6日には、東京消防庁の出初式が行われていました。
この出初式とは別に、都内の区や市でも消防団の出初式が
行われています。
出初式というのは、消防団の「仕事始め」のようです。
今年は東村山市消防団の出初式を見に行ってきました。
出初式というと、9年前に亡くなった弟を思い出します。
弟は消防団に入っていました。
兄弟や親戚の集まりがあると、いざ出動となった時には、
すぐに分団の消防車で駆け付けるんだと、興奮気味に話して
いたことを今でもよく覚えています。
生きていれば、今頃分団長になっていたかもしれません。
東村山市の出初式は、東村山駅の東口の広場で行われました。
志村けんさんの銅像があるほうです。
ずらりと、分団の消防車やホースカー(正式にはなんというか
わかりません)が整列しています。
式が始まると、団長挨拶や市長さんなどの祝辞があり、続いて
各団の団員や消防車の行進です。
功労者などの表彰のあとは、東京消防庁音楽隊の演奏、そして
消防庁カラーガーズ隊の演技。
いよいよお待ちかねの「一斉放水」です。
出初式のハイライトです。
数台の消防車が配置につき、団員が所定の位置に。
ファンファーレがなったところで、放水開始の合図。
ハシゴ車の先頭に括りつけられたくす玉めがけて、放水。
さあたくさん撮るぞと身構えましたら、くす玉があっと
いう間に割れてしまい、即放水終了。
もう少し、勇ましいところを見せてくれてもいいじゃないの
と思いましたが、ひょっとして、夜の路面凍結を避けようと
したのかもしれませんね。
ところで、男の子は消防車がホントに好きみたいですね。
私の隣で、お母さんに連れられてきた3歳くらいの男の子が
一生懸命、消防車を見つめていました。
その子の背中の小さなリュックには、ミニカーの
消防車がいくつも入ってました。
実際の消防車と見較べたかったのでしょうか。
そのうち、リュックからミニカーを取り出して、
足元に並べ始めました。
お母さんが困って、「なくすから片付けて」、
と言い聞かせていました。
男の子が大きくなったとき、お母さんは、
「こんなことがあったのよ」と、きっと思い出を
語ってあげるのだろうと思います。
子どもたちの健やかな成長を願わずにはおれません。
2022年になってから、火事のニュースが多くなったように思います。
注意しなければなりませんね。
東京では、上野動物園や都立庭園が今日から
閉園になったようで、また心配です。
今後、音楽や芸術関係の文化施設はどうなる
のでしょうか。
こんなときに、火災のニュースをみると
本当に気の毒になります。
明るい毎日であってほしいです。