中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

雑記・雑感

2009-11-05 09:08:16 | 身辺雑記
ニュース
 八丈島近海で転覆した8人乗り組みの漁船から、3人が救出された。90時間も船内の1室に閉じ込められていた奇跡的な生還だ。NHKのニュースでも連日報じていたし、救出された後は、どうして生存することができたのかを分析していた。今夜の7時のニュースではわざわざ実物大の船室(居住区)の模型をスタジオ内に作って、ニュースキャスターがその中に入って解説していた。大きな出来事があるたびにNHKのニュースでは模型や模式図を作って解説するが、短時間によく作るものだと感心することがある。しかし、今回の船室の実物大模型などはわざわざ作るほどのことはあったのか。図で示すだけで十分だと思う。僅か1、2分の放映のためにつまらぬ労力を使うものだ、これはお遊びのようなものではないか。資金の潤沢なNHKならではのことだろう。(10/30)


76歳
 落語の三遊亭円楽師が肺癌のため亡くなった。享年76歳。正統的古典落語の第一人者だった。先日は、女優の南田洋子さんがくも膜下出血で死去。76歳。偶然だが76歳の人の訃報が続いた。76歳は今の私の年齢だから、他人事では思えないような気持ちになってしまう。先日電話してきた妹は「76歳はまだ若いよ」と言ってくれたが、人からは声が若いとか顔のつやがよくて張りがあると言われても、やはり76歳はそれなりの年齢だ。それでも厚生労働省の統計によると2008年度の日本人男性の平均寿命は79.29歳、75歳まで生存する割合は男性が71.2%だそうだから、血圧も血糖値、コレステロール値などの諸数値は正常だし、持病も無いので、まだ頑張れるか。(10/31)


非道
 東京の49歳の会社員が、朝の通勤電車内で高校1年生の15歳の少女に痴漢行為をしたうえ、新宿駅に降りた少女の腹部を殴って「ちょっと来い」と脅し、腕をつかんで改札を出て約200メートル離れた公衆トイレに連れ込んで性的暴行をしたとして逮捕された。容疑者は「欲望が抑えられなかった」と供述しているという。新宿駅には多くの乗降客がいたが少女は怯えて助けを求めることができなかったようだ。白昼堂々と何と言う悪辣な奴だろう。けだものにも劣ると言うと獣には悪いくらいの極悪非道な行為だ。少女が受けた身体的、精神的な傷の大きさは計り知れない。このような犯罪者には可能な限りの厳罰を与えるべきだ。日本の刑法では女性への性的犯罪に対する罰は軽いと批判されることがあるようだ。私はこのような病的な輩には、欧米の一部で検討されたり提案されているという、去勢という付加刑があってもよいと思っている。(10/31)


生き目次
 数日前からあることを調べたいのだが、それがどの本に載っていたかが思い出せない。あれこれ当たってみたが結局見つからなかった。私は記憶力がそれほどよいほうではないから、いろいろなことを記憶しているわけではないが、若い頃から、調べたい事がどこに載っているかはかなり覚えていた。それで息子達に質問されると「○○を見ればいいだろう」と答えることがよくあった。あるとき学生だった次男が「お父さんは生き字引ではなくて生き目次だね」と笑った。褒められているのか、冷やかされているのかよく分からなかったが、おもしろい表現だと思った。その生き目次も最近は古くなってほころびが出てきているようだ。(11/1)