中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

サギソウ

2010-08-17 09:39:22 | 身辺雑記
 先日、滋賀県草津市の水生植物公園に行った時にサギソウ(鷺草)の小鉢を2つ買った。買ったときから小さい固い蕾をつけていたが、毎日水をやっていると花が咲き出した。



 サギソウはその名前の通り、花は鷺が飛翔しているような形をしていて、とても優雅で上品だ。見れば見るほど鷺そっくりで、なぜこのような形の花に進化したのだろうと、自然の造形の巧みさに感心するのだが、あまたある花の中でもこれには一番心惹かれる。






 
 サギソウは野生の蘭の一種で、ラン科ミズトンボ属に分類されていて、本州、四国、九州の日当たりの良い湿原に生え7~8月に花が咲く。山野草として愛好されるので盗掘が多く産地では激減していると言う。私が買ったのも盗掘品の子孫が培養されたものかも知れない。



 サギソウの前にも近所で買ったウチョウランとセッコクも花が咲いた。両方とも園芸品らしい。フウランも買っているがまだ咲いていない。

 ウチョウラン



セッコク



 ラン類の花は寿命が長いので咲くとしばらく楽しめる。