徳永英明のNHK・SONGS を見たら、No.1 は、「雪の華」でした~♪ 私も大好きです。
八ッ場(やんば)ダム@群馬県長野原町の本体工事が22日までに、始まった。
構想の浮上から63年を経て、大きな節目を迎えた。2019年度の完成をめざす。
国は1952年、利根川支流の吾妻川の氾濫防止や、首都圏への生活用水供給などを
目的に八ッ場ダム建設を計画、調査に着手した。
総事業費は国内のダム建設で最大の約4600億円を見込み、
一部を利根川流域の茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京の6都県が負担する。
計画発表後、地元住民による反対運動が続き、長野原町が建設受け入れに向け、
水没予定地の住民の生活再建案に合意するまでに33年間を要した。
2009年には民主党政権が建設中止を表明したが、その後、中止方針を撤回するなど、
紆余曲折があった。
民主党政権の時、マイ・ブログで何回か、八ッ場ダムのことを書いた。とても歯がゆかった。
2009年の秋だったと思うけれど、民主党政権になって、前原国交大臣が、
八ッ場ダムの視察に行ったのをTVで見た。川原に立っている姿も覚えている。
そして、中止を発表した。
(前原さんのことは、なんとも思っていなかったけれど、この一件で、こういう人なのねって、最悪。
地元住民の苦労など、分からない人なんだと~。
あんな、こんなで、結局、民主党は国民から、見切りをつけられたけれど・・・)
民主党の公約の「コンクリートから人へ」、を実現したかったのか、なんだか知らないけれど・・・
無駄な公共事業をしないということなのでしょう。民主党政権は、八ッ場ダムを無駄と判断したのでしょうね。
ただ、2,3年前に決まったことならともかく、半世紀以上も経っていることを、国交大臣の鶴の一声で中止とは
合意まで、33年。なのになぜ、30年近く、遅々として進まなかったのでしょうか。
普通なら、とっくに出来ている。「サグラダ・ファミリア」ではないし・・・
その間は自民党政権だった。八ッ場ダムのことは、ほとんど知らなかったので、これは謎
前原さんが視察した時は、もの凄く高い所にある陸橋は出来ていた。そこからの眺めは素晴らしいと思う。
そして、長野原町の人々の生活をTVで何回も見たので、彼らの話はTVや新聞で知った。
お嫁に来てから半世紀以上、国に翻弄されつづけたと言っていたお年寄りもいた。
もう、新生活に向けて計画を立てていたのに、途方に暮れていた姿を覚えている。
やっと、出来上がるので、彼らもほっとしていることと思います。
その後、国交大臣(民主党)が変り、また、推進。当事者達の苦悩は察するに余りあります。
こちらも(うちからも、比較的近い)「再開発予定地域」がありますが、30年は経っていないけれど、青写真は、できています。
経済状況がより良くなればGO~のようです。
本当はどうすればいいのかわかりませんが、お嫁に来て
半世紀も振り回されるって、あんまりです。
私の市でも、「再開発予定地域」がありますが、30年くらいたってもまだ「予定」のままです。