一週間前、東京で満開が伝えられた時、私も桜を撮りにいきました。
練馬高野台駅近くを流れる石神井川の桜です。
これまでたくさんのブロガーさんが、素敵な写真と思いをつづった
文章で春を象徴する桜を紹介しています。
感心しているうちに、東京では、もう桜が散り始めています。
慌ててアップしました。
川を覆い隠すような桜。
美しさが引き立つ桜ならではの光景ですね。
いつも思うのですが、なぜこうも桜は私たちを魅了するのか。
桜の様子を表す言葉は実にいろいろです。
感動するがゆえに言葉が湧いて出るのかもしれませんね。
「桜雲(おううん)」:たくさんの桜が咲いてまるで
雲のように見えます、という意味です。
私の撮った写真ではそうはいきませんが、土手沿いに延々と
続く桜の光景は、たなびく雲といったところでしょうか。
私が写真を撮りに行ったときは、お天気は曇り。
「花曇り」です。気温も低く「花冷え」の一日でした。
「花曇り・花冷え」も、実に味わいがある言葉です。
確かに桜は、青空が広がり、温かな陽気だと映えますが、
曇りや冷え込む中での桜を、先人は素敵な言葉で表して
してくれているんですね。
満開が続く間に小雨も降りました。
「桜雨(さくらあめ)」。「花の雨」ともいうようです。
風情を感じさせる言葉ですね。
小雨の中でも、花はしっかりと咲いていたようです。
残念ながら雨と桜の写真は撮れませんでしたがー。
最近は、各地で桜のライトアップも盛んです。
上の写真は昨年3月に撮った大國魂神社の枝垂れ桜です。
ところで桜には、「花明かり」という素敵な言葉があるんですね。
満開の桜が、あたりの闇をほの明るく感じさせるという
意味のようです。風流の世界ですね。
私が写真で表現するのは到底無理ですがー。
桜の時期は、多くの花が開花する時期でもありますね。
モクレン、ヤマブキ、ユキヤナギ、レンギョウ。
桜とのコラボ写真にトライしてみました。
桜とともに、それぞれが、春の息吹を伝えている
ことを改めて感じます。
今日あたりは、「花吹雪」となって石神井川に降り注いだ
花びらは、「花筏」となっているのではないかと思います。
咲くもよし、散るもよし。
今の時期は、皆誰もが桜に浮かれているようです。
でも散った後の花筏はもう一度興奮材料になってくれますね。
影を落とした木に散った桜は満開を想像させてもくれますね。
桜のトンネルのお写真に写っているあの方はどんな思いで歩いているのでしょう。
私もこんな所を歩いてみたい。
コメントありがとうございます。
桜は季節の変わり目に咲きだし、満開に
なったかと思った途端、雪が舞うかの
ように一斉に散っていきます。
やはり、その風情、はかない様子に心が
ひかれるんでしょうか。
桜の咲く中を歩くとき、何かしら思うことが
ありますね。確かに癒されるものを感じます。
桜は、春の神さまの贈り物なのかも。
ちょっと大げさです(笑)。
こちらは、まだ、これからという葉所もあります。
青空の桜もいいですが、霞のような桜もまた
風情を感じます。
私の近くでは、今日の雨でだいぶ散ったと
思いますが、地域によってはこれからの
ところもあるようですし、特に有名な弘前城
など東北の桜は、4月後半ですね。
「割引」が利用できるようになるといいのですが。