アサガオというと、子どもの頃、小学校の夏休みの宿題として、
観察日記があったような気がします。
きちんと栽培して、絵日記にしたかどうか覚えていませんが、
ふるさとが思い出され、なつかしくなります。
これはどこにでも咲いているヒルガオです。
ところで、私たちが育てるアサガオは、分類からすると、
「ヒルガオ科サツマイモ属」に入ります。
アサガオ・ヒルガオ・ヨルガオなどつる性の同種の花
をくくる分類名が、ヒルガオ科。
なぜ全体が「ヒルガオ」科という名称なのか、
ちょっと興味をそそられます。
学名は「Convolvulaceae」だそうですが、果たして
どういう意味でしょうか。
(※ユウガオはウリ科で、ヒルガオ科ではありません。)
アサガオは、奈良時代に中国から渡来したと言われ、
当初は薬用植物だったようです。
一方、ヒルガオのほうは当時、すでに日本に自生していた
ようです。
アサガオは、江戸時代になって様々な改良種がつくられ、
広まったようです。いわば園芸種ですね。
そうしたことと関係があるんでしょうか。
専門的には、よくわかりません。
もう一つ、おやっと思ったのが「サツマイモ属」ということです。
つまりアサガオは、サツマイモの仲間ということです。
苗を見たことがないんですが、サツマイモもつる性ですね。
サツマイモが、日本に入ってきたのは江戸時代。
中国から琉球をへて薩摩ということでしたね。
サツマイモの原産地は「熱帯アメリカ」といわれます。
それも紀元前あたりは栽培されていたらしいですから驚きです。
ヒルガオ科の花・植物は、もとをたどっていけば熱帯アメリカに
たどりつくのかもしれません。
アサガオの中でも、ひときわ目立つのがオーシャンブルーの
琉球朝顔(ノアサガオ)。沖縄に生息するアサガオです。
よく伸びて強いところから、グリーンカーテンとしても
人気のアサガオなんだそうです。花も大きいです。
上の2枚の写真は、だいぶ以前に撮ったもので、
通りのお宅に植えられ、「カーテン」になっていたものです。
今も青々としています。
ヒマに飽かせて、折り紙でアサガオを折ってみました。
葉っぱ、つぼみ、花。
パーツがやっと完成しましたので、全体を組み合わせてみました。
あたりはそろそろ秋の気配です。
ぎりぎりで、夏休みの宿題を完成させた気分です(笑)。
ブログにコメントをありがとうございます。
折り紙は、時には、リナビリ施設の飾り付け用に、
使ってもらうことがあります。
ちょっとした励みになっています。
折り紙をきれいに作られるんですね。
近くの家の庭でもアサガオを見かけます。
ヒマワリとアサガオが夏の象徴ですね。