今、ブログを書かないで年賀状を書きなさいと言っている、もうひとりの私がいる・・・
犬のイラストが可愛いのを印刷した・・・
葉室麟さんがお亡くなりになりました。
26日の新聞に澤田瞳子さん(作家)の哀悼の言葉が載っていた。
巨星墜つ。これほどこの言葉が相応しい方が、あれほど社会と人間に一途な
眼を向け続けた方が、今から先、歴史小説界に現れるだろうか。
私は1冊だけ読みました。
「はだれ雪」
諦めず、迷わず、信じた道を一筋に――
謎の刃傷事件を起こした浅野内匠頭。
彼が密かに残した"最期の言葉"とは。
言葉を聞いた勘解由の、秘めたる想いの行方は。
直木賞作家が描く、かつてない「忠臣蔵」!
歴史小説はほとんど読まないので、これを読んだ時は、
日本語、昔の人々の姿が男女ともに奥ゆかしいと、つくづく思いました。
(前回書いたブログのふたりは歴史小説を読むと、奥ゆかしさの魅力ということに
気がつくかもしれない。But、もう手遅れ・・・)
今、新聞小説を毎日、読んでいる。
「黄金夜界」 作者:橋本治
現代を舞台にして『金色夜叉』のリメイクをしてみないか」と言われて、
興奮しない物書きはいるでしょうか。貫一、お宮の物語である尾崎紅葉の
「金色夜叉」は大通俗で、遠い昔の忘れ去られた物語のように思われかねませんが、
私にとってはとても現代的なものを暗示する興味深い作品です。
登場人物の名は、明治の作品のまま、
金に翻弄される貫一、お宮のメロドラマに挑みます。
貫一と美也。ふたりとも物語の主人公なので、美男美女。挿絵も素敵。
貫一と美也は結婚を約束していたけれど、美也は二十歳でIT長者と結婚してしまった。
金色夜叉の話は知らないのですが、貫一がお宮を足蹴にしている銅像は知っている。
まだ、途中なのでこれからどうなるのか分からないけれど、現在、貫一が気の毒すぎる。
もう、キッパリと諦めればいいのにって思うけれど、それでは物語が終わってしまう。
美也は、お宮のように、お金に目が眩んだのでしょうか。
IT長者って、あまり好きになれない。← これってステレオタイプかもしれない。
図書館に予約していた林真理子さんの「我らがパラダイス」を読み始めた。
高齢化社会の親の介護問題を面白おかしく書いてあります。
普段、読まない人に限って、師走に本を読むってオカシイかも!?
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韓ドラ「太陽の末裔」は、前半のクライマックスか・・・
ヒロインの運転していた車が崖から、今にも落ちそうになってしまった。
ヒーローが助けに来てくれて、車ごと海に落ちてしまった。そうする他、なかった。
ふつう助からないと思うけれど、そこまでしなくてもと思ってしまった!?
年賀状を書く気がなかなか起きない