イギリス史上初の女性首相で、その強硬な性格と政治方針から
「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャーの半生をメリル・ストリープ主演で描いた。
父の影響で政治家を志すようになったマーガレットは1975年、50歳で保守党党首に選出され、
79年にはイギリス初の女性首相となった。
国を変えるため男社内の中で奮闘するマーガレットは「鉄の女」と呼ばれるようになるが、
そんな彼女にも妻や母としての顔があり、知られざる孤独と苦悩があった。
M.サッチャー イコール 「鉄の女」の他は何も知らなかったのですが、
彼女が首相になった頃の英国は失業問題などで、度々、暴動が起きたり、
アイルランド問題など、とても大変な時でした。
(今の日本だって、原発問題など、当時の英国以上に
問題山積だと思うのですが、暴動など起きない、大人しい国民ですね)
彼女はジャンヌ・ダルクのように立ち上がり保守的な英国で女性首相として活躍しました。
映画を見て、なぜ、鉄の女と呼ばれたかということが分かりました。
メリル・ストリープが見事にM.サッチャーになりきっていて、
アカデミー主演女優賞 を受賞したのは、しごく当然で、彼女に敵う女優はいないでしょう
首相を辞めて、80代半ばになった、老いた姿は本物の老人のようでしたし、
首相になった50代半ばは生き生きと演じていました。
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「言ってほしいことがあれば、男に頼みなさい。やってほしいことがあれば、女に頼みなさい」
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The Artist 『アーティスト』 は、お見逃しのないように
アカデミー主演男優賞 受賞作品です。
主演男優賞と主演女優賞は誰も異論のない結果だったと強く思います。