり。
 そんなに人を悩殺して楽しいのかと。
 まぁ、身長が低いんで必然的にそうなるのかもしれませんが。

【お土産歌ちゃん】

 柊先輩からお土産をもらった場面。
 歌ちゃんの背丈、先輩の胸元までしかないのですが…。
 先輩が高身長なのでそんなもんかとも思いましたが、同時に描かれてる教室のドアとも比較すると、この娘の身長は140を切りかねないんじゃなかろうか(中学女子の平均身長は155。10歳で140)。

【お土産歌ちゃんその2】

 悪趣味な奇天烈置物を手渡しながら一言。

 柊先輩:
  「君はそういうの好きだと思って」

 歌ちゃんの好みとは違う気がしますが、歌ちゃんの性格は端的に見抜いてやがる。

【お土産歌ちゃんその3】

 柊弟:
  「兄貴、まさか歌ちゃんのこと…」

 それは、前回の戦乱の記憶が残ってる全ての関係者が知ってることだ。
 いまだに黒幕のくせに一番情報に疎い柊弟。
 そんなんで最後まで戦い抜けると思っているのかと。

【細顔歌ちゃん】

 前述の上目遣いのカットといい、今回の歌ちゃんは妙に細い顔してること多数。
 これで「ホームベース」の愛称も返上です。
 これはこれで可愛いはずなのに、なんだか裏切られた気分。

【げんなり歌ちゃん】

 今回のキャプチャ画像。
 悪夢騒動の最中の歌ちゃんより。
 やる気がないにも程がある。

【歌ちゃんVS小舅】

 今回の夢のネタは「マナー」。
 仮に歌ちゃんが柊家に嫁いだ場合、一番最初にぶつかる壁がそれですね。
 頑張れ、歌ちゃん。なんか人事みたいな顔して今回の騒動見てますが、明日は我が身。げんなりしてる場合じゃない。


印象に残ったところを抜き出したら、歌ちゃん特集になってしまった。
これではまるで、歌ちゃんの雄姿しか見てないみたいです。
その通りですけど。

次回は「活躍できたらイイナ!」。
なんか久々にキレのいいサブタイ。
マリーランドネタは展開がいまいちなことが多いですが、ここで一発逆転。頑張れウィーヴ。


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その他、マイメロ関連アイテム、および、同、オークション
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ついに!歌ちゃんのフィギュアが発売!

ようやくサンリオさまは歌ちゃんに活躍の機会を与えてくれました。
今まで、悲しい悲しい冷遇処置に耐えてきた甲斐があったというもの。
コミックス版「マイメロディ」CMの「複数作家による歌ちゃん比較絵」といい、最近彼女がプッシュされ始めてうれしい限りです。

…まぁ、同じく発売されるクルミさんに売上げで大敗し、崩れ落ちる歌ちゃんの姿が目に浮かびますが。


【蛇足1】
 今回も放出されたのは黒音符。
 でも今回は、「本来伝えたかったことが全く伝わってない」ので黒音符にも納得。
 ずいぶんと久しぶりに、深読みなしで黒音符話が成立した気がする。

【蛇足2】
 柊弟が携帯電話で助けを求めた場面。
 電話した相手は仲良くしてる小暮くん…ではなくフラットくん。
 随分と希薄な友情のような気もしますが、大慌てで電話したんで(番号交換したばかりで)通話記録の先頭にあったフラットくんにかかっただけなんだよ、きっと。
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