このところ中国北部は大雪で建物の倒壊などの被害も出ていうようだ。西安でも近年には珍しい雪続きだったようで、旅行社に勤めている袁毅は、事務室の空調が効かなくなりパソコンを扱うにも指が動きにくく、とても寒いとこぼしていた。
謝俊麗の家は床暖房で熱力会社から熱湯が送られてくる。会社から住宅までは途中に加熱する設備があるそうだ。寒くなったので給湯が始まるというその日になっても送られてこない。原因は会社と農民のトラブルだったということだ。おそらく土地をめぐるトラブルで、会社は農民の土地を取得したが、補償が不十分だったのだろう、怒った農民達が会社に押しかけたようだ。中国でよくあることで、巧言を弄して農民から土地の所有権を移譲させ、補償金は非常に少ないか、うやむやにしたりする。このようなことがダムなどの公共施設の建設のときにもよく問題になるようで、農民が泣かされることが少なくないようだ。
俊麗の家の暖房の問題も、会社の説明ではいつ解決するかわからないということだったらしく、毎日寒かったようで、まだ1歳を過ぎたばかりの息子の撓撓(ナオナオ)は、たくさん着せられてまん丸になっているよと俊麗は言った。
トラブル発生から1週間ほどたった一昨日、やっと送湯されてきたようだ。農民達が納得するように解決したのだろうか。
謝俊麗の家は床暖房で熱力会社から熱湯が送られてくる。会社から住宅までは途中に加熱する設備があるそうだ。寒くなったので給湯が始まるというその日になっても送られてこない。原因は会社と農民のトラブルだったということだ。おそらく土地をめぐるトラブルで、会社は農民の土地を取得したが、補償が不十分だったのだろう、怒った農民達が会社に押しかけたようだ。中国でよくあることで、巧言を弄して農民から土地の所有権を移譲させ、補償金は非常に少ないか、うやむやにしたりする。このようなことがダムなどの公共施設の建設のときにもよく問題になるようで、農民が泣かされることが少なくないようだ。
俊麗の家の暖房の問題も、会社の説明ではいつ解決するかわからないということだったらしく、毎日寒かったようで、まだ1歳を過ぎたばかりの息子の撓撓(ナオナオ)は、たくさん着せられてまん丸になっているよと俊麗は言った。
トラブル発生から1週間ほどたった一昨日、やっと送湯されてきたようだ。農民達が納得するように解決したのだろうか。