幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

年金← 「AERA」の記事から

2012-04-12 06:47:03 | 生活

久しぶりに図書館に行き、いくつかの雑誌を読みました。

『AERA』 に、年金特集があり、以前もブログに書いたのですが、

細野真宏氏のコラムもあったので、コピーしました。

彼は経済解説者とありました。経済評論家と一味違うよう!? ← 評論家よりいいかも。

ベスト・セラーも多いです。私も買ったことあります。

 

国民全体が「誤解」している年金破綻論は「天動説」 

省略しています

未納者が増えても年金は破綻しないことが’08年の社会保障国民会議の

シュミレーションで判明しました。

未納は国民年金の一部だけで起きているだけで、

制度全体に影響を与える規模ではない。

そして、そもそも国民年金は半分が税金から払われる仕組みなので、

未納者は将来、年金がもらえないばかりか、

単に「税金の払い損」になるためです。

この「未納が増えると年金が破綻する」のように、

誰もが「疑う余地のない論だ」と思ってしまうほど見事な

引っ掛け問題というのは、私は16世紀まで遡らないと見つけることができません。

それは「天動説」です。これは、子どもの時に誰もが経験をしていることだと思いますが、

最初は「地球ではなく空が動いているのだ」と信じていたはずです。

ところが、教育で「それは誤解だ」と知ることになる。

まさに、それと同じことが年金で起きていて、

そもそも「国民全員が誤解から始まる」という信じられないような背景が根本にあるわけです。

破綻論者はまた別の破綻論を唱え始めるのです。

出生率が低下したり、経済が低迷したりすると

「このままの状態で推移すれば破綻する」と予言を始めます。

出生率は’05年に底を打ち、現在では回復基調にあります。

経済についてもリーマン・ショックなどありましたが、

日本企業が全滅するはずもなく、

株価を見ても、ようやく平静を取り戻し上昇局面にあります。

年金や社会保障の分野は引っ掛け問題が多い分、

冷静に情報を見極めるのが重要になるのです。

 

TVで、最近も某経済評論家(TVによく出ている女性)が

年金は破綻していると言い切っていました。← 偉そうに^^;

そうなら、年金受給者に年金は振り込まれないはずですが、そんなことないです。

なんで、安易にそんなこと言うのか、訳が分かりません。

見ている人々に不安をあおって、何考えているのかと、いつも腹立たしいし、悲しくなります。

 

 


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