『ブラッシュアップライフ』
日本テレビ。バカリズムの脚本。
不思議な日常を描くタイムリープ・ヒューマンコメディ。
- 近藤麻美(こんどう あさみ) 〈33歳〉
- 安藤サクラ
- 地元の北熊谷市役所に勤務する女性。実家で両親と妹との4人暮らし。
- 交通事故で亡くなってしまうが、死後の世界の受付係:バカリズム の案内で、
- 来世はオオアリクイと告げられる。人間に生まれ変わるため、
- 記憶をそのままに赤ちゃんの頃に戻り、徳を積めば人間に生まれ変われるということで、
- 人生をゼロからやり直す。
- 2周目の人生では大学の薬学部に進学し、就職先が薬局に変化する。
- 2周目の人生で徳を積むも、来世はインド太平洋のニジョウサバに
- 生まれ変わると告げられ、33周目の人生やり直しに踏み込む。
新聞のテレビ評に、このドラマが面白いと書いてあった。
見逃していたのでTVer で見た。冬のドラマの中で一番面白いかなと思った。
安藤サクラがとても普通な感じで、親友の夏帆、木南晴夏たちも普通な感じで上手。
麻美:サクラ が交通事故で若くして死んでしまう。
来世で人間に生れることは至難の業!! 麻美が特に悪行をしたわけでもないのに
アリクイではね~。 2度目の人生では姿は幼稚園生でも大人と同じで生きている。
幼稚園の先生と友だちのお父さんの不倫を止めて善行を積む。
そして、2度目でも同じ年齢で交通事故で死ぬ。今度は鯖に生まれ変わるって!?
アリクイよりは良いけれど、もう一度、やり直すことにした。
これがくり返されるのか!?
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私の市では、市民大学講座というのが春、秋と2度の募集がある。
コロナ禍のころは中止になっていたと思う。数年前にも何回か受講したことがあった。
昨秋の講座に申し込んだ。3月までに週に1度か、2週間に1度で8回前後ある。
「映画を10倍楽しむ」を1月から受講している。講師は新聞社の芸術部のような部署で
仕事をされていた方です。映画がメイン?
毎回、楽しい話が聞けます。
黒澤明監督に1回だけインタビューしたことがあった。その前日は興奮で
眠ることができなかったと話されていました。
受講者はほとんど高齢者です。退職しても何かを学ぶことは良いことと思う。
このクラスは男性が多い。映画ファンは男性が多いのか?
今週のテーマは名せりふ 初級編でした。
名作映画の中から10個を選んである。有名な映画が多いので皆、どこかで
聞いたり、読んだりしたことがあるようなものもある。
映画でもドラマでも、好きなせりふをメモしておくと楽しいと言われた。
先生は書きためてあるそうです。良いせりふってありますが、みな忘れてしまう。
メモするといいでしょうね。
「荒野の決闘」: My Darling Clementine
ジョン・フォード監督。ヘンリー・フォンダ主演。1946年作。
西部劇の傑作として名高い。
ラスト・シーンのせりふがすごいと興奮気味に話されていた。
どんなせりふかと、私も気になった。
この映画はBSプレミアム等で放送されているので見ているけれど、
それ程、真剣に見ていない。スクリーンで見るのとはやはり違う。
和田誠の本にも、このせりふが好きだと書いてあったそうです。
この本ではないけれど、和田誠の本を持っています。とても楽しい。
その場面を映して皆で見た。
決闘が終わりクレメンタインと別れる時、
「私はクレメンタインという名前がとても好きです」
ワイアット・アープは「あなたが好きです」とは言えなかった。
言いたいけれど・・・
そのシーンを見て泣きそうになった・・・
あまり表情が豊かというわけでもないのに
気持ちが伝わってくるような演技だと感じています。
秋ドラマでがっかりが多くて冬ドラマはほとんど見ていません。
映画の名セリフっていいですね。
言われれば「それそれ!」って思いそう。
黒木華もゲスト出演していましたが、彼女も上手!!
名台詞はグッとくるのもありますね^^
脚本は練りに練って書かられていますよね。