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幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「フクシマ再生 9代目・彌右衛門の挑戦」@NHK

2016-04-10 17:56:25 | TV番組

コメント欄は閉じておきます。

今朝、NHKを何気なく見ていましたが、惹きこまれました。

明日へ つなげよう 「フクシマ再生 9代目・彌右衛門の挑戦」
 

再放送 : 4月15日(金) 午後2時05分〜2時53分

番組は、福島・喜多方で226年続く造り酒屋の9代目当主・佐藤彌右衛門さん(65)に

半年間密着したヒューマンドキュメンタリー。

電力とは全く無縁だったが、震災後、

市民によるご当地電力会社「会津電力」を設立、

原発事故で苦しむ福島の真の再生を目指し、

豪雪地帯での太陽光発電や風力発電に挑戦している人物だ。

常にポジティブで次々と仲間を増やし、巻き込んでいく彌右衛門さん。

福島県が2040年までに、100%再生可能エネルギーの実現を

掲げていることを追い風に、自然エネルギーの先進地ドイツにも出向き、

最先端の現場を視察するなど、エネルギーの“地産地消”を夢見て奔走する。

そんな彌右衛門さんの最大の挑戦は、

原発事故で避難が続く飯舘村での電力事業だ。

飯舘村で代々農業を営んできた小林稔さんとともに、

新たに飯舘電力を設立、村の農地を使った太陽光発電所を計画し、

村民たちの説得にあたっている。しかし、再生可能エネルギーの許認可や

送電線への接続問題など、次々と困難が襲いかかる。はたして挑戦の行方は?

【語り】ディーン・フジオカ

 

福島・飯館村で農業を続けていくことは難しく、農地に太陽光発電パネルを設置する

会社を設立するが、東北電力の送電線の空きがない、

農地を他のことに使ってはいけないという第1種農地法などの難問が立ちはだかる。

原発事故の悔しさを力にかえて頑張ろうとしている姿に応援の気持ちで見ました。

ディーン・フジオカさんは声も良いです。

 

ナレーションを担当したディーン・フジオカさんからのメッセージ:

あれから5年ですが、何か自分にできるやり方で、福島県の復興に関わっていきたい…

「太陽光や風力」といった再生可能エネルギーもその大きな力になるのではないかと

思っていたところ、今回の挑戦を知り共感しました。


このドキュメンタリー、会津の酒蔵の当主が主人公で、地元の皆さんが色んなところで

実に楽しそうにお酒を飲んでいるのですが、その姿を見ていて

「冬が厳しい福島、うちのおじいちゃんのまわりでも、

こんな風にみんな集まって飲んでいたなあ」と、温かい記憶や

故郷の言葉の響きがよみがえってきました。

彌右衛門さんたちは色々な困難にも直面しますが、

福島の未来、そして故郷を愛する人たちのパワーが感じられる作品です。

たくさんの方々にご覧いただければと思います。


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