都営大江戸線の清澄白河駅の東側に、江東区の「深川江戸資料館」があります。駅からゆっくり歩いて5・6分でしょうか。
ちなみに、大江戸線の西側には「清澄庭園」があります。
江戸時代の建物や資料と言えば、両国駅の「江戸東京博物館」が有名ですが、こちらの資料館は江戸時代末期の深川の街並みを再現したものとか。江戸博物館に較べればこじんまりしていますが、当時の深川の庶民の暮らしを身近に感じることができ、江戸はこんな町だったのかと興味深いものがあります。
再現された八百屋、米屋、長屋、船宿などを見て廻っていると、住んでいた深川の町民が「何かようかい!」と、今にも飛び出してきそうな雰囲気です。戦後間もなくの昭和の記憶がある私には、何かしらほっとしたものがあります。
館内の企画展示コーナーでは、「時代小説と深川」展が開かれていました。有名な作家の方々の中に、私の大好きな北原亞以子さんや宇江佐真理さんの時代小説も展示・解説されていました。
私が北原さんや宇江佐さんなどの時代小説が好きなのは、捕り物の立ち回りや斬ったはったではなく、描かれている庶民の生き様に共感を覚えるからです。親のこと、夫や妻のこと、子どものこと・・・。喜び、悩み、哀しみ、幸せなど人間模様は今と全くかわりません。日常の暮らしがあります。いつしか登場人物に自分を見ているような気がしてきます。
昔の自分には戻れませんが、登場人物には応援できます。頑張ってね、ささやかでいいから幸せになってね。私も年を取ったようです。
ちなみに、大江戸線の西側には「清澄庭園」があります。
江戸時代の建物や資料と言えば、両国駅の「江戸東京博物館」が有名ですが、こちらの資料館は江戸時代末期の深川の街並みを再現したものとか。江戸博物館に較べればこじんまりしていますが、当時の深川の庶民の暮らしを身近に感じることができ、江戸はこんな町だったのかと興味深いものがあります。
再現された八百屋、米屋、長屋、船宿などを見て廻っていると、住んでいた深川の町民が「何かようかい!」と、今にも飛び出してきそうな雰囲気です。戦後間もなくの昭和の記憶がある私には、何かしらほっとしたものがあります。
館内の企画展示コーナーでは、「時代小説と深川」展が開かれていました。有名な作家の方々の中に、私の大好きな北原亞以子さんや宇江佐真理さんの時代小説も展示・解説されていました。
私が北原さんや宇江佐さんなどの時代小説が好きなのは、捕り物の立ち回りや斬ったはったではなく、描かれている庶民の生き様に共感を覚えるからです。親のこと、夫や妻のこと、子どものこと・・・。喜び、悩み、哀しみ、幸せなど人間模様は今と全くかわりません。日常の暮らしがあります。いつしか登場人物に自分を見ているような気がしてきます。
昔の自分には戻れませんが、登場人物には応援できます。頑張ってね、ささやかでいいから幸せになってね。私も年を取ったようです。
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