【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
「ぴちぴちピッチ」の魅力を語る上で、決して避けては通ることの出来ないモノ。
世に「カオス展開」と呼ばれる番組は数あれど、これをクリアしている番組はなかなか見当たらず。
32話に続く魅惑の突発イベント第二回、それは第37話。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第37話「噂の二人」
異変は、番組開始とともに現れました。
あれ?なんか、右のスピーカーから音が聞こえてこない?
スピーカー壊れたかな?
不思議に思いながらも深くは考えず視聴継続。
さて、るちあさんは例によって海斗くんのことばかり。
そんな彼女に、姐さんから『マーメイドビーズ』なるレジェンドアイテムの話題が振られます。
姐さん:
「確か、その腕輪をして相手に触れると恋の奇跡が起きるとか」
るちあさん:
「ねえ、リナ、その伝説の腕輪って今ど―――――――――」
突然、るちあさんの台詞が無音に。
???
るちあさんのことだから、いきなり放送禁止用語でも口走ったかと思いましたが、続くリナさんの台詞も無音。
姐さん:
「――――――――――――――――――」
るちあさん:
「――――――――――――――」
波音さん:
「――――――」
るちあさん:
「――――――――――――」
嗚呼、そうか。
番組冒頭で音の出方が変だったのは、これの前兆だったのか。
つうか、
放 送 事 故 起 こ し や が っ た 。
問題作「ぴちぴちピッチ」、とうとう禁断の放送事故。素晴らしすぎる。
しばらくして音声は復活するものの、右スピーカーの不安定さは最後まで解決せず。
なんてスリリングな番組だ。
一寸先は闇です。今度はいつ音声が死ぬかと思うと、一瞬たりとも目が離せません。
期待のまなざしで見つめていると、るちあさんたちは放送室でお掃除開始。
ほどなくして「校内でマーメイドビーズをしている者を見た」とお喋りを始めます。
伝説の「マーメイドビーズ」、数奇な運命を辿り、現在は一教師の手に。
るちあさん:
「マーメイドビーズってなんだっけ…?
あ!伝説の腕輪!!」
驚いたるちあさん、思わずモップを取り落とすと…、その柄は放送機材に衝突、校内放送のマイクオン。
姐さん:
「そんなに遠い過去の話ではない。とある人間の街に…」
そんなことには気づかず、マーメイドビーズの伝説を語るリナ姐さん。
当然、その内容は全校内に放送されることに。
って、それは放送事故と言うんじゃ……あ。
劇中で放送事故が起こるから、放送事故か!
すげぇよ、「ぴっち」。
放送事故なんて、ただでさえ珍しいのに。
まして、放送事故の起こった回で放送事故をネタにしてるなんて!
スタッフの超演出に、もうただただ感嘆するばかり。こんな捨て身の演出、見たことがない。
この回、ユーリさんの制服コスプレや、「ぴっち」には珍しい名前なしキャラの多数出演、姐さんの「パンダパンだ」等、見所は他にもあるのですが、もはやそんなものも吹き飛びます。
さすが「ぴっち」。カオス展開をさせたら右に出るものがない。
なんかもう、はしゃぎすぎてまともに画面を見ることも出来ませんが、それでもお話は進行。
色々あって、敵幹部・ユーリさんと戦闘することに。
音楽室でピアノを演奏するユーリさんを見つけると、唯一の出入り口を塞ぎ、おもむろに二段変身+「夢のその先へ」。
るちあさん:
『もしも願いがかなったら その先に何が待ってるの…?』
もはや、マメプリの姿を見ただけで戦意喪失する可哀想なユーリさんに、容赦なく「ぴちぴちボイス」。
酷すぎる…。
目と耳を覆いたくなるようなライブシーンに顔をしかめていると、不意に、画面下部にテロップが。
『番組の途中でお聞き苦しいところがありましたことを おわびいたします。』
確かに今の「ぴちぴちボイス」は聞き苦しかった!
でも、何をいまさら。
聞き苦しいのはいつものことじゃないか、気にするな。
思わず優しい目をして呟いたところで、本編終了。
この一連の理解不能な素晴らしい演出の数々に、ファン一同、狂喜乱舞。
こんな異常な展開を経験してしまったせいで、「ぴっち」以外の番組ではなかなか満足できない体になってしまいました。
は?予想も付かない超展開?そういうことは、まず放送事故を演出に組み込んでから言ってくれ。
放送事故を起こしたのに、クレームどころか拍手喝采。
果たしてそれに味をしめたのか…。
「ぴっち」の快進撃はまだまだ続くことに。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
「ぴちぴちピッチ」の魅力を語る上で、決して避けては通ることの出来ないモノ。
世に「カオス展開」と呼ばれる番組は数あれど、これをクリアしている番組はなかなか見当たらず。
32話に続く魅惑の突発イベント第二回、それは第37話。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第37話「噂の二人」
異変は、番組開始とともに現れました。
あれ?なんか、右のスピーカーから音が聞こえてこない?
スピーカー壊れたかな?
不思議に思いながらも深くは考えず視聴継続。
さて、るちあさんは例によって海斗くんのことばかり。
そんな彼女に、姐さんから『マーメイドビーズ』なるレジェンドアイテムの話題が振られます。
姐さん:
「確か、その腕輪をして相手に触れると恋の奇跡が起きるとか」
るちあさん:
「ねえ、リナ、その伝説の腕輪って今ど―――――――――」
突然、るちあさんの台詞が無音に。
???
るちあさんのことだから、いきなり放送禁止用語でも口走ったかと思いましたが、続くリナさんの台詞も無音。
姐さん:
「――――――――――――――――――」
るちあさん:
「――――――――――――――」
波音さん:
「――――――」
るちあさん:
「――――――――――――」
嗚呼、そうか。
番組冒頭で音の出方が変だったのは、これの前兆だったのか。
つうか、
放 送 事 故 起 こ し や が っ た 。
問題作「ぴちぴちピッチ」、とうとう禁断の放送事故。素晴らしすぎる。
しばらくして音声は復活するものの、右スピーカーの不安定さは最後まで解決せず。
なんてスリリングな番組だ。
一寸先は闇です。今度はいつ音声が死ぬかと思うと、一瞬たりとも目が離せません。
期待のまなざしで見つめていると、るちあさんたちは放送室でお掃除開始。
ほどなくして「校内でマーメイドビーズをしている者を見た」とお喋りを始めます。
伝説の「マーメイドビーズ」、数奇な運命を辿り、現在は一教師の手に。
るちあさん:
「マーメイドビーズってなんだっけ…?
あ!伝説の腕輪!!」
驚いたるちあさん、思わずモップを取り落とすと…、その柄は放送機材に衝突、校内放送のマイクオン。
姐さん:
「そんなに遠い過去の話ではない。とある人間の街に…」
そんなことには気づかず、マーメイドビーズの伝説を語るリナ姐さん。
当然、その内容は全校内に放送されることに。
って、それは放送事故と言うんじゃ……あ。
劇中で放送事故が起こるから、放送事故か!
すげぇよ、「ぴっち」。
放送事故なんて、ただでさえ珍しいのに。
まして、放送事故の起こった回で放送事故をネタにしてるなんて!
スタッフの超演出に、もうただただ感嘆するばかり。こんな捨て身の演出、見たことがない。
この回、ユーリさんの制服コスプレや、「ぴっち」には珍しい名前なしキャラの多数出演、姐さんの「パンダパンだ」等、見所は他にもあるのですが、もはやそんなものも吹き飛びます。
さすが「ぴっち」。カオス展開をさせたら右に出るものがない。
なんかもう、はしゃぎすぎてまともに画面を見ることも出来ませんが、それでもお話は進行。
色々あって、敵幹部・ユーリさんと戦闘することに。
音楽室でピアノを演奏するユーリさんを見つけると、唯一の出入り口を塞ぎ、おもむろに二段変身+「夢のその先へ」。
るちあさん:
『もしも願いがかなったら その先に何が待ってるの…?』
もはや、マメプリの姿を見ただけで戦意喪失する可哀想なユーリさんに、容赦なく「ぴちぴちボイス」。
酷すぎる…。
目と耳を覆いたくなるようなライブシーンに顔をしかめていると、不意に、画面下部にテロップが。
『番組の途中でお聞き苦しいところがありましたことを おわびいたします。』
確かに今の「ぴちぴちボイス」は聞き苦しかった!
でも、何をいまさら。
聞き苦しいのはいつものことじゃないか、気にするな。
思わず優しい目をして呟いたところで、本編終了。
この一連の理解不能な素晴らしい演出の数々に、ファン一同、狂喜乱舞。
こんな異常な展開を経験してしまったせいで、「ぴっち」以外の番組ではなかなか満足できない体になってしまいました。
は?予想も付かない超展開?そういうことは、まず放送事故を演出に組み込んでから言ってくれ。
(左画像) マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.11 (右画像) ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエルボックス1 |
放送事故を起こしたのに、クレームどころか拍手喝采。
果たしてそれに味をしめたのか…。
「ぴっち」の快進撃はまだまだ続くことに。