先月のことだが、呆れるような記事を見た。慶応大学の1年生の男子学生9人と女子学生1名が公然わいせつ容疑で書類送検されたという記事だった。
彼らは広告学研究会のサークル仲間で、「夏の思い出になる映像を残そう」と、9月20日の午前4時ごろ、紙パンツだけをはき、穴を開けて陰部を露出させた状態で、大学近くの商店街から東急東横線日吉駅に向かって疾走した。しかし、「それでは面白くない」と、無人の日吉駅ホームに侵入し、全裸になって駅構内やホームを走り回り、改札前に並んで記念撮影した。撮影したのは女子学生で、サークルの打ち上げ会で上映することにしていたという。男子学生うち5人が酒を飲んでいたようだ。この行為を通行人が目撃して110番したので捕まった。
まったく何をか言わんやという話で、慶応大学と言えば私学の名門中の名門で、それなりの内容を持った学生がいるものと思っていたが、知的さの片鱗もなく「痴」的と言うほかはない。学生達は「ばかなことをしてしまった」と言っていたそうだが、バカもバカ、度し難いバカ者達だ。「夏の思い出になる映像を残す」ということがこのように自分達の恥をさらけ出すような行為とは、かつて西安の西北大学の文化祭で下品な演技をして中国人学生の怒りを招き、街頭デモにまで発展した日本人留学生の行為を思い出す。こういうのを「豆腐脳」と言うのだろう。
もちろん男子学生達の露出行為も論外だが、それを撮影したという女子学生の神経にも呆れる。男達の卑猥な姿を撮影することに抵抗を感じなかったのか。恥ずかしいとは思わなかったのか。そのような話が出た時に、止めるようにと言ったり、撮影係になることを断らなかったのか。最近の若い女性の性についての感覚はこんなものなのか。つくづく考えさせられてしまった。
彼らは未成年で、少年法の保護を受けているから、氏名が公表されることはない。学内ではサークル名から分かるだろうが、大学の各学部はどのような処置をしたのか。おそらくは厳しく叱るということくらいで済ませたのだろう。大学は「各方面にご迷惑をお掛けして申し訳ない」と言っているようだが、別に各方面に特にご迷惑をおかけしたわけでない。多くは呆れたり、不愉快になったくらいだろう。大学は言ったのかどうかは分からないが、「言語道断な行為で、まことにお恥ずかしい」と言うべきではなかったか。
彼らは広告学研究会のサークル仲間で、「夏の思い出になる映像を残そう」と、9月20日の午前4時ごろ、紙パンツだけをはき、穴を開けて陰部を露出させた状態で、大学近くの商店街から東急東横線日吉駅に向かって疾走した。しかし、「それでは面白くない」と、無人の日吉駅ホームに侵入し、全裸になって駅構内やホームを走り回り、改札前に並んで記念撮影した。撮影したのは女子学生で、サークルの打ち上げ会で上映することにしていたという。男子学生うち5人が酒を飲んでいたようだ。この行為を通行人が目撃して110番したので捕まった。
まったく何をか言わんやという話で、慶応大学と言えば私学の名門中の名門で、それなりの内容を持った学生がいるものと思っていたが、知的さの片鱗もなく「痴」的と言うほかはない。学生達は「ばかなことをしてしまった」と言っていたそうだが、バカもバカ、度し難いバカ者達だ。「夏の思い出になる映像を残す」ということがこのように自分達の恥をさらけ出すような行為とは、かつて西安の西北大学の文化祭で下品な演技をして中国人学生の怒りを招き、街頭デモにまで発展した日本人留学生の行為を思い出す。こういうのを「豆腐脳」と言うのだろう。
もちろん男子学生達の露出行為も論外だが、それを撮影したという女子学生の神経にも呆れる。男達の卑猥な姿を撮影することに抵抗を感じなかったのか。恥ずかしいとは思わなかったのか。そのような話が出た時に、止めるようにと言ったり、撮影係になることを断らなかったのか。最近の若い女性の性についての感覚はこんなものなのか。つくづく考えさせられてしまった。
彼らは未成年で、少年法の保護を受けているから、氏名が公表されることはない。学内ではサークル名から分かるだろうが、大学の各学部はどのような処置をしたのか。おそらくは厳しく叱るということくらいで済ませたのだろう。大学は「各方面にご迷惑をお掛けして申し訳ない」と言っているようだが、別に各方面に特にご迷惑をおかけしたわけでない。多くは呆れたり、不愉快になったくらいだろう。大学は言ったのかどうかは分からないが、「言語道断な行為で、まことにお恥ずかしい」と言うべきではなかったか。