歩けることの喜び ～新座市・平林寺の紅葉～

私がお世話になっている施設でのリハビリの合間には、通所している方々
の間で、いろんな話がでます。
女性の皆さん方からの、お料理、お菓子、お花などなどの話には、“そうなん
ですか”と、それこそ勉強になります。

紅葉など四季折々の名所も話題になりますが、歩きがかつてのようにはいかず、
なかなか外出できない方もいらっしゃいます。

たとえ杖を使ってでも、歩けるということは本当に幸せなことなんですね。

先日、紅葉を見に行ったばかりでしたが、まだきれいなのではと思い、首都圏
でも紅葉の名所に数えられる、新座市の「平林寺」に行ってみることにしました。
平林寺は、臨済宗妙心寺派の修行道場です。











寺の境内は、大勢の人で溢れていました。例によってスマホでの撮影会が
あちらこちらで見られます。









紅葉の色合いが少し薄らいでいるような感じがしました。
おもわず口にすると、たまたま隣り合わせた方から、「この近く住んでるんですが、
今年は１０日前ぐらいが一番の見頃でしたね。でも、去年より今年のほうがきれい
ですよ。」とー。

でも、あちらこちら写真に撮ってみると、やはり見事の一言につきます。









小説「金色夜叉」を書いた「尾崎紅葉」の名前には、紅葉とのつながりが
あるのではと、以前から思っていました。

調べてみると、本当につながりがあったんです。
東京都港区のＨＰを見ると、「紅葉」という名前の由来は、生地の港区芝にある「紅葉山」からとったものなんだそうです。

東京タワーの近くに「紅葉山」があるようですので、いつかまた東京タワーに
行く機会がありましたら、確かめてみようと思います。

何はともあれ紅葉はきれいです。リハビリの皆さんにお見せしたら、喜んでもらえるかもしれません。