皆さんよくご存じのフウセンカズラです。
近くを散歩していましたら、通りのお宅のフェンスに
絡みついていました。
このお宅のフェンスには毎年、フウセンカズラが
白い花をつけ、やがて、薄緑色の風船のような実が
たくさんついてきます。
先日、可愛い実がついているのを見ましたので、
早速に写真に収めさせていただきました。
だいぶ前のことですが、お花の好きなブロガーさんが、
フウセンカズラの種はハートのような顔をしていて
可愛いですよと、ご自身のブログで紹介されて
いました。
実際には見たことがありませんでしたので、
いつか見たいと思っていました。
いつもリハビリで一緒になる仲間の人に、その話を
したところ、家の庭にたくさんありますよとのこと。
すぐに持ってきてくれました。
これはまず薄緑色の実です。冒頭の写真と同じです。
さきほどの薄緑色の実をそのままにしておくと、だんだん
茶色くなってくるんだそうです。
”ふうせん”が茶色くなると、熟したサインです。
これがその熟したフウセンカズラの実です。
ちなみに、実が薄緑色の時は、種も緑色らしいです。
”ふうせん”を開くと、中に黒い種が三つ入っていました。
大きさは、5ミリくらい。丸い球です。
どの”ふうせん”も、種は三つだそうです。
この種をぐるっと見てみると、これです、これです。
ハート形の可愛い”顔”がでてきました。
種が成熟する過程でこうなるらしいですが、不思議です。
種は春、温かくなってきた頃に蒔くのだそうですが、
どんどんのびて、増えますよとのこと。
見かけとは違って、生命力旺盛なんですね。
自然は、実に面白いですね。